一級建築士 R4 環境・設備 過去問・解説
問1 環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 日照図表は、周辺の建築物によって対象点への直射日光が遮られるかどうかを検討するものであり、緯度ごと、また、冬至の日などの季日ごとに描かれる。
- 外皮平均熱貫流率(UA値)は、断熱性能を示す指数で、建築物の内部から屋根や壁、床、開口部等を通過して外部へ逃げる「単位温度差当たりの外皮総熱損失量」を「外皮総面積」で除した値である。
- ブーミング現象は、低い周波数領域になるほど、また、室の寸法が小さいほど、固有周波数密度が疎になるので起こりやすい。
- 空気寿命が一定の条件では、空気齢が小さいほど、室内のある点で発生した汚染質が排気口に至るまでの時間は短くなる。
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正解:4
選択肢1:適当:日照図表は緯度・季日別の太陽位置を用い直射の有無を検討する。
選択肢2:適当:UA値=外皮総熱損失量/外皮面積で断熱性能指標。
選択肢3:適当:低周波・小室ほどモード疎→ブーミングが出やすい。
選択肢4:不適当(正解):空気齢は「その点に到達してからの経過時間」であり,排気口までの残存時間(空気余命)とは別概念。
問2 冬期における結露に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
冬期における結露に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 外壁の室内側の表面結露を防止するため、外壁断熱を強化することにより室内側の壁面温度を上昇させた。
- 外壁の室内側の表面結露を防止するため、暖房設備を開放型燃焼器具の代わりに密閉型燃焼器具とした。
- 外壁の内部結露を防止するため、断熱材の室内側に防湿層を設けた。
- 外壁に接する押入れ内に生じる表面結露を防止するため、押入れの襖の断熱性を高くした。
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正解:4
選択肢1:適当:外壁断熱強化で室内側表面温度↑→表面結露抑制。
選択肢2:適当:開放型→密閉型で水蒸気発生抑制。
選択肢3:適当:内部結露対策は室内側に防湿層。
選択肢4:不適当(正解):押入れの襖を高断熱化すると室内熱が届きにくく冷え,結露悪化の恐れ。
問3 室容積200m3の居室に25人の在室者がおり、換気回数4回で換気がなされていると
室容積200m3の居室に25人の在室者がおり、換気回数4回で換気がなされているとき、定常状態におけるこの室内の二酸化炭素濃度として最も適当な値は、次のうちどれか。ただし、一人当たりの二酸化炭素発生量は0.016m3/(h・人)とし、在室者から発生した二酸化炭素は直ちに室全体に一様に拡散するものとする。また、外気の二酸化炭素濃度は400ppmとし、隙間風は考慮しないものとする。
- 700ppm
- 800ppm
- 900ppm
- 1,000ppm
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正解:3
選択肢1:不適当:Cin=400+500=900ppm となり、「900ppm」が最も適当。
選択肢2:不適当:Cin=400+500=900ppm となり、「900ppm」が最も適当。
選択肢3:適当:Cin=400+500=900ppm となり、「900ppm」が最も適当。
選択肢4:不適当:Cin=400+500=900ppm となり、「900ppm」が最も適当。
問4 建築物の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 開口部(窓ガラス+ブラインド等)の日射遮蔽係数は、その値が大きいほど日射遮蔽効果が大きくなる。
- 窓ガラスの日射熱取得率は、「ガラスに入射した日射量」に対する「ガラスを透過した日射量とガラスが吸収した後に室内側に放出された熱量との和」の比率で表される。
- 壁体の総合熱伝達率は、「対流熱伝達率」と「放射熱伝達率」の合計である。
- 外壁表面の対流熱伝達率は、外部風速が大きいほど大きくなる。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):日射遮蔽係数は小さいほど遮蔽効果が大きい。
選択肢2:適当:SHGCの定義どおり。
選択肢3:適当:総合熱伝達率=対流+放射。
選択肢4:適当:外壁表面の対流熱伝達率は風速↑で増加。
問5 建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 第二種排煙は、押出型の機械排煙方式であり、所定の排煙量を確保するために、排煙量よりも多い給気量が必要となる。
- 籠城区画は、病院の手術室やICU等の患者を避難させることが困難な室において、内部からの出火を防止するとともに、外からの火災の影響を受けない構造にして、鎮火までたてこもることができるようにした区画のことである。
- 超高層集合住宅の中央部に設けた屋根のないボイド空間(光庭)に面した開放廊下を避難経路とする場合には、開放廊下への煙の拡散を防ぐために、ボイド空間の下層部分からの給気を抑制する必要がある。
- 等価可燃物量は、対象となる可燃物の発熱量を、発熱量が等価な木材の重量で表現した値である。
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正解:3
