二級建築士 R4 構造 過去問・解説
問1 図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次
図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次のうちどれか。(単位はcmとする。)

- 499.5cm4
- 607.5cm4
- 642.0cm4
- 715.5cm4
- 750.0cm4
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正解:1
選択肢1:適当(正解):断面条件に基づき算出された値が499.5cm⁴で正しい。
選択肢2:不適当:607.5cm⁴は形状係数を誤って適用。
選択肢3:不適当:642.0cm⁴は中立軸の位置を誤算。
選択肢4:不適当:715.5cm⁴は断面積過大による誤値。
選択肢5:不適当:750.0cm⁴は断面高さを誤認。
問2 図のような荷重を受ける断面100mm×200mmの部材を用いた場合、その部材に生
図のような荷重を受ける断面100mm×200mmの部材を用いた場合、その部材に生じる最大曲げ応力度として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、部材の自重は無視するものとする。

- 12N/mm2
- 24N/mm2
- 32N/mm2
- 48N/mm2
- 60N/mm2
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正解:2
選択肢1:不適当:12N/mm²は設計モーメントに対して小さすぎる。
選択肢2:適当(正解):24N/mm²が算定結果として正しい。
選択肢3:不適当:32N/mm²は応力過大。
選択肢4:不適当:48N/mm²は許容応力度を超える。
選択肢5:不適当:60N/mm²は現実的な部材ではない。
問3 図のような荷重を受ける梁のA点における曲げモーメントの大きさとして、正しいものは
図のような荷重を受ける梁のA点における曲げモーメントの大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。

- 3.0kN・m
- 6.0kN・m
- 8.5kN・m
- 12.0kN・m
- 16.0kN・m
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正解:2
選択肢1:不適当:3.0kN・mは小さすぎる。
選択肢2:適当(正解):6.0kN・mが静定梁の釣合い計算結果と一致。
選択肢3:不適当:8.5kN・mは過大。
選択肢4:不適当:12.0kN・mは支持反力を誤算。
選択肢5:不適当:16.0kN・mは全長分布荷重を誤考慮。
問4 図のような外力を受ける3ヒンジラーメンにおいて、支点A、Eに生じる鉛直反力VA、
図のような外力を受ける3ヒンジラーメンにおいて、支点A、Eに生じる鉛直反力VA、VEと水平反力HA、HEの値、B―C間でせん断力が0になる点のB点からの距離xの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、鉛直反力の方向は上向きを[+]、下向きを[-]とし、水平反力の方向は右向きを[+]、左向きを[-]とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:3
選択肢1:不適当:反力の符号が誤り。
選択肢2:不適当:せん断力ゼロ点位置が合わない。
選択肢3:適当(正解):静定条件を満たし、B-C間のせん断力が0となる位置が正しい。
選択肢4:不適当:支点条件の水平反力が誤り。
選択肢5:不適当:モーメント釣合いが取れない。
問5 図のような外力を受ける静定トラスにおいて、支点Bに生じる鉛直反力VBと部材AB、
図のような外力を受ける静定トラスにおいて、支点Bに生じる鉛直反力VBと部材AB、CDにそれぞれ生じる軸方向力NAB、NCDの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、鉛直反力の方向は上向きを[+]、下向きを[-]とし、軸方向力は引張力を[+]、圧縮力を[-]とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:1
選択肢1:適当(正解):節点法による解としてVB、NAB、NCDの符号・大きさが一致。
選択肢2:不適当:反力方向が逆。
選択肢3:不適当:NABを圧縮で誤判断。
選択肢4:不適当:NCDの算定符号が逆。
選択肢5:不適当:反力と軸力の釣合いが取れない。
問6 図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの弾性座屈荷重をそれぞれ
図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの弾性座屈荷重をそれぞれPA、PB、PCとしたとき、それらの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、全ての柱の材質及び断面形状は同じものとする。

- PA>PB>PC
- PA>PC>PB
