二級建築士 H29 構造 過去問・解説
問1 図のような断面において、図心の座標(x0,y0)の値として、正しいものは、次のう
図のような断面において、図心の座標(x0,y0)の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、x0=Sy/A、y0=Sx/Aであり、Sx、SyはそれぞれX軸、Y軸まわりの断面一次モーメント、Aは全断面積を示すものとする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:4
選択肢1:不適当:断面の図心座標の算定に誤差がある。
選択肢2:不適当:数値関係が対称条件に合わない。
選択肢3:不適当:式の適用方向が逆。
選択肢4:適当(正解):図心位置の算定が正しい。
選択肢5:不適当:符号関係に誤りがある。
問2 図のような等分布荷重を受ける単純梁に断面100mm×200mmの部材を用いた場合
図のような等分布荷重を受ける単純梁に断面100mm×200mmの部材を用いた場合、A点に生じる最大曲げ応力度として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、部材の断面は一様とし、自重は無視するものとする。

- 6N/mm2
- 9N/mm2
- 12N/mm2
- 18N/mm2
- 36N/mm2
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正解:4
選択肢1:不適当:算出値が小さすぎる。
選択肢2:不適当:応力度が荷重条件に対して不足。
選択肢3:不適当:断面係数考慮が誤り。
選択肢4:適当(正解):計算結果として正しい。
選択肢5:不適当:過大である。
問3 図のような荷重を受ける単純梁において、A点の曲げモーメントMAの大きさと、A-B
図のような荷重を受ける単純梁において、A点の曲げモーメントMAの大きさと、A-B間のせん断力QABの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:3
選択肢1:不適当:モーメントの符号が逆。
選択肢2:不適当:釣合式が成立しない。
選択肢3:適当(正解):モーメントとせん断力が正しく対応。
選択肢4:不適当:反力条件に誤り。
選択肢5:不適当:釣合わない値関係。
問4 図のような外力を受ける3ヒンジラーメンにおいて、支点A、Bに生じる水平反力HA、
図のような外力を受ける3ヒンジラーメンにおいて、支点A、Bに生じる水平反力HA、HBの値と、C-D間のせん断力QCDの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、水平反力の方向は、左向きを「+」とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:5
選択肢1:不適当:水平反力の方向が逆。
選択肢2:不適当:せん断力の符号が異なる。
選択肢3:不適当:外力釣合式が不成立。
選択肢4:不適当:反力バランスに誤差あり。
選択肢5:適当(正解):釣合式を満たす正解。
問5 図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材A、B、Cに生じる軸方向力の組合せ
図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材A、B、Cに生じる軸方向力の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「-」とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:3
選択肢1:不適当:軸力方向が逆。
選択肢2:不適当:大きさの関係が誤り。
選択肢3:適当(正解):引張・圧縮の関係が正しい。
選択肢4:不適当:釣合を満たさない。
選択肢5:不適当:部材応力が不合理。
問6 図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの座屈長さをそれぞれlA
図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの座屈長さをそれぞれlA、lB、lCとしたとき、それらの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。

- lA>lC>lB
- lA=lC>lB
- lB>lA=lC
- lB>lC>lA
- lC>lB>lA
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正解:4
選択肢1:不適当:境界条件を誤解。
選択肢2:不適当:等号関係が誤り。
選択肢3:不適当:大小関係が逆。
選択肢4:適当(正解):lA>lC>lBが正しい。
選択肢5:不適当:順序が不合理。
問7 構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 床の単位面積当たりの積載荷重は、一般に、「百貨店又は店舗の売場」より「教室」のほうが小さい。
- 屋根面における積雪量が不均等となるおそれのある場合においては、その影響を考慮して積雪荷重を計算する。
- 屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が45度を超える場合においては、零とすることができる。
- 風圧力を計算する場合において、閉鎖型及び開放型の建築物の風力係数は、原則として、建築物の外圧係数から内圧係数を減じた数値とする。
