二級建築士 H29 計画 過去問・解説
問1 日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 厳島神社社殿(広島県)は、檜皮葺きの殿堂を回廊で結び、海面に浮かんで見えるように配置した建築物である。
- 東大寺南大門(奈良県)は、大仏様(天竺様)の建築様式であり、鎌倉時代に再建された建築物である。
- 出雲大社本殿(島根県)は、神社本殿の一形式の大社造りであり、平入りの建築物である。
- 鹿苑寺金閣(京都府)は、方形造りの舎利殿で、最上層を禅宗様仏堂風の形式とし、二層を和様仏堂風、一層を住宅風とした建築物である。
- 中尊寺金色堂(岩手県)は、外観が総漆塗りの金箔押しで仕上げられた方三間の仏堂であり、平安時代に建てられた建築物である。
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正解:3
選択肢1:適当:厳島神社は海上に社殿を構え、回廊で社殿群を結ぶ構成で正しい。
選択肢2:適当:東大寺南大門は大仏様(天竺様)で鎌倉時代に再建された。正しい。
選択肢3:不適当(正解):出雲大社本殿は妻入り(正面に切妻面を向ける)であり、平入りではない。したがって不適当。
選択肢4:適当:鹿苑寺金閣は三層の意匠が異なり、記述の通り。
選択肢5:適当:中尊寺金色堂は平安時代の仏堂で、金箔押し仕上げ。正しい。
問2 住宅作品とその設計者との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
住宅作品とその設計者との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- ファンズワース邸(アメリカ)ーミース・ファン・デル・ローエ
- 母の家(アメリカ)ーロバート・ヴェンチューリ
- ロビー邸(アメリカ)ーフランク・ロイド・ライト
- サヴォア邸(フランス)ール・コルビュジエ
- シュレーダー邸(オランダ)ールイス・カーン
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正解:5
選択肢1:適当:ファンズワース邸はミース・ファン・デル・ローエによる近代建築の代表作。
選択肢2:適当:「母の家」はロバート・ヴェンチューリのポストモダン建築の初期作。
選択肢3:適当:ロビー邸はフランク・ロイド・ライトによる有機的建築。
選択肢4:適当:サヴォア邸はル・コルビュジエの近代建築五原則を体現した住宅。
選択肢5:不適当(正解):シュレーダー邸はリートフェルトの設計であり、ルイス・カーンではない。
問3 建築環境工学に関する次の用語の組合せのうち、同じ単位で表すことのできるものはどれ
建築環境工学に関する次の用語の組合せのうち、同じ単位で表すことのできるものはどれか。
- 熱貫流率ー代謝量
- 熱貫流率ー昼光率
- 照度ー日射量
- 照度ー音の強さ
- 日射量ー音の強さ
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正解:5
選択肢1:不適当:熱貫流率と代謝量は異なる単位。
選択肢2:不適当:熱貫流率と昼光率も単位が異なる。
選択肢3:不適当:照度と日射量は物理量が異なる。
選択肢4:不適当:照度と音の強さは関係がない。
選択肢5:適当(正解):日射量と音の強さは全く異なる単位で表される。
問4 室内の空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
室内の空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 室における全般換気とは、一般に、室全体に対して換気を行い、その室における汚染質の濃度を薄めることをいう。
- 温度差換気において、外気温度が室内温度よりも高い場合、中性帯よりも下方から外気が流入する。
- 居室の必要換気量は、一般に、居室内の二酸化炭素濃度の許容値を基準にして算出する。
- 居室において、一般に、一酸化炭素濃度の許容値は、0.001%(10ppm)である。
- 日本工業規格(JIS)及び日本農林規格(JAS)において定められているホルムアルデヒド放散量による等級区分の表示記号では、「F☆☆☆」より「F☆☆☆☆」のほうが放散量は小さい。
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正解:2
選択肢1:適当:全般換気は室全体の汚染物質濃度を下げるために行う。
選択肢2:不適当(正解):温度差換気では、外気温が高いと上方から流入し、記述は誤り。
選択肢3:適当:必要換気量はCO₂濃度基準で算出する。
選択肢4:適当:一酸化炭素濃度許容値0.001%(10ppm)は正しい。
選択肢5:適当:「F☆☆☆☆」は「F☆☆☆」より放散量が小さい。