- PB>PC>PA
- PC>PA>PB
- PC>PB>PA
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正解:5
選択肢1:不適当:PA>PB>PCは実際と逆。
選択肢2:不適当:PA>PC>PBは不自然。
選択肢3:不適当:PB>PC>PAは座屈長を誤る。
選択肢4:不適当:PC>PA>PBは一部順序誤り。
選択肢5:適当(正解):PC>PB>PAで、支点条件から座屈長が最短となる順序。
問7 構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 暴風時における建築物の転倒や柱の引抜き等を検討する際に、建築物の実況に応じて積載荷重を低減した数値によるものとした。
- 多雪区域において、長期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重として、短期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重の0.35倍の数値とした。
- 許容応力度等計算において、地盤が著しく軟弱な区域として指定された区域内における木造の建築物の標準せん断力係数Coを、0.3として地震力を算定した。
- 建築物の地下部分の各部分に作用する地震力として、当該部分の固定荷重と積載荷重との和に水平震度kを乗じて計算した。
- 地下水位以深に位置する地下外壁面に対して、土圧だけでなく、水圧も考慮した。
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正解:2
選択肢1:適当:暴風時の転倒や柱の引抜き検討では、使用状況に応じて積載荷重を低減して扱うことがあり、設計上の合理的な取り扱いとして認められる。
選択肢2:不適当(正解):長期荷重に短期積雪荷重の0.35倍を用いるのは誤り。
選択肢3:適当:Co=0.3は軟弱地盤で妥当。
選択肢4:適当:地震力算定に水平震度kを乗ずるのは正しい。
選択肢5:適当:地下水位以深では水圧考慮が必要。
問8 構造計算における風圧力と最も関係のないものは、次のうちどれか。
構造計算における風圧力と最も関係のないものは、次のうちどれか。
- 建築物の高さ
- 建築物の屋根面の勾配
- 建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無
- 建設地の地盤周期
- 建設地から海岸線までの距離
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正解:4
選択肢1:適当:高さは風圧係数に関係。
選択肢2:適当:屋根勾配も影響する。
選択肢3:適当:開口の有無も重要。
選択肢4:不適当(正解):地盤周期は風圧と関係がない。
選択肢5:適当:海岸からの距離は風速に関係。
問10 木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちど
木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- 地貫ー床板の下端などを受けるために、柱の根元近くに入れる貫
- 根太掛けー柱の横や土台の側面に取り付けて、根太の端部を受ける横材
- 雨押えー外壁と開口部の上枠、下屋と外壁の立上りの取り合いなどに取り付ける雨水の浸入を防ぐための板
- 額縁ー窓や出入口の枠と壁との境目を隠すために取り付ける材
- 面戸板ー垂木の振れ止めと軒先の瓦の納まりを目的とする垂木の先端に取り付ける幅広の部材
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正解:5
選択肢1:適当:地貫は床板下支持用。
選択肢2:適当:根太掛けは根太端部受け。
選択肢3:適当:雨押えは雨水侵入防止。
選択肢4:適当:額縁は枠と壁の取り合い化粧。
選択肢5:不適当(正解):面戸板は振れ止めではなく軒先仕上げ用部材。
問11 枠組壁工法による2階建ての住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
枠組壁工法による2階建ての住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 土台と基礎とを緊結するに当たり、呼び径が13mm、長さ400mmのアンカーボルトを用いた。
- アンカーボルトは、隅角部付近及び土台の継手付近を避け、その間隔を2.5mとした。
- 床版を構成する床根太相互及び床根太と側根太との間隔を450mmとした。
- 床版を構成する床根太の支点間距離を7mとした。
- 壁倍率が1の耐力壁1m当たりの許容せん断耐力を1.96kNとした。
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正解:2
選択肢1:適当:アンカー長さ400mmは妥当。
選択肢2:不適当(正解):間隔2.5mは広すぎ。告示は約2.7m以内+端部必要。
選択肢3:適当:床根太間隔450mmは標準。
選択肢4:適当:7mスパンは耐力上問題なし。
選択肢5:適当:壁倍率1で1.96kNは適値。
問12 木造2階建ての住宅において、地震力に対する構造耐力上必要な耐力壁の有効長さ(必要
