一級建築士 令和7年 環境・設備

一級建築士 R7 環境・設備 過去問・解説


問1 環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 音響インテンシティレベル(音の強さのレベル)は、音のもつ単位体積当たりの力学的エネルギー量を、基準の力学的エネルギー量で除し、デシベル表示したものである。
  2. プルキンエ現象は、暗所視に移行する過程において、視感度が最大となる波長が短い波長へずれる現象である。
  3. 平均放射温度(MRT)は、グローブ温度、空気温度及び気流速度を用いて求める。
  4. 空気齢は、流入口から室内に入った所定量の空気が、室内のある地点に到達するまでに経過する平均時間である。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):音響インテンシティレベルは「単位面積当たりの音のエネルギー流(音響強度)」を基準強度で対数表示するもの。体積当たりのエネルギー量ではない。

選択肢2:適当:プルキンエ現象=暗所視に移ると最大感度が短波長側へ移る。

選択肢3:適当:MRTはグローブ温度・空気温度・気流速度から算出。

選択肢4:適当:空気齢=流入口から対象点に到達するまでの平均時間。

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問2 室内の温熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

室内の温熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 予測平均温冷感申告(PMV)は、空気温度、放射温度、相対湿度、気流速度、着衣量、代謝量を用いて求める。
  2. 予測平均温冷感申告(PMV)の値が0のとき、予測不満足者率(PPD)は、0%になる。
  3. 空調におけるドラフトによる不快感には、平均風速だけでなく、空気温度も影響する。
  4. 着席安静時における日本人の平均的な体格の成人男性の代謝量は、一人当たり約100Wである。
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正解:2

選択肢1:適当:PMVは6要素(Ta, Tr, RH, Va, 着衣, 代謝)。

選択肢2:不適当(正解):PMV=0でもPPDは約5%(0%にはならない)。

選択肢3:適当:ドラフト不快は風速だけでなく空気温度にも依存。

選択肢4:適当:着席安静時の成人男性で約100Wは妥当。

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問3 換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 全熱交換器による換気において、外気の絶対湿度が室内の絶対湿度よりも高い場合、室内の吹出し空気の絶対湿度は、外気の絶対湿度より低くなる。
  2. 温度差による換気において、外気の温度が室内の温度よりも高い場合、外気は中性帯よりも下側の開口から流入する。
  3. 風圧力による換気において、外部風向と開口条件が同じ場合、その換気量は、概ね外部風速に比例する。
  4. 容積の異なる2つの室において、それぞれの室内の二酸化炭素発生量及び換気回数が同じ場合、定常状態での室内の二酸化炭素濃度は、一般に、容積が大きい室より小さい室のほうが高くなる。
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正解:2

選択肢1:適当:全熱交換器で外気の絶対湿度が高いと、回収で吹出し絶対湿度は外気より低下。

選択肢2:不適当(正解):外気が室内より高温ならスタックは逆転し、流入は上側開口から起こる。

選択肢3:適当:風力換気量は概ね外部風速に比例。

選択肢4:適当:同一発生量・同一回数なら小容積室ほど定常CO₂濃度は高くなる。

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問4 建築物の外壁に設ける開口部の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか

建築物の外壁に設ける開口部の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 開口部(窓ガラス+ブラインド)の日射熱取得率は、形状や材料の条件が同じ場合、ブラインドを窓ガラスの外側に設置した状態に比べて、内側に設置したほうが大きくなる。
  2. 透明フロート板ガラスは、可視光線に比べて、波長の長い赤外線の吸収率が高いため、一般に、日射が当たると室内の温度が上昇する。
  3. 熱線吸収板ガラスは、同じ厚さの透明フロート板ガラスと比べて、室内への日射熱侵入を抑える効果はあるが、熱貫流率は同程度である。
  4. 複層ガラスは、中空層が完全な真空である場合、熱貫流率が0W/m2・Kとなる。
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正解:4

