一級建築士 平成28年 計画

一級建築士 H28 計画 過去問・解説


問1 技術者倫理等の用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

技術者倫理等の用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 「アカウンタビリティ」は、一般に、業務や研究活動についての「説明する責任」のことをいう。
  2. 「談合」は、一定の利益を業界全体にもたらすことを目的とするもので、同業種の業者が資本を結合し、共同企業体を設けることも含む。
  3. 「公益通報」には、通報先や状況によって、「内部通報」、「行政機関への通報」及び「外部通報」の三つの種類がある。
  4. 「コンプライアンス」は、一般に、「法令遵守」と訳され、法令・条例等の遵守に加えて企業倫理等の遵守も含む。
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正解:2

選択肢1:適当:「アカウンタビリティ」は業務・研究活動に関する説明責任。

選択肢2:不適当:「談合」は不当な競争制限行為であり、JV設立のような正当な共同化とは別物。

選択肢3:適当:「公益通報」は内部・行政機関・外部の3区分。

選択肢4:適当:「コンプライアンス」は法令遵守+企業倫理等の遵守を含む。

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問2 建築物の保存、再生、活用等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の保存、再生、活用等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 東京駅丸の内駅舎(東京都千代田区)は、赤レンガのファサードをもつ駅舎であり、特例容積率適用地区制度を活用して、未利用容積を周辺建築物に売却・移転したうえで、保存・復原したものである。
  2. 目黒区総合庁舎(東京都目黒区)は、民間企業の本社屋として建築された建築物を、耐震補強、設備改修等を行ったうえで、庁舎として再生・転用したものである。
  3. 神奈川県立近代美術館鎌倉館(神奈川県鎌倉市)は、竣工時の形状を損なうことなく地震に対する安全性を高めるため、免震レトロフィット工法を採用し、保存・改修したものである。
  4. 旧門司税関(福岡県北九州市)は、明治・大正時代の歴史的建造物を活かしたまちづくりである「門司港レトロ事業」の一環として、明治45年に建築された税関庁舎を、港湾緑地の休憩所等として再生・活用したものである。
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正解:3

選択肢1:適当:東京駅丸の内駅舎は特例容積率適用地区を活用して保存・復原。

選択肢2:適当:目黒区総合庁舎は民間本社ビルを改修し庁舎へ転用。

選択肢3:不適当:神奈川県立近代美術館鎌倉館は免震レトロフィットで保存した事実はない。

選択肢4:適当:旧門司税関は「門司港レトロ」で再生・活用。

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問3 歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. ハギア・ソフィア大聖堂(トルコ)は、バシリカ形式とドーム集中形式とを融合させた平面をもち、巨大なドーム構造によって内部に広大な空間を作り出したビザンチン様式の建築物である。
  2. コルドバの大モスク(スペイン)は、紅白縞文様の2段アーチを伴って林立する柱による内部空間をもち、現在はキリスト教文化とイスラム教文化が混在している建築物である。
  3. ピサ大聖堂(イタリア)は、世界最大級の石積ドームをもち、外装はピンクや緑の大理石により幾何学模様で装飾され、クーポラとランターンは初期ルネサンス様式、ファサードはネオ・ゴシック様式の建築物である。
  4. ヴォルムス大聖堂(ドイツ)は、東西両端にアプスを対置させた二重内陣と身廊の両側に側廊を設けたバシリカ形式で構成され、東西の内陣と交差部とに六つの塔をもつロマネスク様式の建築物である。
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正解:3

選択肢1:適当:ハギア・ソフィアはバシリカ+集中形式の大ドームをもつビザンチン建築。

選択肢2:適当:コルドバの大モスクは紅白二段アーチの林立空間。

選択肢3:不適当:ピサ大聖堂の記述(世界最大級石造ドーム・外装様式など)が誤り。

選択肢4:適当:ヴォルムス大聖堂は二重内陣・ロマネスクの代表。

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問4 建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. Low-E複層ガラスは、中空層側のガラス面に特殊金属膜をコーティングすることで、中空層における放射伝熱を低減した複層ガラスである。
  2. 単板の強化ガラスは、同厚のフロート板ガラスと比して6〜10倍の強度をもつため、特段の措置を講じることなく、アトリウム等の屋根、スカイライト、トップライト等での使用に適している。
  3. 合わせガラスは、2枚以上の板ガラスでプラスチックフィルムを挟み加熱圧着したものであり、破損時の飛散防止や開口部の防犯性能の向上等を目的として用いられる。
  4. 板ガラスの耐風圧性能を慮した使用可能面積は、設計風圧力、ガラスの厚さ、支持条件等が同一であれば、フロート板ガラスに比べて網入磨き板ガラスのほうが小さい。
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正解:2

