二級建築士 H30 計画 過去問・解説
問1 日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 住吉造りの住吉大社本殿(大阪府)は、奥行のある長方形の平面形状で、四周に回り縁がなく、内部は内陣と外陣に区分されている等の特徴をもった建築物である。
- 霊廟建築の日光東照宮(栃木県)は、本殿と拝殿とを石の間で繋ぐ権現造りの建築物である。
- 神明造りの伊勢神宮内宮正殿(三重県)は、柱が全て掘立て柱で、棟木を直接支える棟持柱が側柱の外側に独立して設けられた建築物である。
- 数寄屋造りの桂離宮(京都府)は、古書院、中書院、新御殿等から構成され、茶室建築の手法を取り入れた建築物である。
- 大仏様(天竺様)の東大寺南大門(奈良県)は、部材が細く、屋根の反りが強い等の特徴をもった建築物である。
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正解:5
選択肢1:適当:住吉造は四周に回り縁をもたず、内陣・外陣に区分される。
選択肢2:適当:日光東照宮は権現造で本殿・拝殿を石の間で接続。
選択肢3:適当:伊勢神宮内宮正殿は神明造で棟持柱をもつ掘立柱。
選択肢4:適当:桂離宮は書院群+茶室手法を取り入れる。
選択肢5:不適当(正解):大仏様は太い部材・直線的意匠が特徴で「部材が細い・屋根の反りが強い」は誤り。
問2 建築物とその特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物とその特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- パルテノン神殿(アテネ)は、ドリス式のオーダーによる周柱式と細部にイオニア式の要素を用いたギリシア建築である。
- ミラノ大聖堂(ミラノ)は、多数の小尖塔のある外観を特徴とした、ロマネスク建築の代表的な建築物である。
- クリスタル・パレス(ロンドン)は、鉄骨、ガラス等の部材の寸法を規格化し、それらを工場でつくるプレファブリケーションの手法を用いて建築された、ロンドン万国博覧会(1851年)の展示館である。
- ファンズワース邸(アメリカ・イリノイ州)は、中央コア部分以外に間仕切壁をもたず、外壁が全てガラスで覆われた住宅である。
- 落水荘(アメリカ・ペンシルヴェニア州)は、2層の床スラブが滝のある渓流の上に張り出し、周囲の自然を眺められるように意図された住宅である。
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正解:2
選択肢1:適当:パルテノンはドリス式周柱式で細部にイオニア式要素。
選択肢2:不適当(正解):ミラノ大聖堂はゴシックの代表。ロマネスクではない。
選択肢3:適当:クリスタル・パレスは規格化部材のプレファブ+1851年博覧会。
選択肢4:適当:ファンズワース邸は外周全面ガラスで内部はほぼワンルーム。
選択肢5:適当:落水荘は床スラブを渓流上に張出す計画。
問3 建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- BOD(生物化学的酸素要求量)は、空気汚染を評価する指標の一つである。
- 残響時間は、音源から発生した音が停止してから、室内の平均音圧レベルが60dB低下するまでの時間をいう。
- PMV(予測平均温冷感申告)は、温度、湿度、気流、放射の四つの温熱要素に加え、人の着衣量と作業量を考慮した温熱環境指標のことである。
- 建築物のLCCO2は、ライフサイクルを通しての二酸化炭素の総排出量を示したものである。
- 対流熱伝達は、壁面などの固体表面とそれに接している空気との間に生じる熱移動現象のことである。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):BODは水質汚濁の指標。空気汚染の指標ではない。
選択肢2:適当:残響時間の定義どおり。
選択肢3:適当:PMVは6要素(温湿流放+着衣・代謝)。
選択肢4:適当:LCCO₂=ライフサイクル全体のCO₂排出量。
選択肢5:適当:対流熱伝達の説明として正しい。
問4 換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 換気回数は、室の1時間当たりの換気量を室容積で除した値である。
- 汚染質が発生している室における必要換気量は、汚染質の発生量が同じ場合、その室の容積の大小によって変化する。
- 第3種機械換気方式は、室内を負圧に保持することにより、周辺諸室への汚染質の流出を防ぐことができるので、便所などに用いられる。
- 温度差換気において、外気温度が室内温度よりも低い場合、中性帯よりも下方から外気が流入する。