木造2階建ての住宅において、地震力に対する構造耐力上必要な耐力壁の有効長さ(必要壁量)を計算する場合、各階の床面積に乗ずる数値の大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、地盤は著しく軟弱な区域として指定されていないものとする。

- ア>イ>ウ>エ
- ア>イ>エ>ウ
- ア>ウ>イ>エ
- ウ>ア>イ>エ
- ウ>ア>エ>イ
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正解:3
選択肢1:不適当:ア>イ>ウ>エは誤。
選択肢2:不適当:ア>イ>エ>ウも違う。
選択肢3:適当(正解):ア>ウ>イ>エが正しい。
選択肢4:不適当:ウ>ア>イ>エは逆。
選択肢5:不適当:ウ>ア>エ>イは不自然。
問13 壁式鉄筋コンクリート造2階建ての住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど
壁式鉄筋コンクリート造2階建ての住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 構造耐力上主要な部分のコンクリートの設計基準強度を、18N/mm2とした。
- 各階の階高を、3.5mとした。
- 耐力壁の厚さを、15cmとした。
- 壁梁のせいを、45cmとした。
- 壁梁の主筋の径を、10mmとした。
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正解:5
選択肢1:適当:設計強度18N/mm²は妥当。
選択肢2:適当:階高3.5mも一般値。
選択肢3:適当:厚さ15cmは標準。
選択肢4:適当:壁梁せい45cmは適切。
選択肢5:不適当(正解):主筋径10mmは細すぎて強度不足。
問14 鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 溶接した閉鎖形帯筋を、柱の主筋を包含するように配置したり、副帯筋を使用したりすることは、柱の靱性の確保に有効である。
- 梁の圧縮鉄筋は、長期荷重によるクリープたわみの抑制や地震時における靱性の確保に有効である。
- 壁板の厚さは、原則として、120mm以上、かつ、壁板の内法高さの1/30以上とする。
- 部材の曲げモーメントに対する断面算定においては、一般に、コンクリートの引張応力度を考慮する。
- 普通コンクリートを用いた片持ちスラブの厚さは、建築物の使用上の支障が起こらないことを計算によって確かめた場合を除き、片持ちスラブの出の長さの1/10を超える値とする。
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正解:4
選択肢1:適当:閉鎖形帯筋で靭性確保。
選択肢2:適当:圧縮鉄筋はクリープ抑制に有効。
選択肢3:適当:壁厚120mm以上は規定どおり。
選択肢4:不適当(正解):曲げ算定にコンクリート引張応力度を考慮しない。
選択肢5:適当:片持ちスラブ厚はL/10超。
問15 鉄筋コンクリート構造における配筋等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ
鉄筋コンクリート構造における配筋等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 梁のせん断補強筋比は、0.2%以上とする。
- 柱の帯筋の末端部は、135度以上に折り曲げて定着させるか、又は相互に溶接する。
- 内柱において、梁降伏先行型の柱梁接合部に大梁主筋を通し配筋として定着する場合、大梁主筋の付着応力度の検討は不要である。
- 鉄筋の径(呼び名の数値)の差が7mmを超える場合には、原則として、ガス圧接継手を設けてはならない。
- D35以上の異形鉄筋の継手には、原則として、重ね継手を用いない。
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正解:3
選択肢1:適当:せん断補強筋比0.2%以上。
選択肢2:適当:帯筋末端135°定着。
選択肢3:不適当(正解):通し配筋でも付着応力度の検討は必要。
選択肢4:適当:径差7mm超は圧接不可。
選択肢5:適当:D35以上は重ね継手不可。
問16 鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- H形断面を有する梁が強軸まわりに曲げを受ける場合、梁の細長比が大きいほど許容曲げ応力度は大きくなる。
- 柱の根巻き形式柱脚において、一般に、根巻き部分の鉄筋コンクリートの主筋は4本以上とし、その頂部をかぎ状に折り曲げたものとする。
- 横移動が拘束されているラーメンの柱材の座屈長さは、精算を行わない場合は節点間距離にすることができる。
- トラスの弦材においては、一般に、構面内の座屈に関する座屈長さを、精算を行わない場合は節点間距離とすることができる。
- 鉄骨造の建築物の筋かいの保有耐力接合においては、軸部の全断面が降伏するまで、接合部が破断しないことを計算によって確認する。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):細長比が大きいと許容応力度は小さくなる。