問5 図に示す内断熱を施したコンクリート造の壁体の内部温度分布として、正しいものは、次
図に示す内断熱を施したコンクリート造の壁体の内部温度分布として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、外気温は0°C、室温は25°Cで、定常状態とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):内断熱では、室内寄りの温度勾配が大きく、外側は低温で一定。
選択肢2:適当:温度は断熱層の外側で急激に低下する。
選択肢3:適当:外気側ではほぼ外気温に近い。
選択肢4:適当:断熱材を内側に設けると、コンクリートは低温になる。
選択肢5:適当:外断熱と比較すると、壁体の熱容量利用が難しい。
問6 図に示す湿り空気線図中のA点の湿り空気(乾球温度12°C、相対湿度60%)及びB
図に示す湿り空気線図中のA点の湿り空気(乾球温度12°C、相対湿度60%)及びB点の湿り空気(乾球温度22°C、相対湿度60%)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

- A点の空気を22°Cまで加熱すると、相対湿度は約32%まで低下する。
- A点の空気中に洗濯物を干すよりも、B点の空気中に干すほうが、早く乾燥する。
- 表面温度が10°Cの窓面に、A点の空気が触れても窓表面で結露しないが、B点の空気が触れると窓表面で結露する。
- A点の空気に含まれる水蒸気量は、同じ量のB点の空気に含まれる水蒸気量とほぼ等しい。
- A点の空気とB点の空気を同じ量ずつ混合すると、混合した空気の相対湿度は約63%となる。
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正解:4
選択肢1:適当:加熱で相対湿度は低下する。
選択肢2:適当:温度が高い空気の方が洗濯物は早く乾く。
選択肢3:適当:B点の方が結露しやすい。
選択肢4:不適当(正解):A点とB点の水蒸気量は異なり、等しくはない。
選択肢5:適当:混合時の相対湿度63%前後は妥当。
問7 日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 我が国においては、北向き鉛直面に直達日射を受けない。
- 窓の日射遮係数は、その値が大きいほど日射の遮効果は低い。
- 我が国において、南向き鉛直壁面の日照時間は、春分の日及び秋分の日が最も長い。
- 我が国において、開口部に水平な庇を設ける場合、夏期における日射の遮効果は、西面より南面のほうが高い。
- 天空日射量は、一般に、大気透過率が高くなるほど減少する。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):北向き鉛直面は直達日射を受けない → 正しいため、誤りはない。※他選択肢の比較により判断。
選択肢2:適当:日射遮蔽係数が大きいほど遮蔽効果が低い。
選択肢3:適当:春分・秋分で日照時間が長い。
選択肢4:適当:南面の庇は夏期遮蔽効果が高い。
選択肢5:適当:天空日射量は透過率が高いほど増加する。
問8 採光・照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
採光・照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 人工光源の演色性を表す演色評価数は、その数値が小さくなるほど、色の見え方に関する光源の特性が、自然光に近くなる。
- 住宅の寝室における読書時の照度は、一般に、300~750lx程度がよいとされている。
- 昼光率は、室内の壁及び天井、周囲の建築物、樹木等の影響を受ける。
- 全天空照度は、天候や時間によって変化する。
- タスク・アンビエント照明では、一般に、アンビエント照度をタスク照度の1/10以上確保することが望ましい。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):演色評価数が小さいほど自然光に近い → 誤り。大きいほど自然光に近い。
選択肢2:適当:寝室の読書照度300~750lxは妥当。
選択肢3:適当:昼光率は周囲条件により変化する。
選択肢4:適当:全天空照度は天候・時間で変化する。
選択肢5:適当:タスク・アンビエント照明の比率は概ね正しい。
問9 音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 同じ厚さの一重壁であれば、一般に、壁の単位面積当たりの質量が大きいものほど、透過損失が大きい。
- 音が球面状に一様に広がる点音源の場合、音源からの距離が1/2になると音圧レベルは、約3dB上昇する。
- 残響時間は、音源から発生した音が停止してから、室内の平均音圧レベルが60dB低下するまでの時間をいう。
- 多孔質材料の吸音率は、一般に、低音域より高音域のほうが大きい。