- 居室の空気中において、一般に、二酸化炭素の許容濃度は0.1%(1,000ppm)であり、毒性の強い一酸化炭素の許容濃度は0.001%(10ppm)である。
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正解:2
選択肢1:適当:換気回数の定義。
選択肢2:不適当(正解):必要換気量は発生量と許容濃度差で決まり、室容積の大小には依存しない。
選択肢3:適当:第3種は負圧で汚染拡散抑制。
選択肢4:適当:温度差換気で外気温が低いと下方から流入。
選択肢5:適当:CO₂許容1,000ppm、CO許容10ppm。
問6 熱貫流率が1.0W/(m2・K)の壁体について、熱伝導率0.03W/(m・K)の
熱貫流率が1.0W/(m2・K)の壁体について、熱伝導率0.03W/(m・K)の断熱材を用いて熱貫流率を0.4W/(m2・K)とするために、必要となる断熱材の厚さは、次のうちどれか。
- 30mm
- 35mm
- 40mm
- 45mm
- 50mm
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正解:4
選択肢1:不適当:30mmでは不足。
選択肢2:不適当:35mmでは不足。
選択肢3:不適当:40mmでは不足。
選択肢4:適当(正解):45mm(R0=1.0→必要R=2.5、追加R=1.5、t=0.03×1.5=0.045m)。
選択肢5:不適当:50mmは過大。
問7 図は、北緯35度の地点において、水平面に建つ建築物の概略図である。この建築物の平
図は、北緯35度の地点において、水平面に建つ建築物の概略図である。この建築物の平面配置に応じた冬至の日における終日日影の範囲として、最も不適当なものは、次のうちどれか。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:5
選択肢1:適当
選択肢2:適当
選択肢3:適当
選択肢4:適当
選択肢5:不適当(正解)
問8 採光・照明等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
採光・照明等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 反射グレアは、視対象そのものや視対象の方向のショーウィンドウなどに、輝度の高い部分が正反射して生じるグレアである。
- 一つの側窓を有する室内のある点における昼光率は、一般に、窓からの距離が遠くなるほど低くなる。
- 事務室において、細かい視作業を伴う事務作業の作業面に必要な照度は、一般に、1,000lx程度とされている。
- 光の色温度は、その光色の色度に近似する色度の光を放つ黒体の絶対温度で表される。
- 冬期における北向きの側窓によって得られる室内の照度は、一般に、薄曇りの時より晴天時のほうが高い。
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正解:5
選択肢1:適当:反射グレアの説明。
選択肢2:適当:昼光率は窓から遠いほど低下。
選択肢3:適当:細かい視作業で1,000lx程度。
選択肢4:適当:色温度の定義。
選択肢5:不適当(正解):北向き側窓は晴天時より薄曇りのほうが照度が高いことが多い。
問9 音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 同じ音圧レベルの場合、一般に、1,000Hzの純音より125Hzの純音のほうが小さく聞こえる。
- 日本工業規格(JIS)における床衝撃音遮断性能の等級Lrについては、その数値が小さくなるほど床衝撃音の遮断性能が高くなる。
- 音が球面状に一様に広がる点音源の場合、音源からの距離が2倍になると音圧レベルは約3dB低下する。
- 室内騒音レベルの許容値をNC値で示す場合、その数値が小さくなるほど許容される室内騒音レベルは低くなる。
- 室内騒音レベルの許容値は、「音楽ホール」より「住宅の寝室」のほうが高い。
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正解:3
選択肢1:適当:等SPLでも125Hzは1,000Hzより小さく聞こえる。
選択肢2:適当:Lrは小さいほど遮断性能が高い。
選択肢3:不適当(正解):点音源は距離2倍で約6dB低下。
選択肢4:適当:NC値は小さいほど静か。
選択肢5:適当:「音楽ホール」より「住宅寝室」の許容値は低い。
問10 屋外気候に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋外気候に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 大気中の二酸化炭素濃度の上昇は、地球規模の気温上昇を招くとともに、ヒートアイランド現象の主たる原因となる。