選択肢1:適当:Low-Eは中空側面の低放射膜で放射伝熱を低減。

選択肢2:不適当:強化ガラスは6〜10倍の曲げ強度でも屋根・トップライトは安全対策が必要で「特段の措置なく使用可」は×。

選択肢3:適当:合わせガラスは飛散防止・防犯に有効。

選択肢4:適当:同条件なら網入磨き板ガラスは風圧許容面積が小さめ。

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問5 建築物とその周辺環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物とその周辺環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 高層建築物の計画において、地表面付近の風速増加率は、計画地の周囲に建築物がない場合に比べ、周囲に低層建築物群がある場合のほうが大きくなる傾向がある。
  2. 建築物の周辺の気流は、「建築物の高さ(H)と建築物の間隔(W)の比(H/W)」や街区面積に対して建築物が占める割合」により大きく影響される。
  3. 高層建築物の計画において、床面積が大きい低層部を設け、当該低層部の屋根の上部に強風を発生させる計画とすると、建築物周辺の歩行者へのビル風の影響が少なくなる。
  4. ビル風対策としての植栽計画においては、耐風性の高い樹種を選定するとともに、低木を避け高木を風向きと平行となる向きに並べて配置することが有効である。
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正解:4

選択肢1:適当:周囲に低層群があるほうが地表付近の風速増加率が大きくなる傾向。

選択肢2:適当:気流はH/Wや建蔽率(建物占有率)に大きく依存。

選択肢3:適当:大きい低層部屋根上に強風を誘導すると地上歩行者域の風影響を緩和し得る。

選択肢4:不適当:低木も乱流抑制に有効で、並木を風向と平行に並べるだけでは対策として不十分。

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問6 自然エネルギーを利用したパッシブデザインに関する次の記述のうち、最も不適当なもの

自然エネルギーを利用したパッシブデザインに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 十分な日射が得られる北緯35度の地点において、建築物が受ける日射量は、冬期においては南面が多く、夏期においては水平面・東西面が多いことから、集熱窓を、南面で大きく、東西面で小さくすることが省エネルギー上有効である。
  2. パッシブクーリングの原則は、日射熱の侵入を極力排除したうえで通風を図り、自然エネルギーの利用により室内空気を冷やすことである。
  3. コンクリート躯体を蓄熱体として利用するためには、「外断熱とすること」、「開口部からの日射を直接コンクリート躯体に当てること」、「コンクリート躯体を直接室内に露出させること」等が有効である。
  4. クールチューブは、外気温が低下する夜間に自然通風を図り、居住者に涼感を与えるとともに、室内の蓄熱体の温度を下げ、翌日の室温上昇を抑える方式である。
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正解:4

選択肢1:適当:冬は南面、夏は水平面・東西面が日射多→開口計画で省エネ。

選択肢2:適当:パッシブクーリング=遮蔽+通風で室内を冷やす。

選択肢3:適当:外断熱+日射取り込み+躯体露出で蓄熱体活用。

選択肢4:不適当:記述は「ナイトパージ」。クールチューブは地中管で外気を熱交換して冷却する方式。

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問7 一般公共の用に供する屋内駐車場(自動車の駐車の用に供する部分の面積が1,000㎡

一般公共の用に供する屋内駐車場(自動車の駐車の用に供する部分の面積が1,000㎡のもの)の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 車いす使用者用駐車施設について、1台当たりの駐車スペースを、幅3.5m×奥行6.0mとした。
  2. 小型自動車の車路の梁下の高さを、2.1mとした。
  3. 一方通行の小型自動車の車路のうち、車路に接して駐車料金の徴収施設が設けられている場所で、歩行者の通行の用に供しない部分の幅員を、2.75mとした。
  4. 小型自動車の車路の屈曲部の内法半径を、5mとした。
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正解:2