選択肢1:適当:同条件ならブラインドは室外設置のほうがSHGCが小さく、室内設置だと大きい。

選択肢2:適当:透明フロートは赤外線吸収が高く、日射で室温上昇に寄与。

選択肢3:適当:熱線吸収ガラスは日射侵入抑制はあるがU値はほぼ同等。

選択肢4:不適当(正解):真空でも放射は残るためU=0にはならない。

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問5 火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 吸引型の機械排煙方式は、機械を用いた吸引により煙を外部に排出する方式であり、火災室の圧力を低下させることで、ほかの空間への煙の拡散防止にも有効である。
  2. 加圧防排煙方式は、機械給気により圧力を高めて煙の侵入を防止する方式であり、階段や付室、共用廊下等の避難上重要な空間に用いられる。
  3. 第二種排煙は、給気を機械で行う押出型の排煙方式であり、火災室からの煙が侵入するおそれはあるが出火のおそれが少ない空間(階段付室や廊下等)に用いられる。
  4. 自然排煙方式は、空間の上部に排煙口を設けて発生した煙を外部に排出する方式であり、その効率は給気の経路によらず、排気を行う開口部の位置及び面積で決まる。
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正解:4

選択肢1:適当:吸引型排煙=負圧化で他空間への拡散抑制に有効。

選択肢2:適当:加圧防排煙=階段・付室・廊下などを加圧して侵入防止。

選択肢3:適当:第二種排煙=機械給気押出型。付室・廊下等に用いる。

選択肢4:不適当(正解):自然排煙の効率は排気開口だけでなく給気経路(位置・面積)にも依存。

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問6 ある地点における南中時の太陽高度が60度のときの法線面直達日射量はJNであった。

ある地点における南中時の太陽高度が60度のときの法線面直達日射量はJNであった。このときの水平面直達日射量JHと南向き鉛直面直達日射量JVの値の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
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正解:4

選択肢1:不適当:直達日射量は法線面値に太陽高度の正弦(水平面)と余弦(南向き鉛直面)を掛けて求めるので、JH=JNsin60°=√3JN/2、JV=JNcos60°=JN/2となる。

選択肢2:不適当:直達日射量は法線面値に太陽高度の正弦(水平面)と余弦(南向き鉛直面)を掛けて求めるので、JH=JNsin60°=√3JN/2、JV=JNcos60°=JN/2となる。

選択肢3:不適当:直達日射量は法線面値に太陽高度の正弦(水平面)と余弦(南向き鉛直面)を掛けて求めるので、JH=JNsin60°=√3JN/2、JV=JNcos60°=JN/2となる。

選択肢4:適当:直達日射量は法線面値に太陽高度の正弦(水平面)と余弦(南向き鉛直面)を掛けて求めるので、JH=JNsin60°=√3JN/2、JV=JNcos60°=JN/2となり、4が正しい。

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問7 昼光・照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

昼光・照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. CIE標準曇天空下では、西向きの壁面の鉛直面照度よりも、南向きの壁面の鉛直面照度のほうが低くなる。
  2. 昼光率は、天空の輝度分布が一様であれば、全天空照度の影響を受けない。
  3. サーカディアンリズムを保つためには、夜間就寝前に色温度の高い光を浴びすぎないほうがよい。
  4. 輝度は、光源面だけではなく、反射面及び透過面についても定義できる。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):CIE標準曇天空は方位に対して回転対称。遮蔽がなければ南向きと西向きの鉛直面照度は同程度で、「南のほうが低い」とは限らない。

選択肢2:適当:天空輝度が一様なら昼光率は全天空照度に依存しない。

選択肢3:適当:就寝前は高色温度光を浴び過ぎないほうが概日リズムに良い。

選択肢4:適当:輝度は発光面・反射面・透過面いずれにも定義可。

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問8 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. XYZ表色系におけるxy色度図上の2点間の距離は、知覚される色の隔たりである色差に比例する。
  2. XYZ表色系における三刺激値X、Y、Zのうち、Yは、反射物体の色の場合、視感反射率を示す。
  3. マンセル表色系におけるバリュー(明度)は、0から10までの数値で表される。
  4. カラーユニバーサルデザインを考慮したサイン計画とする場合、一般に、色相の差だけではなく、明度の差を重視した配色にするとよい。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):xy色度図は知覚均等ではなく、距離≠色差比例。

選択肢2:適当:反射物体色ではYが視感反射率を表す。

選択肢3:適当:マンセルのV(明度)は0〜10。

選択肢4:適当:CUDでは色相差だけでなく明度差の確保が有効。

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問9 表に示す条件の、拡散性の高い室A、B、Cに、同じ音響パワーをもつ音源があるとき、

表に示す条件の、拡散性の高い室A、B、Cに、同じ音響パワーをもつ音源があるとき、それぞれの室内の平均音圧レベルの大小関係として、最も適当なものは、次のうちどれか。