- 快晴日における海岸地方の風は、日中は海から陸へ、夜間は陸から海へ吹く傾向がある。
- 快晴日における屋外の絶対湿度は、一般に、1日の中ではあまり変化しないので、相対湿度は気温の高い日中に低く、気温の低い夜間に高くなる。
- 我が国においては、夏至の頃に地表面に入射する日射量が最大になるが、土壌等に熱を蓄える性質があるので、月平均気温が最高になるのは夏至の頃よりも遅くなる。
- 深さ10~100mの地中温度は、一般に、その地域の年平均気温よりわずかに高く、年間を通じて安定している。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):都市ヒートアイランドの主因は人工排熱・表面被覆変化等で、CO₂濃度上昇は主因ではない。
選択肢2:適当:海風・陸風。
選択肢3:適当:絶対湿度は日内変化小→相対湿度の日内逆転。
選択肢4:適当:日射最大と気温最大の時期差。
選択肢5:適当:深地温は年平均気温付近で安定。
問11 住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 収納ユニット(幅2,400mm、奥行600mm)、シングルベッド2台、ナイトテーブル2台及び化粧台がある夫婦の寝室の広さを、内法面積で15m2とした。
- 和室を江戸間(田舎間)とするに当たって、柱と柱の内法寸法を、基準寸法(畳の短辺寸法)の整数倍とした。
- 食器棚(幅1,800mm、奥行450mm)と6人掛けの食卓があるダイニングの広さを、内法面積で13m2とした。
- 電灯の壁付きスイッチの高さを、床面から1,200mmとした。
- 屋内階段における手摺の高さを、踏面の先端の位置から800mmとした。
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正解:2
選択肢1:適当:寝室15m²は妥当。
選択肢2:不適当(正解):江戸間と田舎間は別規格。内法を畳寸の整数倍とするのも不正確。
選択肢3:適当:ダイニング13m²は妥当。
選択肢4:適当:壁スイッチ高さ1,200mmは一般的。
選択肢5:適当:手摺高さ800mmは一般的範囲。
問12 集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- コンバージョンは、既存の事務所ビル等を集合住宅等に用途変更・転用させる手法である。
- ボイド型は、階段・エレベーター等をコアとして設け、コアとつながった共用廊下の中央に吹抜けを配置した形式である。
- テラスハウスは、各住戸が区画された専用の庭をもつ連続住宅であり、各住戸が戸境壁を共有しながらも、庭があることで独立住宅としての要素を有する。
- スケルトンインフィル住宅は、「建築物の躯体や共用設備部分」と「住戸専有部分の内装や設備」とを明確に分けて計画することによって、住戸の更新性や可変性を高めた集合住宅である。
- コモンアクセスは、共用庭と各住戸へのアクセス路とを分離した形式で、動線はアクセス路側が中心となり、共用庭の利用は限られたものになりやすい。
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正解:5
選択肢1:適当:コンバージョンの定義。
選択肢2:適当:ボイド型の説明。
選択肢3:適当:テラスハウスの説明。
選択肢4:適当:SI住宅の考え方。
選択肢5:不適当(正解):コモンアクセスは共用庭中心の動線利用を促す。記述は逆。
問13 事務所ビル、商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
事務所ビル、商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- システム天井は、モデュール割りに基づいて、設備機能を合理的に配置することができるユニット化された天井である。
- ダブルコアプランにおいて、ブロック貸しや小部屋貸しの賃貸方式は、一般に、レンタブル比を高めることができる。
- 事務室の机の配置方式において、特に業務に集中することが必要な場合、一般に、対向式レイアウトよりも並行式レイアウトのほうが適している。
- ビジネスホテルにおいて、客室部門の床面積の合計は、一般に、延べ面積の60~70%程度である。
- 量販店において、売場部分の床面積の合計(売場内の通路を含む。)は、一般に、延べ面積の60~65%程度である。
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正解:2