選択肢2:適当:根巻き柱脚主筋4本以上が原則。
選択肢3:適当:座屈長=節点間距離可。
選択肢4:適当:弦材座屈長も節点間距離可。
選択肢5:適当:筋かい接合は全断面降伏確認要。
問17 鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 一つの継手に普通ボルトと溶接とを併用する場合は、ボルトには初期すべりがあるので、全応力を溶接で負担する必要がある。
- 溶接接合において、隅肉溶接のサイズは、一般に、薄いほうの母材厚さ以下の値とする。
- 高力ボルトの接合において、ボルト孔の中心間の距離は、ねじの呼び径の2.5倍以上とする。
- 構造計算に用いる隅肉溶接の溶接部の有効のど厚は、一般に、隅肉サイズの0.7倍とする。
- 柱の継手の接合用ボルト、高力ボルト及び溶接は、原則として、継手部の存在応力を十分に伝え、かつ、部材の各応力に対する許容耐力の1/3を超える耐力とする。
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正解:5
選択肢1:適当:ボルト併用はすべりを考慮する。
選択肢2:適当:隅肉サイズは薄い母材厚以下。
選択肢3:適当:ボルト中心間距離2.5d以上。
選択肢4:適当:有効のど厚は0.7倍。
選択肢5:不適当(正解):許容耐力1/3超の設定は誤り。
問18 建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 極めて稀に生じる地震動に対して、建築物が倒壊しないようにすることは、耐震設計の目標の一つである。
- 建築物の耐震性は、一般に、強度と靱性によって評価されるが、靱性が乏しい場合には、強度を十分に高くする必要がある。
- 偏心率は、各階の重心と剛心との距離(偏心距離)を当該階の弾力半径で除した値であり、その値が大きいほど、その階において特定の部材に損傷が集中する危険性が高いことを示している。
- 鉄筋コンクリート造のスラブなどにより床の一体性の確保が図られた剛床仮定のもとでは、建築物の各層の地震力は、一般に、柱や耐震壁などの水平剛性に比例して負担される。
- 建築物の固有周期は、構造物としての質量が同じであれば、水平剛性が低いほど短くなる。
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正解:5
選択肢1:適当:極稀地震で倒壊防止。
選択肢2:適当:靭性が小さい場合は強度確保必要。
選択肢3:適当:偏心率大で損傷集中しやすい。
選択肢4:適当:剛床仮定では剛性比例分担。
選択肢5:不適当(正解):剛性が低いと固有周期は長くなる(記述逆)。
問19 建築物の構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄筋コンクリート造の建築物の小梁付き床スラブは、小梁の過大なたわみ及び大梁に沿った床スラブの過大なひび割れを防止するため、小梁に十分な曲げ剛性を確保した。
- 木造の建築物について、床組や小屋梁組のたわみを減少させるために、火打材を用いて補強した。
- 稼動するクレーンを支持する鉄骨造の梁は、繰返し応力を受けるので、高サイクル疲労の検討を行った。
- 床面に用いる鉄骨鉄筋コンクリート造の梁について、梁のせいを梁の有効長さで除した数値が1/12以下であったので、過大な変形や振動による使用上の支障が起こらないことを計算によって確認した。
- 周囲の壁との間に間を設けない特定天井に該当する天井面について、天井面の許容耐力、天井面を設ける階に応じた水平震度、天井面構成部材などの単位面積重量を用いて、天井面の長さの検討を行った。
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正解:2
選択肢1:適当:小梁剛性確保はひび割れ防止に有効。
選択肢2:不適当(正解):火打材はたわみ抑制ではなく水平ブレース。
選択肢3:適当:クレーン梁は疲労検討要。
選択肢4:適当:梁のh/L≤1/12確認は妥当。
選択肢5:適当:特定天井の検討内容は適正。
問20 建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 木材の乾燥収縮率は、繊維方向より年輪の接線方向のほうが大きい。
- 含水率が繊維飽和点以下の木材において、膨張・収縮は、ほぼ含水率に比例する。
- 木材の強度は、一般に、含水率の減少に伴い増大し、繊維飽和点を下回るとほぼ一定となる。
- 木材の基準強度の大小関係は、一般に、曲げ>引張り>せん断である。
- 単板積層材(LVL)は、一般に、単板の繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着したものである。
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正解:3
選択肢1:適当:接線方向の収縮率が最大。
選択肢2:適当:含水率と寸法変化は比例。
選択肢3:不適当(正解):強度は含水率減で増大を続け、一定にはならない。
選択肢4:適当:強度関係は曲げ>引張>せん断。
選択肢5:適当:LVLは平行積層材。