- 風圧力を計算する場合の速度圧は、その地方において定められた風速の2乗に比例する。
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正解:3
選択肢1:適当:積載荷重の大小関係は正しい。
選択肢2:適当:不均等積雪考慮は正しい。
選択肢3:不適当(正解):勾配45°超で「零」とするのは誤り。
選択肢4:適当:風力係数の扱いは妥当。
選択肢5:適当:速度圧は風速の2乗に比例。
問8 構造計算における設計用地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造計算における設計用地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 建築物の地上部分の地震力は、多雪区域に指定された区域外においては、建築物の各部分の高さに応じて、当該高さの部分が支える固定荷重と積載荷重との和に、当該高さにおける地震層せん断力係数Ciを乗じて計算する。
- 建築物の地上部分の各階における地震層せん断力係数Ciは、一般に、上階になるほど大きくなる。
- 地盤が著しく軟弱な区域として指定された区域内における木造の建築物の標準せん断力係数Coは、原則として、0.2以上とする。
- 振動特性係数Rtは、一般に、建築物の設計用一次固有周期が長くなるほど小さくなる。
- 地震地域係数Zは、過去の震害の程度及び地震活動の状況などに応じて、各地域ごとに1.0から0.7までの範囲内において定められている。
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正解:3
選択肢1:適当:Ciの定義は正しい。
選択肢2:適当:上階ほどCiが大きい傾向は正しい。
選択肢3:不適当(正解):標準せん断力係数の記述が誤り。
選択肢4:適当:Rtの説明は正しい。
選択肢5:適当:Zの範囲説明は正しい。
問9 地盤及び基礎構造に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次の
地盤及び基礎構造に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- ボイリングー砂中を上向きに流れる水流圧力によって、砂粒がかきまわされ湧き上がる現象
- 圧密ー砂質土が、荷重の作用によって、長い時間をかけて排水しながら体積を減少させる現象
- 液状化ー水で飽和した砂質土等が、振動・衝撃等による間隙水圧の上昇によって、せん断抵抗を失う現象
- 負の摩擦力ー軟弱地盤等において、周囲の地盤が沈下することによって、杭の周面に下向きに作用する摩擦力
- 直接基礎ー基礎スラブからの荷重を直接地盤に伝える形式の基礎
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正解:2
選択肢1:適当:ボイリングの説明は正しい。
選択肢2:不適当(正解):圧密は粘性土に生じる現象。
選択肢3:適当:液状化の説明は正しい。
選択肢4:適当:負の摩擦力は正しい。
選択肢5:適当:直接基礎の説明は正しい。
問10 木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちど
木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- 飛び梁ー寄棟などの小屋組において、隅木を受ける母屋の出隅交差部を支える小屋束を立てるために、軒桁と小屋梁の間に架け渡す横架材
- 面戸板ー垂木と垂木の間において、野地板と軒桁との間にできる隙間をふさぐために用いる板材
- 真束ー小屋組(洋小屋)において、中央で棟木、合掌を受ける部材又は陸梁を吊る部材
- 方立ー柱と横架材の交点の入隅部分において、柱と横架材を斜めに結んで隅を固める部材
- ぞうきんずりー床の間の地板と三方の壁とが接する部分に用いる細い部材
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正解:4
選択肢1:適当:飛び梁の説明は正しい。
選択肢2:適当:面戸板の用途は正しい。
選択肢3:適当:真束の定義は正しい。
選択肢4:不適当(正解):方立の説明が誤り。
選択肢5:適当:ぞうきんずりの用途は正しい。
問11 木造軸組工法による平家建ての建築物(屋根は日本瓦葺きとする。)において、図に示す
木造軸組工法による平家建ての建築物(屋根は日本瓦葺きとする。)において、図に示す平面の耐力壁(図中の太線)の配置計画として、最も不適当なものは、次のうちどれか。ただし、全ての耐力壁の倍率は1とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:4
選択肢1:適当:配置バランスは良い。
選択肢2:適当:配置方向の整合あり。
選択肢3:適当:耐力分布に問題なし。
選択肢4:不適当(正解):偏心が大きく不安定。
選択肢5:適当:直交方向配置も良好。
問12 木質構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木質構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 土台継手の下木の端部に、アンカーボルトを設置した。
- 軒桁と小屋梁の仕口を、羽子板ボルトで緊結した。
- ドリフトピン接合において、施工時の木材の含水率が20%以上であったので、接合部の許容せん断耐力を低減した。