選択肢1:適当:車いす使用者用3.5×6.0mは妥当。

選択肢2:不適当:小型車車路の梁下2.1mは不足(一般に2.2m程度以上)。

選択肢3:適当:徴収設備部で歩行者通行なしなら2.75m可。

選択肢4:適当:小型車路屈曲部の内法半径5mは標準的。

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問8 建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 中規模事務所ビルの計画において、基準階の共用部の主要な廊下の幅員を、2.0mとした。
  2. 公共体育館の計画において、成人用バスケットボールコートを二面配置するために、床面の内法寸法を、30m×35mとした。
  3. バスターミナルの誘導車路の屈曲部の計画において、全長12m程度の大型バスの最小回転半径を、12mとした。
  4. 大規模量販店の計画において、売場の客用通路の幅員は、主要な避難通路を3.0mとし、それ以外の通路を1.8mとした。
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正解:2

選択肢1:適当:中規模オフィス主要廊下2.0mは標準。

選択肢2:不適当:成人用バスケット二面は30×35mでは不足(実務上もっと大きい床面が必要)。

選択肢3:適当:全長12m級バスの最小回転半径12mは概ね妥当。

選択肢4:適当:量販店の客用通路幅 主要3.0m・その他1.8mは適切。

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問9 劇場、競技場等の客席・観覧席の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ

劇場、競技場等の客席・観覧席の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 車いす使用者用客席・観覧席の数(可動席スペースを含む。)は、施設内容や規模に応じ、客席・観覧席総数の0.5〜1%以上とする。
  2. 車いす使用者用客席・観覧席は、少なくとも同時に2以上の車いす使用者が利用できる専用スペースとして、固定位置に確保する。
  3. サイトライン(可視線)は、客席・観覧席の各々の人が、前列の人の頭又は肩を越して視焦点(舞台や競技場)を見ることができる視野の限界線のことである。
  4. 客席・観覧席の出入口から車いす使用者用客席・観覧席へ至る客席・観覧席内の通路は、有効幅員を120cm以上とするとともに、区間100m以内ごとに車いすが転回することができる140cm角以上のスペースを設ける。
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正解:4

選択肢1:適当:車いす席は総数の0.5〜1%以上を目安。

選択肢2:適当:同時に2席以上確保する固定位置の専用スペースが必要。

選択肢3:適当:サイトラインの定義は正しい。

選択肢4:不適当:客席内通路の100m毎に転回スペースの要求は過剰で規定趣旨とも合致しない。

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問10 都市計画・都市デザインに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

都市計画・都市デザインに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 高蔵寺ニュータウン(愛知県)は、高度経済成長期に名古屋圏に流入し、増加した人口の受け皿として、「近隣住区」等の都市計画理論に基づき開発された我が国で最初のニュータウンである。
  2. 筑波研究学園都市(茨城県)は、東京への一極集中を緩和するために、職住一体の「田園都市」として構想されたものである。
  3. 川越一番街(埼玉県)では、「パタン・ランゲージ」に範をとった町づくり規範により、歴史的町並みの景観の保全が実践されている。
  4. くまもとアートポリス(熊本県)は、環境デザインに対する関心を高め、都市環境・建築文化等の向上を図るために、「コミッショナー」が設計者を推薦する手法が採用された事業である。
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正解:1

選択肢1:不適当:我が国初の本格NTは千里ニュータウン。高蔵寺NTではない。

選択肢2:適当:筑波研究学園都市は首都圏一極集中緩和のため計画。

選択肢3:適当:川越一番街はパタン・ランゲージに学ぶ規範で保全。

選択肢4:適当:くまもとアートポリスはコミッショナーが設計者推薦。

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問11 まちづくりに関する用語とその説明として、最も不適当なものは、次のうちどれか。