  1. A>B>C
  2. A>C>B
  3. B>A>C
  4. B>C>A
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正解:4

選択肢1:不適当:平均音圧レベルは室定数R=Sα/(1−α) に反比例するので、RB<RC<RAから音圧レベルはB>C>Aとなる。

選択肢2:不適当:平均音圧レベルは室定数R=Sα/(1−α) に反比例するので、RB<RC<RAから音圧レベルはB>C>Aとなる。

選択肢3:不適当:平均音圧レベルは室定数R=Sα/(1−α) に反比例するので、RB<RC<RAから音圧レベルはB>C>Aとなる。

選択肢4:適当(正解):平均音圧レベルは室定数R=Sα/(1−α) に反比例するので、RB<RC<RAから音圧レベルはB>C>Aとなる。

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問10 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 音圧レベルが等しい純音を聴くと、一般に、100Hzの音より1,000Hzの音のほうが大きく感じられる。
  2. 内装材の吸音率が室内で一様な直方体の室において、その室の平面寸法は変えずに天井の高さを1/2倍にすると、残響時間は1/2倍になる。
  3. 単一材料からなる壁体の遮音性能について、質量則によれば、壁の面密度を2倍にすると、透過損失の値は約6dB増加する。
  4. 孔あき板と剛壁との間に空気層を設けた吸音構造において、空気層の厚みを2倍にすると、共鳴周波数は1/√2倍になる。
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正解:2

選択肢1:適当:同レベルなら1 kHzのほうが100 Hzより大きく感じる(等ラウドネス)。

選択肢2:不適当(正解):残響時間 T=0.161V/A。高さ1/2でもAも変わるため単純に1/2にはならない。

選択肢3:適当:質量則で面密度2倍→透過損失約+6 dB。

選択肢4:適当:孔あき板+空気層は空気層2倍で固有周波数は1/√2倍。

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問11 図はデシカント空調機の模式図である。構成部等に関する次の記述のうち、最も不適当な

図はデシカント空調機の模式図である。構成部等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 冷温水コイルは、予冷、予熱を行うものであり、予冷することで、デシカントローターの除湿性能を上げることができる。
  2. デシカントローターは、除湿剤による吸湿を行うものであり、除湿剤の種類(シリカゲル系、ゼオライト系等)により、それぞれ再生温度が異なる。
  3. 再生コイルは、デシカントローターの再生のために冷却を行うものであり、井水や地下水を利用して冷却することで、省エネルギー化が図れる。
  4. 加湿器は、冬期において加湿を行うものであり、デシカントローターを使用して還気より回収した湿分だけでは室内の湿度が目標値に達しない場合に稼働する。
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正解:3

選択肢1:適当:予冷でローター入口空気の絶対湿度を下げ、除湿効果向上。

選択肢2:適当:ローターは吸湿体で、種類により再生温度が異なる。

選択肢3:不適当(正解):再生は加熱が必要。冷却する装置ではない。

選択肢4:適当:冬期は回収湿分だけで不足時に加湿器を併用。

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問12 事務所ビルの空気調和設備等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか

事務所ビルの空気調和設備等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 中央管理方式の空気調和設備の採用に当たり、その制御及び作動状態の監視等を行うための中央管理室を避難階に設けた。
  2. 空調配管用のシャフトは、配管からの漏水時の修繕やメンテナンス性の確保のほか、天井裏に余分なスペースが生じるのを防ぐため、各階で同じ位置とした。
  3. 排煙ファンに接続された排煙主ダクト(竪ダクト)が各階の床を貫通する部分に、防火ダンパー(FD)を設けた。
  4. 冷却塔と事務室の外気取入れ口との離隔距離は、10mとした。
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正解:3

選択肢1:適当:中央監視室を避難階に設ける計画は妥当。

選択肢2:適当:シャフト位置の上下一致は保守性・天井内スペース確保に有効。

選択肢3:不適当(正解):排煙竪ダクト貫通部にFDを設けない(専用竪シャフト・耐火で貫通)。

選択肢4:適当:外気取入口は冷却塔から十分な離隔(10 m程度)を確保。

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問13 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 井水を熱源水とする水熱源ヒートポンプは、一般に、熱源水の温度が冷房時には外気温度よりも低く、暖房時には外気温度よりも高いので、空気熱源ヒートポンプに比べてCOPが高い。
  2. 冷却塔フリークーリングは、外気温度が低いときに冷凍機を使用せず、冷却塔のみで冷水をつくり出す省エネルギー手法である。
  3. 外気冷房は、外気のエンタルピーが室内空気のエンタルピーよりも高い場合において、それらのエネルギーの差を冷房に利用できるので、省エネルギー化が図れる。
  4. ナイトパージは、夜間に外気導入を行い、翌日の空調開始時の冷房負荷を減らす省エネルギー手法であり、一般に、昼間の外気導入時よりも低い外気温度まで利用できる。
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正解:3