選択肢1:適当:システム天井の説明。
選択肢2:不適当(正解):ダブルコアは一般にレンタブル比が下がりやすい。
選択肢3:適当:集中作業には並行式が有利。
選択肢4:適当:ビジネスホテルの客室比60~70%程度。
選択肢5:適当:量販店の売場比60~65%程度。
問14 教育施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
教育施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地域図書館において、書架を設置しない40人収容の閲覧室の床面積を、100m2とした。
- 地域図書館において、閲覧室の床の仕上げは、歩行音の発生を抑制するため、タイルカーペットとした。
- 小学校において、学年ごとのカリキュラムに対応するため、低学年は総合教室型とし、高学年は特別教室型とした。
- 車椅子使用者に配慮し、居室入口前の廊下は、車椅子使用者が転回しやすくするため、直径1,200mmの転回スペースを計画した。
- 高齢者の使用する居室の作業領域の照度は、日本工業規格(JIS)の照明設計基準の2倍を目安とした。
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正解:4
選択肢1:適当:40人閲覧室100m²は妥当。
選択肢2:適当:図書館床仕上げにタイルカーペット。
選択肢3:適当:低学年=総合教室型
選択肢4:不適当(正解):車椅子の転回は直径1,500mmが標準目安。1,200mmは不足。
選択肢5:適当:高齢者の作業領域はJISの約2倍目安。
問15 文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 劇場において、演目に応じて舞台と観客席との関係を変化させることができるように、アダプタブルステージ形式を採用した。
- 博物館において、学芸員の研究部門は、収蔵部門に近接して配置した。
- 美術館において、ミュージアムショップを、エントランスホールに面して配置した。
- コンサートホールにおいて、演奏者と聴衆との一体感を生み出すことを意図して、ステージを客席が取り囲むシューボックス型の空間形式を採用した。
- コミュニティセンターにおいて、図書室や会議室などのゾーンと体育室や実習室などのゾーンとは、離して配置した。
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正解:4
選択肢1:適当:アダプタブルステージの説明。
選択肢2:適当:研究部門は収蔵部門に近接。
選択肢3:適当:ミュージアムショップをエントランス近傍に配置。
選択肢4:不適当(正解):ステージを囲むのはアリーナ
選択肢5:適当:コミセンの静と動のゾーン分離。
問16 建築物の各室の内法のり寸法による所要床面積に関する次の記述のうち、最も不適当なも
建築物の各室の内法のり寸法による所要床面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 特別養護老人ホームにおいて、定員1人の居室の床面積を12m2とした。
- 軽費老人ホーム(ケアハウス)において、定員1人の居室の床面積を24m2とした。
- 病院において、定員4人の小児用病室の床面積を20m2とした。
- 保育所において、4歳児を対象とした定員20人の保育室の床面積を44m2とした。
- 保育所において、乳児及び2歳未満の幼児を対象とした定員10人のほふく室の床面積を28m2とした。
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正解:5
選択肢1:適当:特養個室12m²。
選択肢2:適当:ケアハウス個室24m²。
選択肢3:適当:小児4床室20m²程度。
選択肢4:適当:4歳児20人=44m²(2.2m²/人)。
選択肢5:不適当(正解):乳児10人のほふく室は28m²では不足(3.3m²/人が目安)。
問17 車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ
車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 車椅子使用者専用駐車場から建築物の入口までの通路は、屋根を設けるとともに、車椅子使用者及び歩行者の専用とし、幅員を120cmとした。
- 室内の廊下において、キックプレートと兼用した幅木を設けるに当たり、その高さを床面から25cmとした。
- 壁付きコンセントの取付け高さを、床面から40cmとした。
- 高低差が16cmの屋内傾斜路において、傾斜路の両側とも手摺すりを設けず、勾配を1/15とした。
- 腰掛け便座の両側に手摺すりを設け、手摺すり同士の間隔を70cmとした。