- 気温が高くなるほど、空気中の音速は速くなる。
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正解:2
選択肢1:適当:壁の質量が大きいほど遮音性能は高い。
選択肢2:不適当(正解):距離1/2で音圧レベルは約6dB上昇、3dBではない。
選択肢3:適当:残響時間の定義は正しい。
選択肢4:適当:多孔質材は高音域の吸音率が大きい。
選択肢5:適当:気温が高いほど音速は速い。
問10 屋外気候等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋外気候等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 快晴日における屋外の絶対湿度は、一般に、1日の中ではあまり変化しない。
- 風速増加率は、ビル風の影響を評価する際に用いられる指標で、その値が1.0の場合、建築物の建築前後で風速の変化がないことを表している。
- 冷房デグリーデーは、その地域の気候条件を表す指標で、その値が大きいほど冷房負荷が大きくなる。
- ある地域の特定の季節・時刻に吹く風の風向発生頻度を円グラフで表した風配図は、円グラフの中心から遠いほど、その風向の風の発生頻度が高いことを表している。
- 冬期の夜間において、断熱防水を施した陸屋根の外気側表面温度は、外気温が同じであれば、曇天日より快晴日のほうが、高くなりやすい。
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正解:5
選択肢1:適当:快晴日でも絶対湿度は大きく変わらない。
選択肢2:適当:風速増加率の定義は正しい。
選択肢3:適当:冷房デグリーデー値が大きいほど冷房負荷が大きい。
選択肢4:適当:風配図の中心から遠いほど頻度が高い。
選択肢5:不適当(正解):快晴日の夜は放射冷却で表面温度は低くなりやすい。
問11 住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 都市部の狭い敷地において、プライバシーを確保するため、建築物や塀で囲まれた中庭を設ける住宅形式を、タウンハウスという。
- コア型の住宅は、給排水衛生設備などを1箇所にまとめた形式であり、設備工事費の低減や動線の単純化を図り、外周部には居室を配置することができる。
- パッシブデザインは、建築物が受ける自然の熱、風及び光を活用して暖房効果、冷却効果、照明効果等を得る設計手法である。
- 台所において、L型キッチンを採用することにより、車椅子使用者の調理作業の効率化を図ることができる。
- 居住者の高齢化を考慮する場合、出入口の扉は引戸とすることが望ましい。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):中庭型住宅は「コートハウス」であり、タウンハウスとは異なる。
選択肢2:適当:コア型住宅は設備を集中配置して動線を単純化。
選択肢3:適当:パッシブデザインの説明は正しい。
選択肢4:適当:L型キッチンは動線効率化に有効。
選択肢5:適当:高齢者住宅では引戸が望ましい。
問12 集合住宅の住戸平面計画において、L(居間)、D(食事室)、K(台所)を組み合せた
集合住宅の住戸平面計画において、L(居間)、D(食事室)、K(台所)を組み合せた形式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- DK型は、小規模な住戸に用いる場合、食寝分離は図られるが、団らんは就寝の場と重なる傾向にある。
- LDK型は、比較的狭い住戸に用いる場合、団らん・食事と私室を分離させることはできるが、充実した居間を確保しにくい傾向にある。
- L+D+K型は、比較的広い住戸で採用しないと、かえって生活を窮屈にする場合がある。
- L+DK型は、居間中心の生活を求めるのには適しているが、食事の準備や後片づけなどの家事労働の効率化は図りにくい。
- LD+K型は、食事を中心に団らんする生活に適しているが、LDの面積が十分に確保できない場合、LDの計画に工夫を要する。
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正解:4
選択肢1:適当:DK型の特徴説明は正しい。
選択肢2:適当:LDK型の特性も妥当。
選択肢3:適当:L+D+K型は広い住戸向きで正しい。
選択肢4:不適当(正解):L+DK型は家事効率が悪いとされるが、設問の意図と逆。
選択肢5:適当:LD+K型の説明は妥当。
問13 事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地下階に設ける駐車場において、各柱間に普通乗用車が並列に3台駐車できるように、柱スパンを7mとした。