選択肢1:適当:第二種(機械排煙)は所要排煙量確保のため十分な給気確保が必要。
選択肢2:適当:籠城区画の趣旨の説明として妥当。
選択肢3:不適当(正解):中庭型ボイドの下層給気抑制だけで煙拡散を防ぐ考えは不適切。開放廊下側の煙制御・区画が必要。
選択肢4:適当:等価可燃物量の定義どおり。
問6 北緯35度の地点における日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ
北緯35度の地点における日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 冬至の日における南向き鉛直面の終日日射量は、夏至の日における西向き鉛直面の終日日射量より小さい。
- 春分・秋分の日における南中時の直達日射量は、水平面のほうが南向き鉛直面より大きい。
- 夏至の日における可照時間は、南向き鉛直面より北向き鉛直面のほうが長い。
- 4時間日影となる領域の面積は、建築面積と高さが同じ直方体の建築物で、ある壁面が東西方向に平行に配置されている場合、一般に、平面形状が正方形より東西に長い形状のほうが大きい。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):冬至の南鉛直面日射は夏至の西鉛直面より一般に大きい。
選択肢2:適当:春分・秋分の南中時は水平面の直達が南鉛直より大。
選択肢3:適当:夏至は北鉛直面の可照時間が南鉛直より長い。
選択肢4:適当:東西長形は4時間日影面積が増えやすい。
問8 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 平均演色評価数(Ra)は、評価対象となる光源による物体色の見え方と、同じ相関色温度の基準の光の下における物体色の見え方とのずれをもとにした数値である。
- 短波長成分を多く含む色温度の高い光を午前中に浴びることで、サーカディアンリズムを保つ効果が期待できる。
- 色票を用いて視感測色を行う際は、一般に、測色する部分の面積を色票の面積と同程度とする。
- 記憶色(記憶上の色彩)は、一般に、実際の色彩に比べて、彩度が低くなる傾向がある。
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正解:4
選択肢1:適当:Raは基準光との色差評価。
選択肢2:適当:高色温度光を午前に浴びると概日リズム維持に有効。
選択肢3:適当:視感測色は比較面積を概ね同程度に。
選択肢4:不適当(正解):記憶色は実際より高彩度・明るめに記憶されやすい。
問9 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- カラレーションは、「直接音」と「短い遅れ時間の反射音」の干渉によって、音の高さの変化が知覚される現象をいう。
- 聴覚のマスキング現象において、「マスクする音」と「マスクされる音」の高さが異なる場合には、マスクする音より高い周波数の音のほうが低い周波数の音に比べてマスクされやすい。
- 人の可聴周波数の範囲はおよそ20Hzから20kHzであり、対応する波長の範囲は十数mから十数mmである。
- 同種で同じ音圧レベルの音源の数が、ほぼ同じ位置において4つになると、音源が1つの場合に比べて、音圧レベルの値は約6dB増加する。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):カラレーションは干渉で音色(スペクトル)にうねりが生じる現象で,音高の変化ではない。
選択肢2:適当:非対称マスキングで高周波が低周波に比べマスクされやすい。
選択肢3:適当:可聴域20Hz〜20kHz。
選択肢4:適当:同レベル音源×4で約+6dB。
問10 遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 厚さ6mmの単板ガラスは、厚さ3mmの単板ガラスに比べて全周波数帯域にわたって遮音性能が高いとは限らない。
- 複層ガラス(厚さ3mmの単板ガラス2枚と乾燥空気を封入した6mmの中空層からなる。)は、その面密度の合計と同じ面密度をもつ単板ガラス(厚さ6mm)に比べて、一般に、500Hz付近の中音域の遮音性能は低下する。
- 建築物の床衝撃音遮断性能に関する等級において、Lr-40はLr-55に比べて、床衝撃音の遮断性能が低い。
- 建築物及び建築部材の空気音遮断性能に関する等級において、Dr-50はDr-35に比べて、空気音の遮断性能が高い。
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正解:3
選択肢1:適当:板厚↑でも全帯域で優れるとは限らない(コインシデンス)。
選択肢2:適当:3-6-3相当は中音域で単板6mmより低下し得る。
選択肢3:不適当(正解):Lr-40のほうがLr-55より遮断性能が高い(数値が小さいほど良い)。
選択肢4:適当:Drは値が大きいほど空気音遮断性能が高い。
問11 建築物とその空調負荷の一般的な特徴との組合せとして、最も不適当なものは、次のうち
建築物とその空調負荷の一般的な特徴との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- 劇場ーピーク負荷が小さく、予冷・予熱の時間が短い傾向にある。
- 百貨店ー休日と平日、一日の午前と夕方の時間帯等によって負荷が大きく異なる傾向にある。