選択肢1:適当:水熱源HPは外気源より高COPになりやすい。

選択肢2:適当:冷却塔フリークーリング=低外気時に冷凍機停止で冷水生成。

選択肢3:不適当(正解):外気冷房は外気のエンタルピーが室内より「低い」場合に有効。

選択肢4:適当:ナイトパージ=夜間低温外気で蓄熱を放散し翌日の負荷低減。

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問14 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 水道直結増圧方式において、水道本管への逆流を防止するため、一般に、増圧ポンプの吸込み側に逆流防止器を設置する。
  2. 飲料水用配管から空調設備配管へ給水する場合には、クロスコネクションを防止するため、一般に、逆止め弁を設置する。
  3. 上水系統と雑用水系統とを別系統とする場合には、鉄筋コンクリート造の床下ピットを雑用水系統の受水槽として利用することができる。
  4. 排水再利用水は、大小便器の洗浄水に使用するほか、一定の条件のもとに、散水用水や掃除用水への給水としても使用できる。
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正解:2

選択肢1:適当:直結増圧は吸込み側に逆流防止器で本管への逆流防止。

選択肢2:不適当(正解):クロスコネクション防止は逆止め弁では不十分。二重切替・逆流防止器や間接給水等が必要。

選択肢3:適当:床下ピットを雑用水受水槽に転用可(防水・衛生に配慮)。

選択肢4:適当:排水再利用水は水洗以外に散水・清掃等へ条件付きで利用可。

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問15 排水・通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

排水・通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 公共下水道が合流式であっても、汚水排水管が詰まった場合に衛生器具から室内に雨水が浸入しないようにするため、建築物内の雨水排水管と汚水排水管の兼用は避ける。
  2. 公共下水道へ排水する場合には、原則として、排水温度を45℃未満にして排水する。
  3. ループ通気方式は、2個以上のトラップを保護するために用いられる方式であり、一般に、伸頂通気方式に比べて、許容流量値が小さくなる。
  4. 排水管内の点検や清掃のための掃除口の大きさは、原則として、排水管径が100mm以下の場合は同一の口径とし、排水管径が100mmを超える場合には100mmより小さくならないようにする。
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正解:3

選択肢1:適当:合流式でも雨水・汚水の兼用は室内浸入リスクがあり避ける。

選択肢2:適当:原則、排水温度は45℃未満で放流。

選択肢3:不適当(正解):ループ通気は複数器具のトラップ保護に有効で、伸頂通気より許容流量が小さいとは限らない。

選択肢4:適当:掃除口径はφ100以下は同径、超える場合は100mm未満にしない。

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問16 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 埋設又は打込み接地極の種類には、銅板、銅被覆板等があり、地中に埋設又は打込む際は、なるべく水気があり、かつ、酸などで腐食するおそれがない場所を選ぶことが望ましい。
  2. 外部雷保護システムは、保護レベルに応じて、保護角法、回転球体法、メッシュ法のいずれかを選択し、重要度の高い建築物は保護レベルⅣで計画する。
  3. 航空障害灯設備は、原則として、高さ60m以上の建築物等に設置が義務づけられており、建築物等の形状等により航空障害灯の種類、設置箇所、設置個数が異なる。
  4. 太陽電池モジュールは、一部のセルに影が当たると発電能力が低下するだけではなく、ホットスポットが生じるおそれがあり、その対策の一つとして、バイパスダイオードの設置がある。
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正解:2