まちづくりに関する用語とその説明として、最も不適当なものは、次のうちどれか。

  1. レジリエンスは、一般に、自然災害等により、社会基盤やそれが支える社会及び経済が一時的に大きなダメージを受けても、速やかに復活できること等を意味する。
  2. ダウンゾーニングは、都市計画で定められた容積率の引下げや建築することができる用途を住宅等に限定する等、規制を現行に比べて厳しいものに変更することである。
  3. トランジットモールは、歩行者用の空間であるモールの形態の一つであり、一般の自動車の進入を排除して、路面電車やバス等の公共交通機関に限って走行を認めたものである。
  4. エリアマネジメントは、行政主導により地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための取組みのことである。
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正解:4

選択肢1:適当:レジリエンス=被災後の復元力。

選択肢2:適当:ダウンゾーニング=規制強化(容積率引下げ等)。

選択肢3:適当:トランジットモール=公共交通のみ走行可の歩行者空間。

選択肢4:不適当:エリアマネジメントは官民連携で民間主体も中核。行政主導に限定しない。

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問12 住宅の作品名(設計者)とその計画上の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なもの

住宅の作品名(設計者)とその計画上の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. イームズ自邸(チャールズ&レイ・イームズ)は、再組立が可能という理念のもと、形鋼やスチールサッシ等の工業製品を用いて建築された住宅である。
  2. ゲーリー自邸(フランク・O・ゲーリー)は、既存の木造住宅に、安価な材料である金網やトタン板、ベニヤ板の断片等を組み合わせて増改築を行った、ポストモダンを代表する住宅の一つである。
  3. ヒラルディ邸(ルイス・バラガン)は、不整形敷地に建つ地上4階建ての医院併用住宅であり、台形の平面をもつ医院と矩形の平面をもつ住居は、中庭のスロープによって繋がれている。
  4. フィッシャー邸(ルイス・カーン)は、二つの矩形のボリュームが45度の角度をもって接合され、一方には2層の個室群が配置され、もう一方には2層分の高さの居間をもつ、幾何学的な構成の住宅である。
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正解:3

選択肢1:適当:イームズ自邸=工業製品を用いた再組立の思想。

選択肢2:適当:ゲーリー自邸=低廉材料の増改築によるポストモダン的実験。

選択肢3:不適当:ヒラルディ邸の記述は事実と一致しない。

選択肢4:適当:フィッシャー邸は二つの矩形ボリュームの幾何学構成。

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問13 住宅団地及び集合住宅の計画上の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ

住宅団地及び集合住宅の計画上の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 茨城県営松代アパート(茨城県つくば市)は、七つの住棟により囲まれた二つの中庭をもち、屋根葺材には地元で焼かれた瓦を使用する等、周辺との融和に配慮された地上3階建ての低層集合住宅である。
  2. コモンシティ星田A2(大阪府交野市)は、敷地内の緩斜面を活かした緑道の配置や、塀・門を極力設けない外構計画等により、連続した開放的な外部空間を創り出した戸建ての住宅団地である。
  3. NEXT21(大阪府大阪市)は、二段階供給方式(スケルトン・インフィル分離方式)と環境共生をテーマにし、住戸の外壁等の規格化・部品化による可変性の確保や屋上植栽等が試みられた集合住宅である。
  4. 幕張ベイタウンパティオス4番街(千葉県千葉市)は、壁面線の位置・高さ、壁面率等についての都市デザインガイドライン」に沿って設計された集合住宅であり、街区型の形式に特徴がある。
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正解:1

選択肢1:不適当:茨城県営松代アパートの計画趣旨・構成の記述が誤り。

選択肢2:適当:星田A2は門塀を抑えた開放外構・緑道で連続外部空間。

選択肢3:適当:NEXT21はSI分離+環境共生の実験集合住宅。

選択肢4:適当:幕張ベイタウン・パティオスは都市デザインGLに沿った街区型。

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問14 事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 事務室内のヘビーデューティーゾーン(重荷重ゾーン)の床の積載荷重を、2,300N/㎡とした。
  2. 事務室内のフリーアクセスフロアの高さを、100mmとした。
  3. 事務室内の照明計画において、アンビエント照明の照度を、500lxとした。
  4. 基準階の事務室の床面積を1,000㎡とする貸事務所ビルの計画において、男子小便器3個、男子大便器3個、女子便器4個とした。
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正解:1