- 圧縮力を負担する筋かいに、厚さ3cm、幅9cmの木材を使用した。
- 水平力が作用した場合に生じる柱の浮き上がり軸力は、柱の位置に応じて、水平力時の柱軸力を低減して算定した。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):土台継手下にアンカーボルトは不適切。
選択肢2:適当:羽子板ボルト接合は正しい。
選択肢3:適当:含水率20%以上は低減必要。
選択肢4:適当:筋かい材寸法は妥当。
選択肢5:適当:浮き上がり算定も妥当。
問13 壁式鉄筋コンクリート造2階建ての住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど
壁式鉄筋コンクリート造2階建ての住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造ではないものとする。
- 2階にバルコニーを計画したので、1階の地震力に対する壁量算定用床面積は、1階の外周の耐力壁の中心線で囲まれる面積に、当該バルコニーの床面積の1/2を加えたものとした。
- 各階の階高を3mとしたので、耐力壁の厚さを12cmとした。
- 2階の壁梁のあばら筋比を、0.2%とした。
- 構造耐力上主要な部分のコンクリートの設計基準強度を、18N/mm2とした。
- 耐力壁の実長を、45cm以上、かつ、同一の実長を有する部分の高さの30%以上とした。
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正解:2
選択肢1:適当:バルコニー1/2加算は正しい。
選択肢2:不適当(正解):厚さ12cmは不足。
選択肢3:適当:あばら筋比0.2%は正しい。
選択肢4:適当:Fc18N/mm²は妥当。
選択肢5:適当:実長条件は正しい。
問14 鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 部材の曲げモーメントに対する断面算定においては、一般に、コンクリートの引張応力度を無視する。
- 開口のある壁部材の許容せん断力は、壁部材に所定の開口補強がされている場合、開口のない壁部材の許容せん断力に、開口の幅、高さ及び見付面積に応じて定まる低減率を乗じて算定する。
- 梁とスラブを一体に打ち込む場合、梁の剛性については、一般に、梁のスパン長さ等に応じたスラブの有効幅を考慮したT形梁として計算する。
- 柱梁接合部における帯筋比は、一般に、0.2%以上とする。
- 柱の帯筋の間隔は、一般に、柱の上下端付近より中央部を密にする。
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正解:5
選択肢1:適当:引張応力度を無視するのは正しい。
選択肢2:適当:開口補強の低減率考慮も正しい。
選択肢3:適当:T形梁の扱いは正しい。
選択肢4:適当:帯筋比0.2%以上で妥当。
選択肢5:不適当(正解):帯筋は中央より端部を密にする。
問15 鉄筋コンクリート構造において、図-1のような大梁及び図-2のような柱における主筋
鉄筋コンクリート構造において、図-1のような大梁及び図-2のような柱における主筋の重ね継手の位置ア~キの組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。なお、図中の〇印は、継手の中心位置を示す。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:4
選択肢1:不適当:位置が応力集中部。
選択肢2:不適当:引張応力部で不利。
選択肢3:不適当:継手長さが不足。
選択肢4:適当(正解):応力小部で妥当。
選択肢5:不適当:位置条件が不適。
問16 鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 長期に作用する荷重に対する梁材のたわみは、通常の場合ではスパンの1/300以下とし、片持ち梁の場合ではスパンの1/250以下とする。
- H形断面を有する梁が、強軸まわりに曲げを受ける場合、梁の細長比が大きいほど許容曲げ応力度が小さくなる。
- 根巻形式の柱脚においては、一般に、柱下部の根巻き鉄筋コンクリートの高さは、柱せいの1.5倍以上とする。
- 形鋼の許容応力度設計において、板要素の幅厚比が制限値を超える場合は、制限値を超える部分を無効とした断面で検討する。
- 許容応力度設計において、ガセットプレートのように、細長い長方形断面のみでせん断力を負担する場合には、平均せん断応力度の1.5倍が許容せん断応力度以下であることを確かめる。
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正解:3
選択肢1:適当:たわみ制限は妥当。
選択肢2:適当:細長比と応力度の関係は正しい。
選択肢3:不適当(正解):根巻高さ1.5倍以上は過大。
選択肢4:適当:幅厚比の扱いは正しい。
選択肢5:適当:せん断応力度検証も正しい。
問17 鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 高力ボルト摩擦接合部の許容応力度は、締め付けられる鋼材間の摩擦力と高力ボルトのせん断力との和として応力が伝達されるものとして計算する。
- 高力ボルト摩擦接合において、両面とも摩擦面としての処理を行ったフィラープレートは、接合する母材の鋼種にかかわらず、400N/mm2級の鋼材でよい。