問21 コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- コンクリートのヤング係数は、一般に、圧縮強度が高いものほど大きい。
- アルカリ骨材反応によるコンクリートのひび割れは、骨材中の成分がセメントペースト中に含まれるアルカリ分と反応し、骨材が膨張することによって生じる。
- 水セメント比が小さいコンクリートほど、中性化速度は遅くなる。
- コンクリートの線膨張係数は、常温時において、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。
- コンクリートの耐久設計基準強度は、計画供用期間の級が「標準」の場合より「長期」の場合のほうが小さい。
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正解:5
選択肢1:適当:圧縮強度高いほどヤング係数大。
選択肢2:適当:ASRはアルカリ反応で膨張。
選択肢3:適当:水セメント比小で中性化遅い。
選択肢4:適当:線膨張係数は鉄筋と近似。
選択肢5:不適当(正解):「長期」区分の設計強度は標準より大きい。
問22 断面積が7,850mm2のコンクリートの円柱供試体(圧縮強度試験用供試体)に荷重
断面積が7,850mm2のコンクリートの円柱供試体(圧縮強度試験用供試体)に荷重を加えて圧縮強度試験を行ったところ、282.6kNで最大荷重に達したのち荷重は減少し、251.2kNで急激に耐力が低下した。このコンクリートの圧縮強度として、正しいものは、次のうちどれか。
- 24.0N/mm2
- 28.0N/mm2
- 32.0N/mm2
- 36.0N/mm2
- 40.0N/mm2
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正解:4
選択肢1:不適当:24N/mm²は小さい。
選択肢2:不適当:28N/mm²も低い。
選択肢3:不適当:32N/mm²は未満。
選択肢4:適当(正解):282.6kN÷7850mm²=36N/mm²。
選択肢5:不適当:40N/mm²は過大。
問23 鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 軟鋼は、炭素含有量が多くなると硬質になり、引張強さが大きくなる。
- 鋼材は、一般に、炭素含有量が多くなると、溶接性が低下する。
- 鋼を製造するときに生じる黒錆(黒皮)は、鋼の表面に被膜を形成するので、一定の防食効果がある。
- 異形棒鋼SD345の引張強さの下限値は、345N/mm2である。
- 建築構造用ステンレス鋼材(SUS304A材等)は、一般構造用圧延鋼材(SS400材等)の炭素鋼に比べて、耐食性に優れている。
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正解:4
選択肢1:適当:炭素増で硬く強くなる。
選択肢2:適当:炭素増で溶接性低下。
選択肢3:適当:黒皮は防錆効果。
選択肢4:不適当(正解):SD345は降伏345N/mm²、引張下限は約490N/mm²。
選択肢5:適当:SUS304Aは耐食性良好。
問24 建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 合成樹脂調合ペイントは、耐候性に優れ、木部及び鉄部の塗装に用いられる。
- エポキシ樹脂は、接着性、耐薬品性、耐水性に優れ、コンクリート構造物の補修に用いられる。
- 強化ガラスは、同じ厚さのフロート板ガラスより強度が高く、割れても破片が粒状になるので、安全性が高い。
- しっくいは、消石灰にすさ・のり・砂などを混ぜて水で練ったものであり、水と反応して固まる水硬性の材料である。
- 花こう岩は、圧縮強度が大きく、耐摩耗性も高いので、外装材に用いられる。
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正解:4
選択肢1:適当:合成樹脂ペイントは耐候性良。
選択肢2:適当:エポキシ樹脂は補修材に適す。
選択肢3:適当:強化ガラスは破片が粒状で安全。
選択肢4:不適当(正解):しっくいは気硬性材料で水硬性ではない。
選択肢5:適当:花こう岩は外装に使用可。
問25 建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 押出法ポリスチレンフォームは、耐火性に優れているので、延焼のおそれのある外壁下地に用いられる。
- 砂岩は、耐火性に優れているので、壁の内装仕上げに用いられる。
- 磁器質のタイルは、吸水率が低いので、室内の水廻りの床と壁に用いられる。
- シージングせっこうボードは、防水性に優れているので、台所の壁下地材に用いられる。
- ケヤキは、針葉樹よりも強度があるので、くつずりに用いられる。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):押出PSフォームは可燃で耐火性に乏しい。
選択肢2:適当:砂岩は内装向きで耐火性あり。
選択肢3:適当:磁器質タイルは吸水率低い。
選択肢4:適当:シージング石膏ボードは防水性あり。
選択肢5:適当:ケヤキは強度高くくつずり向き。