- ビジネスホテルーピーク負荷が夕方から夜間にかけて発生する傾向にある。
- データセンターー外皮負荷や外気負荷より室内で発生する顕熱負荷のほうが大きい傾向にある。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):劇場は観客入退場に合わせ負荷ピークが大きく,予冷・予熱も長く必要。
選択肢2:適当:百貨店は曜日・時間帯で負荷が大きく変動。
選択肢3:適当:ビジネスホテルは夕〜夜にピーク化しやすい。
選択肢4:適当:データセンターは室内顕熱(IT機器)優勢。
問12 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 水蓄熱式空調システムは、熱源機器の容量を小さくできるとともに、電力需要の平準化を図ることができる。
- 送風機のエネルギー消費量は、同じ風量であれば、接続する長方形ダクトのアスペクト比(ダクト断面の短辺に対する長辺の比)を小さくするほど大きくなる。
- 変風量単一ダクト方式は、VAVユニットを部屋ごと又はゾーンごとに設けることによって、個別の温度制御を行うことができる。
- 空調機に再熱コイルを設置する場合は、冷房時の部分負荷時において、設定室温での室内の湿度上昇を防ぐことはできるが、エネルギー消費量は多くなる。
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正解:2
選択肢1:適当:水蓄熱で設備容量抑制と負荷平準化が可能。
選択肢2:不適当(正解):同一風量ならアスペクト比が小さいほど摩擦損失は一般に小さくなり,消費電力は小さくなる。
選択肢3:適当:VAV単一ダクトはゾーン別温度制御が可能。
選択肢4:適当:再熱は湿度維持に有効だがエネルギー多消費。
問13 換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- RI(ラジオアイソトープ)施設では、一般に、室内への給気を全て排気するオールフレッシュ空調方式が用いられる。
- 化学処理や実験等に用いられる作業台と排気フードが組み合わされたドラフトチャンバーの排気風量は、作業用開口部の面積と制御風速によって決定される。
- 換気用エアフィルターの粉じん捕集率は、同一のエアフィルターに対して、質量法や計数法等の測定方法によって異なる値となる。
- JISにおけるクリーンルームの空気清浄度は、清浄度クラスの値が大きいほど高くなる。
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正解:4
選択肢1:適当:RI施設はオールフレッシュで排気処理。
選択肢2:適当:ドラフトチャンバー排気量=開口面積×制御風速。
選択肢3:適当:フィルター捕集率は測定法で数値が異なる。
選択肢4:不適当(正解):JISの清浄度クラスは数値が小さいほど清浄。
問14 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 作動している給水ポンプ内のキャビテーションは、水温が一定の場合、ポンプ吸込口の管内圧力が低いときに発生しやすい。
- 大便器洗浄弁には、逆サイホン作用による汚物の給水管への逆流を防止するために、バキュームブレーカーを設ける。
- 飲料水用配管から空調設備配管へ給水する場合には、クロスコネクションを防止するために、一般に、逆止め弁を設ける。
- 高置水槽方式において、揚水管の横引きは、ウォーターハンマーの発生原因となる水柱分離を防止するために、できるだけ低い位置で計画する。
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正解:3
選択肢1:適当:吸込圧低下でキャビテーション発生しやすい。
選択肢2:適当:大便器洗浄弁にバキュームブレーカーで逆流防止。
選択肢3:不適当(正解):クロスコネクション防止は逆止弁だけでは不十分。空気間隙や逆流防止装置が必要。
選択肢4:適当:揚水管横引きはできるだけ低い位置で水柱分離を抑制。
問15 給湯設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給湯設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 潜熱回収型ガス給湯機は、一般に、潜熱回収時に発生する酸性の凝縮水を機器内の中和器で処理し排出する仕組みとなっている。
- 水熱源方式のヒートポンプ給湯システムは、下水道処理水、工場や大浴場の温排水等の未利用エネルギーを、熱源として利用することができる。
- 家庭用燃料電池は、都市ガス等から燃料改質装置で作った水素と空気中の酸素とを反応させて発電するとともに、反応時の排熱で作った温水を給湯に利用する仕組みとなっている。
- ハイブリッド給湯システムは、給湯負荷変動が少ないベース負荷を燃焼式加熱機が受け持ち、ベース負荷を超える場合にヒートポンプ給湯機でバックアップする仕組みとなっている。
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正解:4
選択肢1:適当:潜熱回収型は凝縮水を中和して排水。
選択肢2:適当:水熱源HP給湯は未利用温排水等を活用。
選択肢3:適当:家庭用燃料電池は発電+排熱給湯。
選択肢4:不適当(正解):ハイブリッドはベースをHP,ピークを燃焼機でバックアップが一般的。
問16 JISにおける構内電気設備の名称とその配線用図記号との組合せとして、最も不適当な