- 一つの継手に高力ボルト摩擦接合と溶接接合とを併用する場合において、高力ボルト摩擦接合が溶接接合より先に施工されるときは、高力ボルト摩擦接合部と溶接継目に応力を分担させることができる。
- 構造計算に用いる隅肉溶接の溶接部の有効のど厚は、一般に、隅肉サイズの0.7倍である。
- 応力を伝達する隅肉溶接の有効長さは、一般に、隅肉サイズの10倍以上で、かつ、40mm以上とする。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):摩擦接合は摩擦力のみ伝達。
選択肢2:適当:フィラープレート材質400N級で妥当。
選択肢3:適当:応力分担の説明も正しい。
選択肢4:適当:のど厚0.7倍は正しい。
選択肢5:適当:有効長さ条件も妥当。
問18 建築物の構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨造の建築物において、筋かいによって地震力に抵抗する計画とした場合、耐震計算ルート2では、筋かいの水平力分担率の値に応じて、地震時応力を割り増す必要がある。
- 木造建築物において、同じ構面内の同種の筋かいは、一般に、傾きの方向が同じ向きとなるように配置する。
- 鉄筋コンクリート造の建築物において、柱と腰壁との間に耐震スリットを設けることは、柱の脆ぜい性破壊の防止に有効である。
- スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)は、載荷したロッドを回転して地盤に貫入する簡便な地盤調査方法であり、手動式の場合、適用深度は10m程度である。
- 建築物の外壁から突出する部分の長さが2mを超える片持ちのバルコニーを設ける場合、当該部分の鉛直震度に基づき計算した地震力に対して安全であることを確かめる必要がある。
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正解:2
選択肢1:適当:筋かい分担率の考慮は正しい。
選択肢2:不適当(正解):筋かいは対向配置が原則。
選択肢3:適当:耐震スリットの効果は正しい。
選択肢4:適当:SWS試験の概要は正しい。
選択肢5:適当:バルコニー耐震確認も妥当。
問19 建築物の耐震設計等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の耐震設計等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 建築物の剛性率は、計算しようとする方向について、各階の層間変形角を建築物全体の層間変形角の平均値で除した値である。
- 建築物の偏心率は、計算しようとする方向について、各階の偏心距離を当該階の弾力半径で除した値である。
- 建築物の耐震性は、一般に、強度と靱性によって評価されるが、靱性が乏しい場合には、強度を十分に高くする必要がある。
- 建築物の耐震設計は、まれに発生する地震(中程度の地震)に対して損傷による性能の低下を生じないことを確かめる一次設計と、極めてまれに発生する地震(最大級の地震)に対して崩壊・倒壊等しないことを確かめる二次設計から構成される。
- 杭基礎において、根入れの深さが2m以上の場合、基礎スラブ底面における地震による水平力を低減することができる。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):剛性率の定義が誤り。
選択肢2:適当:偏心率の定義は正しい。
選択肢3:適当:靱性・強度の関係は正しい。
選択肢4:適当:一次・二次設計の考え方は正しい。
選択肢5:適当:杭基礎の低減効果も妥当。
問20 建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なもの
建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 木材を大気中で十分に乾燥させ、木材中の結合水と大気中の湿度が平衡に達した状態を、繊維飽和点という。
- 木材の乾燥収縮率は、年輪の接線方向より繊維方向のほうが小さい。
- 心材は、辺材よりもシロアリの食害を受けにくい。
- 構造用集成材や合板は、繊維方向、積層方向等によって強度性能上の異方性を有している。
- 日本工業規格(JIS)において、繊維板は、密度・用途・製法によってインシュレーションボード、MDF及びハードボードに分類される。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):繊維飽和点は乾燥完了状態ではない。
選択肢2:適当:収縮率方向差は正しい。
選択肢3:適当:心材はシロアリに強い。
選択肢4:適当:異方性の説明は正しい。
選択肢5:適当:繊維板分類も正しい。
問21 コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- コンクリートの養生期間中の温度が高いほど、一般に、初期材齢の強度発現は妨げられるが、長期材齢の強度増進は大きくなる。
- 単位水量が大きくブリーディングが多いコンクリートは、一般に、コンクリートの打込み後、数時間の間に、水平鉄筋に沿った沈みひび割れを誘発することがある。
- 高炉セメントB種を用いたコンクリートは、圧縮強度が同程度の普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートに比べて、長期の湿潤養生期間が必要となる。
- クリープは、一定の外力が継続して作用したときに、時間の経過とともにひ・ず・み・が増大する現象である。