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正解:2
選択肢1:適当:通路に屋根・専用動線は良いが幅員120cmはやや狭いが許容範囲。
選択肢2:不適当(正解):キックプレート兼用幅木25cmは過大(10~15cm程度)。
選択肢3:適当:コンセント高さ40cmは妥当。
選択肢4:適当:内勾配1/15で高低差16cmは長さ2.4m、手摺は原則必要だが小規模で緩和可。
選択肢5:適当:便器両側手摺間隔70cmは妥当。
問18 まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- パークアンドライドは、周辺の駅に整備された駐車場まで自動車で行き、そこから公共交通機関を利用して、中心市街地へ移動することによって、中心市街地への自動車の流入を減らすための手法である。
- トランジットモールは、歩行者用の空間であるモールの形態の一つであり、一般の自動車の進入を排除して、路面電車やバスなどの公共交通機関に限って走行を認めたものである。
- ボンエルフは、住宅地において、通過交通を排除し、歩行者と自動車の動線を完全に分離させるための手法である。
- スプロールは、都市周辺部において、市街地が無計画、無秩序に拡大していく現象である。
- ペデストリアンデッキは、歩行者と自動車の動線分離を目的とした高架の歩廊である。
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正解:3
選択肢1:適当:パークアンドライドの説明。
選択肢2:適当:トランジットモールの説明。
選択肢3:不適当(正解):ボンエルフは歩車共存の生活道路で完全分離ではない。
選択肢4:適当:スプロールの説明。
選択肢5:適当:ペデストリアンデッキの説明。
問19 建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。
建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。
- 排水設備ーミキシングバルブ
- 給湯設備ー膨張管
- 換気設備ーダンパー
- 電気設備ーアウトレットボックス
- 照明設備ーウォールウォッシャ
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):ミキシングバルブは給湯系。排水とは関連薄い。
選択肢2:適当:膨張管は給湯系。
選択肢3:適当:ダンパーは換気系。
選択肢4:適当:アウトレットボックスは電気。
選択肢5:適当:ウォールウォッシャは照明。
問20 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 中央熱源方式の空気調和設備において、水方式の場合は、換気機能を有する装置が必要となる。
- 二重ダクト空調方式は、建築物内の間仕切の変更に対して柔軟に対応できる。
- ファンコイルユニットは、屋外に設置するもので、一般に、冷温水コイルを用いて冷却・加熱した空気を循環送風する小型ユニットである。
- 同一量の蓄熱をする場合、氷蓄熱方式は、水蓄熱方式に比べて、蓄熱槽の容積を小さくすることができる。
- 置換換気・空調は、空気の浮力を利用した換気・空調方式である。
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正解:3
選択肢1:適当:中央熱源・水方式は換気装置を別途要。
選択肢2:適当:二重ダクトは間仕切変更に柔軟。
選択肢3:不適当(正解):ファンコイルは屋内設置で室内空気を循環処理。
選択肢4:適当:氷蓄熱は水蓄熱より小容積。
選択肢5:適当:置換換気は浮力利用。
問21 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 高置水槽方式は、一般に、水道直結増圧方式に比べて、給水引込管の管径が大きくなる。
- 事務所ビルにおける飲料水の受水槽の有効容量は、一般に、1日当たりの予想給水量の1/3~1/2程度とする。
- 上水道の給水栓からの飲料水には、所定の値以上の残留塩素が含まれていなければならない。
- ポンプ直送方式などで用いられる給水管の上向き配管方式は、一般に、最下階の天井に主管を配管し、これより上方の器具へ上向きに給水する。
- さや管ヘッダ配管工法は、管の更新性に優れ、同時使用時の水量の変化が少なく、安定した給水ができる。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):高置水槽方式は直結増圧に比べ引込管径が必ずしも大きくなるとは限らない。
選択肢2:適当:受水槽容量1/3~1/2程度。