- 事務室の執務空間と通路を仕切るパーティションは、通路側に人が立った状態で、執務空間を見通すことのできるように、高さを150cmとした。
- 事務室の在席率が50~60%と想定されたので、執務空間の効率的な活用を考慮し、フリーアドレス方式を採用した。
- 事務室の空調設備は、室内をペリメーターゾーンとインテリアゾーンに分け、それぞれの負荷に応じて個別制御ができるように計画した。
- 基準階床面積が比的大きいので、構造計画上望ましい配置として、コアを基準階平面の中央部全体に配置したオープンコア形式を採用した。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):柱スパン7mで3台並列駐車は困難。
選択肢2:適当:パーティション高さ150cmは一般的。
選択肢3:適当:在席率50~60%ならフリーアドレス採用は妥当。
選択肢4:適当:ゾーン別空調制御は合理的。
選択肢5:適当:オープンコア形式は記述の通り。
問14 教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地域図書館において、新聞や雑誌などを気軽に読む空間として、レファレンスコーナーを設けた。
- 保育所の保育室において、昼寝の場と食事の場とを分けて設けた。
- 幼稚園の保育室において、1人当たりの床面積は、5歳児学級用より3歳児学級用のほうを広くした。
- 小学校において、多様化する学習形態に合せたワークスペースとして、多目的スペースを普通教室に隣接して設けた。
- 中学校において、図書室の出納システムは、開架式とした。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):レファレンスコーナーは調査相談用、気軽な閲覧は閲覧コーナー。
選択肢2:適当:保育室で昼寝と食事を分けるのは正しい。
選択肢3:適当:年少児は床面積が広い。
選択肢4:適当:普通教室に多目的スペースを設けるのは妥当。
選択肢5:適当:中学校図書室は開架式が一般的。
問15 建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 病院の手術室の空気調和設備は、単独に設け、室内の気圧を室外の気圧よりも高くする。
- 劇場における舞台と客席との間に設けられる額縁状のものを、プロセニアムアーチという。
- 美術館において、洋画の展示壁面の照度を、500lx程度とする。
- 博物館の荷解室及び収蔵庫は、収蔵品に付着した害虫等を駆除するための燻くん蒸室からできるだけ離して配置する。
- コンサートホールにおいて、アリーナ型は、客席がステージを取り囲むように配置されているので、演奏者と聴衆の一体感が得られやすい。
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正解:4
選択肢1:適当:手術室は陽圧とする。
選択肢2:適当:プロセニアムアーチは舞台額縁構造。
選択肢3:適当:洋画展示照度500lxは妥当。
選択肢4:不適当(正解):燻蒸室は収蔵庫に近接しないように配置する。設問は逆。
選択肢5:適当:アリーナ型は一体感が得られる。
問16 建築計画における各部寸法及び床面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ
建築計画における各部寸法及び床面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 食卓の高さが床面から700mmであったので、大人用椅子は座面の高さが床面から400mmのもの、子ども用椅子は座面の高さが床面から500mmのものを採用した。
- 駐輪場において、自転車1台当たりの駐輪スペースを、700mm×1,900mmとした。
- 自走式屋内駐車場の自動車用斜路の本勾配を、1/5とした。
- 診療所の療養病床の病室において、4床室の内法寸法を、幅6m、奥行5.4mとした。
- 住宅において、ツインベッドを用いる夫婦寝室の床面積を、収納家具を置くスペースも含めて16m2とした。
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正解:3
選択肢1:適当:椅子の高さ比は大体正しい。
選択肢2:適当:駐輪スペース寸法は妥当。
選択肢3:不適当(正解):自走式斜路勾配1/5は急すぎ、1/6~1/8程度が適切。
選択肢4:適当:病室寸法6m×5.4mは妥当。
選択肢5:適当:夫婦寝室16m²は一般的。
問17 高齢者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高齢者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 居室の作業領域の照度を、日本工業規格(JIS)における照明基準の2倍とした。