- コールドジョイントを防止するためには、先に打ち込まれたコンクリートの凝結が始まる前に、次のコンクリートを打ち重ねる必要がある。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):高温養生は初期強度↑・長期↓。
選択肢2:適当:ブリーディングによる沈下ひび割れは正しい。
選択肢3:適当:高炉B種は長期養生を要す。
選択肢4:適当:クリープ説明は正しい。
選択肢5:適当:打重ね時期の説明は正しい。
問22 コンクリートの一般的な性質等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの一般的な性質等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 圧縮強度は、水セメント比が小さいものほど高い。
- ヤング係数は、圧縮強度が高いものほど大きい。
- 中性化速度は、圧縮強度が高いものほど小さい。
- 線膨張係数は、常温時には、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。
- 長期許容圧縮応力度は、設計基準強度に2/3を乗じた値である。
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正解:5
選択肢1:適当:水セメント比小で強度↑。
選択肢2:適当:ヤング係数↑は正しい。
選択肢3:適当:中性化速度↓は正しい。
選択肢4:適当:線膨張係数は鉄筋と近似。
選択肢5:不適当(正解):長期許容応力度2/3は誤り。
問23 建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ
建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鋼材は、炭素含有量が多くなると、硬質になり、引張強さが大きくなる。
- 鋼材の降伏点は、温度が300~400°C程度で最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。
- 建築構造用耐火鋼(FR鋼)は、一般の鋼材よりも高温時の強度を向上させ、600°Cにおける降伏点が常温規格値の2/3以上あることを保証した鋼材である。
- 鋼材は、通常、伸びと絞りを伴って破断(延性破壊)するが、低温状態や鋼材に切欠きがある場合に衝撃力がかかると脆性破壊しやすくなる。
- 鋼を熱間圧延して製造するときに生じる黒い錆(黒皮)は、鋼の表面に被膜を形成するので防食効果がある。
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正解:2
選択肢1:適当:炭素量↑で強度↑。
選択肢2:不適当(正解):降伏点は300〜400℃で最大とはならない。
選択肢3:適当:FR鋼の特性は正しい。
選択肢4:適当:脆性破壊の条件も正しい。
選択肢5:適当:黒皮の防食性は正しい。
問24 ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- Low-E複層ガラスは、2枚の板ガラスの片方の中空層側表面に低放射の特殊金属膜をコーティングしたガラスであり、日射制御機能と高い断熱性を有する。
- 線入り板ガラスは、板ガラスの中に金属線を封入したガラスであり、割れても破片が落ちにくいので、防火戸に用いるガラスとして使用される。
- 合わせガラスは、2枚の板ガラスを透明で強靱な中間膜で張り合わせたガラスであり、割れても破片の飛散を防ぐことができる。
- 強化ガラスは、フロート板ガラスの3~5倍の強度を有する加工ガラスであり、割れても破片が鋭角状にならない。
- 型板ガラスは、ガラスの片側表面に型模様を付けたガラスであり、光を拡散し、視線を遮ることができるので、住宅の窓ガラスなどに使用される。
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正解:2
選択肢1:適当:Low-Eの説明は正しい。
選択肢2:不適当(正解):線入りガラスは防火ではなく飛散防止。
選択肢3:適当:合わせガラスは正しい。
選択肢4:適当:強化ガラスの特徴は正しい。
選択肢5:適当:型板ガラスの用途は正しい。
問25 建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- せっこうボードは、火災時にはせっこうに含まれる結晶水が分解されるまで、温度上昇を防ぐので、優れた防火性を有している。
- 窯業系サイディングは、セメント質原料及び繊維質原料を成形したものであり、外装材として用いられる。
- ALCは、原料を発泡させて高温高圧蒸気養生した材料であり、1mm程度の独立気泡を多く含むので、優れた耐火性・断熱性を有している。
- ガラス繊維混入セメント板(GRCパネル)は、セメント系材料にガラス繊維を混入したものであり、曲げ強度が高く薄肉化が可能なので、内外装パネルとして用いられる。
- 木片セメント板は、細長く削り出した木毛とセメントを混合し加圧成型したものであり、加工性が良いので、天井の下地材に用いられる。
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正解:5
選択肢1:適当:せっこうボードの防火性は正しい。
選択肢2:適当:窯業サイディングの構成は正しい。
選択肢3:適当:ALCの特徴は正しい。
選択肢4:適当:GRCパネルの特性は正しい。
選択肢5:不適当(正解):木片セメント板は天井下地より吸音板用途。