選択肢3:適当:残留塩素の規定あり。
選択肢4:適当:上向き配管の説明。
選択肢5:適当:さや管ヘッダは更新性・同時使用安定。
問22 排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- Sトラップは、掃除流しなどに用いると、ため洗い後に自己サイホン作用による破封を起こすおそれがある。
- 雨水立て管は、排水立て管、通気立て管のいずれとも兼用してはならない。
- 通気管は、排水管内の圧力変動を緩和するために設ける。
- 雨水排水ますには、雨水中に混在する泥などが円滑に自然流下できるように、流れの方向にインバートを設ける。
- 間接排水の目的は、一般排水系統からの逆流や臭気等の侵入を防止することである。
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正解:4
選択肢1:適当:Sトラップは自己サイホンで破封懸念。
選択肢2:適当:雨水立て管は他と兼用不可。
選択肢3:適当:通気管の役割。
選択肢4:不適当(正解):雨水ますは汚泥分離用にインバートを設けない(集砂のため通常は設けない)。
選択肢5:適当:間接排水の目的。
問23 事務所ビルの電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
事務所ビルの電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 許容電流と電圧降下を考慮して、負荷容量と電線の長さから、幹線サイズを決定する。
- 分電盤は、一般に、保守・点検が容易で、かつ、負荷の中心の近くに設ける。
- 遮断器やヒューズを設ける目的は、回路に事故が発生した場合、直ちに事故回路を電源から切り離し、事故の拡大を防止することである。
- 電力の供給において、想定契約電力が40kWとなる場合、一般に、高圧受電となる。
- 誘導電動機への進相コンデンサの接続は、力率が改善されるので、無効電流による電力損失を少なくできる。
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正解:4
選択肢1:適当:幹線サイズの決定要素。
選択肢2:適当:分電盤の設置原則。
選択肢3:適当:遮断器・ヒューズの目的。
選択肢4:不適当(正解):40kW程度は一般に低圧受電。高圧受電は50~100kW超規模からが一般的。
選択肢5:適当:進相コンデンサで力率改善。
問24 照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 照明率は、光源から出た全光束のうち、作業面に到達する光束の割合である。
- 保守率は、時間の経過に伴う照度低下の補正係数である。
- 室指数は、対象の室の光源の高さにかかわらず、その室の間口と奥行から求められる。
- 配光は、光源の各方向に対する光度の分布である。
- 演色性は、物体色の見え方に変化を起こす光源の性質である。
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正解:3
選択肢1:適当:照明率の定義。
選択肢2:適当:保守率は照度低下の補正係数。
選択肢3:不適当(正解):室指数は器具高さも含めた寸法比で求める。間口・奥行だけではない。
選択肢4:適当:配光の定義。
選択肢5:適当:演色性の定義。
問25 省エネルギー・省資源に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
省エネルギー・省資源に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 空調エネルギーを低減するため、夏期の夜間や中間期において自然換気による冷房を行った。
- 使用電力量を低減するため、自然採光と人工照明を併用した。
- 雨水利用システムにおける雨水の集水場所を、集水する雨水の汚染度を考慮して、屋根面とした。
- 冷房負荷を低減するため、屋上・壁面緑化や屋根散水を採用した。
- 窓システムにおいて、日射による窓部からの熱負荷低減を図るため、ダブルスキン方式に比べて日射による熱負荷の低減効果が高いエアバリア方式を採用した。
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正解:5
選択肢1:適当:夜間・中間期の自然換気冷房。
選択肢2:適当:昼光利用と照明の併用。
選択肢3:適当:集水は汚染の少ない屋根面が適切。
選択肢4:適当:屋上・壁面緑化や散水で冷房負荷低減。
選択肢5:不適当(正解):一般にダブルスキンのほうが日射遮蔽・排熱設計を取りやすく、単純な「エアバリア方式の方が常に高い」とは言えない。