- 車椅子使用者に配慮し、記帳などを行う受付カウンターの上端の高さを、床面から720mmとした。
- 屋内階段の手摺の端部は、上下階でそれぞれ水平に450mm延ばし、壁面側に曲げた。
- 車椅子使用者が利用する屋内傾斜路には、高さ900mmごとに踊場を設けた。
- 階段のノンスリップ(滑り止め)は、踏面と同一面とした。
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正解:4
選択肢1:適当:照度を基準の2倍とするのは有効。
選択肢2:適当:カウンター高さ720mmは妥当。
選択肢3:適当:手摺端部の水平延長は正しい。
選択肢4:不適当(正解):傾斜路踊場は高さ75cmごとに必要で、900mmでは不足。
選択肢5:適当:ノンスリップは段鼻部に設ける。
問18 まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- クリストファー・アレグザンダーが提唱したパタン・ランゲージは、建築や環境の合理的な設計手法で、住民参加のまちづくりや建築を目指したものである。
- ラドバーン方式は、中心市街地への自動車の流入を減らすため、周辺の駅に整備された駐車場まで自動車で行き、そこから公共交通機関を利用して中心市街地へ移動する手法である。
- 景観法の特色の一つは、住民等による景観計画の策定・提案ができることである。
- ボンエルフは、住宅地の道路において、歩行者と自動車の共存を図るための手法である。
- 都市部において街区全体の防災性能を高める方法として、個々の建築物の建替に際しての、共同建替、協調建替がある。
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正解:2
選択肢1:適当:パタン・ランゲージの説明は正しい。
選択肢2:不適当(正解):ラドバーン方式は車歩分離・住宅地計画であり、記述は誤り。
選択肢3:適当:景観法の住民提案制度は正しい。
選択肢4:適当:ボンエルフは歩車共存を目的とする。
選択肢5:適当:協調建替は防災向上に有効。
問19 建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。
建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。
- 照明設備ーウォールウォッシャ
- 換気設備ーストレーナ
- 衛生設備ーロータンク
- 給湯設備ーミキシングバルブ
- 電気設備ーキュービクル
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正解:2
選択肢1:適当:ウォールウォッシャは照明用。
選択肢2:不適当(正解):ストレーナは給水系で使用、換気設備とは関係が薄い。
選択肢3:適当:ロータンクは衛生設備関連。
選択肢4:適当:ミキシングバルブは給湯用。
選択肢5:適当:キュービクルは電気設備機器。
問20 空気調和設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 冷水、蒸気、温水などの熱媒をつくる装置を熱源装置という。
- 全熱交換器は、室内の換気の際に排出する空気がもつ顕熱と潜熱を回収する装置である。
- 誘引ユニットは、空調機で処理した一次空気の噴出により、室内の空気を誘引し吹き出す機構をもつものである。
- 床暖房は、一般に、室内における上下の温度差が少なくなる。
- 定風量単一ダクト方式は、熱負荷特性の異なる室におけるそれぞれの負荷変動に対応することができる。
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正解:5
選択肢1:適当:熱源装置の定義は正しい。
選択肢2:適当:全熱交換器の説明も正しい。
選択肢3:適当:誘引ユニットの動作説明も正しい。
選択肢4:適当:床暖房は上下温度差が少ない。
選択肢5:不適当(正解):定風量単一ダクト方式は各室の負荷変動に対応できない。
問21 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 気化式加湿器は、一般に、加湿素子を水で濡らし、これに空気を接触させ、空気のもつ顕熱により水を蒸発させて加湿を行うものである。
- 床吹出し空調方式は、通常の天井吹出しよりも冷房時の給気温度を上げる必要がある。
- 空気熱源ヒートポンプ方式のルームエアコンの暖房能力は、外気の温度が低くなるほど向上する。
- ファンコイルユニット方式は、ユニットごとに風量を調節することができる。
- 二重ダクト空調方式は、冷風と温風の2系統のダクトによる給気を混合させて温度制御を行うので、個別制御性は高いが、エネルギー損失は大きい。
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正解:3
選択肢1:適当:気化式加湿器の原理説明は正しい。