選択肢1:適当:接地極は水分多く腐食しにくい場所が望ましい。

選択肢2:不適当(正解):雷保護の保護レベルはⅠが最も厳しい。重要建築物をⅣで計画は不適。

選択肢3:適当:高さ60 m以上は航空障害灯の設置義務。

選択肢4:適当:太陽電池は部分影でホットスポットの恐れ→バイパスダイオード対策。

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問17 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 避難口誘導灯は、避難口の位置を明示するものであり、停電時においても点灯が継続可能な時間(予備電源の最低容量)により、A級、B級、C級に区分される。
  2. 非常コンセント設備は、消防隊が有効に消火活動を行えるよう、単相交流100V、15A以上の電気を供給できるものとする。
  3. 非常電源専用受電設備は、大規模な特定防火対象物における消防用設備等の非常電源とすることができない。
  4. 蓄電池は、非常用電源、停電補償、受電電力平準化、自然エネルギーによる発電電力平準化等に用いられる。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):誘導灯のA/B/C区分は主に設置場所・視認距離等で、予備電源容量(点灯時間)による区分ではない。

選択肢2:適当:非常コンセントは単相100 V・15 A以上。

選択肢3:適当:非常電源専用受電設備は消防用設備の非常電源にできない。

選択肢4:適当:蓄電池の用途記述は妥当。

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問18 消防用設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

消防用設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 開放型スプリンクラー設備は、火災の際、一斉開放弁を開くことにより、放水区域内の全てのスプリンクラーヘッドから散水する設備である。
  2. 粉末消火設備は、炭酸水素ナトリウム等の粉末を使用した負触媒効果により消火するものであり、航空機の格納庫や寒冷地の駐車場等に適している。
  3. 連結送水管は、公設消防隊の消火活動を行うための設備であり、1階の外壁又は外部に設置された送水口に消防ポンプ自動車で送水して使用する。
  4. 消防用水は、公設消防隊が消防ポンプ車によって水を吸い上げ、消火活動に使用する水源であり、敷地面積に耐火建築物等の建築物の区分に応じた係数を乗じた値が必要貯水量となる。
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正解:4

選択肢1:適当:開放型スプリンクラー=一斉開放弁作動で全ヘッド散水。

選択肢2:適当:粉末消火設備は負触媒効果で、格納庫や寒冷地駐車場に適用可。

選択肢3:適当:連結送水管=消防隊が送水口から加圧して使用。

選択肢4:不適当(正解):消防用水の必要量は敷地面積×係数ではなく、用途・延べ面積等で規定。

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問19 建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. ヒートポンプ給湯機は、一般に、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものであり、冷媒に二酸化炭素を利用したものがある。
  2. エスカレーターの落下防止のため、エスカレーターの一端を梁等の支持材に堅固に固定し、他端は非固定とした場合の非固定部分は、一般に、隙間及びかかり代長さを確保する。
  3. 建築設備の耐震設計において、一般に、建築物を耐震構造から免震構造とすることで鉛直震度は低減されるので、耐震構造の場合よりも設備機器類の設計用鉛直震度の値を小さくする。
  4. 大規模建築物に設置する多数台のエレベーターの運転管理において、群管理方式とすることで、省エネルギーとサービス向上の両立ができる。
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正解:3

選択肢1:適当:ヒートポンプ給湯機=空気熱を利用。CO₂冷媒機もある。

選択肢2:適当:エスカレーター一端固定・他端非固定とし、非固定側は隙間・かかり代を確保。

選択肢3:不適当(正解):免震化しても鉛直地震は基本低減されないため、設計用鉛直震度を小さくはしない。

選択肢4:適当:群管理で省エネとサービス向上の両立が可能。

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問20 環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. エンボディドカーボンは、建物の生涯を通して排出されるカーボン(ホールライフカーボン)のうち、建物の新築、改修、解体時に発生するカーボンのことである。
  2. 『ZEH』は、高い断熱性能を有する外皮及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロ又はマイナスとなる住宅である。
  3. 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「日本住宅性能表示基準」に規定される「一次エネルギー消費量等級」の「等級4」は、「建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律」の住宅の省エネルギー基準における基準値相当の省エネルギー性能であることを示す。
  4. 「建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律」の住宅の省エネルギー基準における外皮性能基準では、外皮平均熱貫流率及び暖房期の平均日射熱取得率を地域区分別に規定された値以下とすることが求められる。
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正解:4

選択肢1:適当:エンボディドカーボン=新築・改修・解体時に発生する炭素。

選択肢2:適当:ZEH=高断熱+高効率設備+再エネで一次エネ収支を概ねゼロ化。

選択肢3:適当:品確法の一次エネルギー消費量等級4=省エネ基準相当。

選択肢4:不適当(正解):住棟の外皮性能基準は U_A と「冷房期の」平均日射熱取得率 η_AC。暖房期ではない。

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