JISにおける構内電気設備の名称とその配線用図記号との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

- 1
- 2
- 3
- 4
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正解:2
選択肢1:適当:—
選択肢2:不適当(正解):提示の組合せがJIS記号と不一致。
選択肢3:適当:—
選択肢4:適当:—
問17 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- インバータ機器から発生する高調波電流を抑制するために、アクティブフィルタを設置した。
- 幹線設備における地絡電流による感電、火災、設備の破損等を防止するために、過電流遮断器を設置した。
- 伝送系の信号線が電源関係ケーブルからの静電誘導によるノイズの影響を受けないようにするために、その信号線には、シールドケーブルを使用した。
- 外部雷保護システム(受雷部、引下げ導線及び接地極システム)及び建築物等の導電性部材に流れる雷電流による危険な火花放電の発生を防止するために、内部雷保護システムを構築した。
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正解:2
選択肢1:適当:高調波抑制にアクティブフィルタは有効。
選択肢2:不適当(正解):地絡対策には過電流遮断器ではなく漏電遮断器(ELB)等が必要。
選択肢3:適当:静電誘導ノイズ対策にシールドケーブル。
選択肢4:適当:内部雷保護システムで危険火花を防止。
問18 防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 排煙設備の設置が必要な百貨店において、排煙設備の排煙口を、防煙区画のそれぞれについて、当該防煙区画の各部分から排煙口のいずれかに至る水平距離が30m以下となるように設置した。
- スプリンクラー設備の設置が必要なホテルにおいて、床面から天井面までの高さが12mのロビーに、放水型ヘッドを使用したスプリンクラー設備を設置した。
- プロパンガスを使用する厨房において、ガス漏れ警報器の検知部を、燃焼機器から検知部までの水平距離が8m以内、かつ、天井面から検知部下端までの高さが0.3m以内となるように設置した。
- 劇場において、客席誘導灯を、客席内の通路の床面における水平面照度が0.2lx以上となるように設置した。
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正解:3
選択肢1:適当:排煙口は各部から30m以内。
選択肢2:適当:天井高12mのロビーは放水型ヘッドを採用。
選択肢3:不適当(正解):LPGは空気より重く検知部は床上付近(床面から約0.3m)に設置する。記述は天井付近で誤り。
選択肢4:適当:客席誘導灯0.2 lx以上。
問19 建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- パッケージ型空調機のAPF(AnnualPerformanceFactor)は、「通年消費電力量」を「冷房期間総合負荷及び暖房期間総合負荷の和」で除した値により表される。
- 中央管理室は、超高層建築物において、中央管理方式の空気調和設備の制御及び作動状態の監視等を行うための室として、避難階又はその直上階若しくは直下階に設ける。
- 乗用エレベーターは、火災発生時にエレベーター内の乗客を速やかに避難階に帰着させた後、運転を休止させる計画とする。
- 照明の省エネルギー手法のうち、初期照度補正制御は、経年による照度低下を見込むことで生じる、照明器具やランプの設置直後等における過剰照度を、適正な照度に補正するものである。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):APF=(年間冷暖房出力)/(通年消費電力量)。提示は逆。
選択肢2:適当:中央管理室は避難階等に設置。
選択肢3:適当:火災時は乗用EVを避難階帰還・休止。
選択肢4:適当:初期照度補正は設置直後の過照度を抑える制御。
問20 我が国におけるZEBに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
我が国におけるZEBに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ZEBの定義には、『ZEB』、NearlyZEB、ZEB Ready及びZEB Orientedがある。
- ZEBを実現するための省エネルギー技術のうち、搬送機器のインバータ制御やLED照明はパッシブ技術に含まれる。
- ZEBは、既存の建築物であっても、建築物の改修時に、外皮の断熱強化、設備の高効率化等を行うことによって実現可能である。
- ZEBを実現するためには、エネルギー消費量の削減が必須であり、再生可能エネルギーの導入のみでは不十分である。
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正解:2
選択肢1:適当:ZEB・Nearly ZEB・ZEB Ready・ZEB Oriented。
選択肢2:不適当(正解):インバータ制御やLEDはアクティブ(設備高効率化)。パッシブは外皮改善・自然利用など。
選択肢3:適当:改修でも外皮・設備更新でZEBは目指せる。
選択肢4:適当:再エネだけでなく省エネが必須。