選択肢2:適当:床吹出し方式は給気温度を高める。
選択肢3:不適当(正解):外気温低下で暖房能力は低下する。
選択肢4:適当:ファンコイルユニットは風量調整可能。
選択肢5:適当:二重ダクト方式は高エネルギー消費だが制御性高い。
問22 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 給水設備における水道直結直圧方式の必要圧力の算定においては、水道本管から給水する上で最も不利な状態にある水栓又は器具までの摩擦損失についても考慮する。
- 深夜電力温水器において、レジオネラ属菌の繁殖を防ぐためには、貯湯槽内の湯の温度を40°C程度に保つ必要がある。
- シングルレバー水栓や全自動洗濯機への配管において、ウォーターハンマーの発生を防止するためには、エアチャンバーの設置が有効である。
- 給湯配管において、直線部の配管長をやむを得ず長くする場合は、配管の線膨張に対する配慮が必要である。
- 排水管のトラップの破封防止や円滑な排水のために設ける通気管の大気開口部においては、害虫などが侵入しないように防虫網を設ける必要がある。
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正解:2
選択肢1:適当:直圧式では摩擦損失を考慮。
選択肢2:不適当(正解):レジオネラ属菌抑制には60℃以上が必要、40℃では不十分。
選択肢3:適当:エアチャンバーでウォーターハンマー防止。
選択肢4:適当:長い給湯配管には伸縮対策が必要。
選択肢5:適当:通気管開口部の防虫網設置は正しい。
問23 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 同一電線管に収める電線本数が多くなると、1本当たりの電線の許容電流は小さくなる。
- インバータ制御は、省エネルギー性に優れているが、電源系にノイズを発生させる原因となる場合がある。
- 幹線の電圧降下は、実負荷から電流を算出し、その電流値を用いて計算する。
- 受電電圧は、一般に、契約電力により決定される。
- 電線の太さと長さが同一の場合、配電電圧が小さいほうが大きな電力を供給できる。
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正解:5
選択肢1:適当:電線本数増で許容電流は減少。
選択肢2:適当:インバータはノイズ発生の可能性あり。
選択肢3:適当:幹線電圧降下は実負荷電流で算出。
選択肢4:適当:受電電圧は契約電力によって決定。
選択肢5:不適当(正解):低電圧では供給電力が小さくなる。
問24 照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 目の疲労の軽減策の一つとして、グレアを低減させ、視野内の輝度分布が、ある程度均一となるようにすることがあげられる。
- 点光源による直接照度は、光源からの距離の2乗に反比例する。
- 色温度の高い光源の照明器具を用いた場合、一般に、暖かみのある雰囲気となる。
- 昼光利用制御では、設計照度を得るために、室内に入る自然光に応じて、照明器具を調光する。
- 光束法によって全般照明の照明計画を行う場合、設置直後の照度は、設計照度以上となる。
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正解:3
選択肢1:適当:輝度分布の均一化は目の疲労軽減に有効。
選択肢2:適当:照度は距離の2乗に反比例。
選択肢3:不適当(正解):色温度が高い光は冷たい印象を与える。
選択肢4:適当:昼光利用制御の説明は正しい。
選択肢5:適当:光束法では初期照度が設計値より高い。
問25 我が国における環境・省エネルギーに配慮した建築・設備計画に関する次の記述のうち、
我が国における環境・省エネルギーに配慮した建築・設備計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 大空間や高天井の室において、居住域を中心とした局所空調を用いた。
- 空気搬送の圧力損失を低減するため、天井チャンバー方式を用いた。
- 排水再利用設備において、洗面・手洗い排水を浄化して再利用水として使用した。
- 夏期の最大冷房負荷を抑制するため、建築物の主たる窓面を東西面に配置した。
- 空気熱源マルチパッケージ型空調機は、成績係数(COP)の大きい機器を採用した。
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正解:4
選択肢1:適当:局所空調は大空間に有効。
選択肢2:適当:天井チャンバー方式は圧損低減に有効。
選択肢3:適当:排水再利用に洗面排水利用は可能。
選択肢4:不適当(正解):冷房負荷軽減には東西面ではなく南北面配置が有効。
選択肢5:適当:COPの大きい空調機採用は省エネ対策。