選択肢1:不適当:ヘビーデューティーゾーン2,300N/㎡は低い(より高い設定を要する)。

選択肢2:適当:フリーアクセス100mmは一般的。

選択肢3:適当:アンビエント500lxは標準。

選択肢4:適当:1,000㎡規模での衛生器具数の水準は妥当。

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問15 博物館・劇場の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

博物館・劇場の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 博物館の保存、修復のための調査・研究部門は、研究対象である収蔵品の移動を最小限に留めるために、調査・研究部門と収蔵部門とを隣接して設ける計画とした。
  2. 博物館の収蔵部門は、収蔵庫内の保存環境を一定に保つため、前室を設ける計画とした。
  3. 劇場の搬出入のためのサービスヤードにおいて、ウィング式(荷台の側面と屋根面を一体として上方に開くことができるもの)の大型トラックが停車するスペースの、床から天井までの高さを4mとした。
  4. 劇場において、定員600人の固定式の客席部分の面積(通路を含む。)を、400㎡とした。
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正解:3

選択肢1:適当:調査研究部門は収蔵部門近接で動線最小化。

選択肢2:適当:収蔵庫は保存環境維持のため前室を設ける。

選択肢3:不適当:ウィング車対応で軒高4mは不足(より大きな有効高さが必要)。

選択肢4:適当:定員600の固定席面積400㎡は妥当な目安。

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問16 病院の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

病院の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 手術部の計画に当たり、他部門との速やかな連携や機材等の搬出入に配慮し、他部門間の通過動線を手術部内に設ける計画とした。
  2. 外来診療部の計画に当たり、患者の出入りの多い内科は外来入口の近くに配置し、小児科は可能な限り他科と分離して計画した。
  3. LDR室の計画に当たり、家具や空間の仕上げに木材を使用する等、暖かい家庭的な雰囲気となるように配慮した。
  4. 看護拠点の計画に当たり、看護動線の短縮及び病室内の患者の観察の容易さを確保するため、ナースステーションの他にナースコーナーを設け、看護の作業領域を分散した。
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正解:1

選択肢1:不適当:手術部に他部門の通過動線を通す計画は×(専用化・衛生管理が原則)。

選択肢2:適当:外来は内科を入口近く、小児科は分離配置の配慮。

選択肢3:適当:LDR室は温かい家庭的なしつらえが望ましい。

選択肢4:適当:看護動線短縮のためナースコーナー併設の分散も有効。

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問17 建築物の外装の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の外装の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. エアフローウィンドウは、一般に、二重のガラス間にブラインド等の遮光装置を設置し、空調空気を通すことで、ペリメーターゾーンの熱負荷を軽減するシステムである。
  2. SSG構法は、ガラスを室内側に設置したフレーム(バック・マリオン)に構造シーラントを用いて接着することで、室外側にほとんどサッシが見えないフラットなガラス面を構成できるものである。
  3. カーテンウォール工事におけるフィルドジョイント構法は、外装材の接合部分の水密性能を確保するため、内外の空気圧を等圧にすることにより、雨水を重力で排水するものである。
  4. メタルカーテンウォールにおけるマリオン方式(方立方式)は、マリオンが日射等の熱により膨張・収縮することから、変形に対する追従機構が必要である。
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正解:3

選択肢1:適当:エアフローウィンドウは二重窓+空調空気循環でペリメータ負荷低減。

選択肢2:適当:SSG構法は構造シーラント接着で外観フラット化。

選択肢3:不適当:記述は等圧原理のレインスクリーン。フィルドジョイントは湿式目地で趣旨が異なる。

選択肢4:適当:メタルCWのマリオン方式は熱伸縮追従機構が必要。

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問18 建築士法第25条の規定に基づく「建築士事務所の開設者がその業務に関して請求するこ

建築士法第25条の規定に基づく「建築士事務所の開設者がその業務に関して請求することのできる報酬の基準(平成21年国土交通省告示第15号)」に照らし、「工事監理に関する標準業務」の業務内容として、最も不適当なものは、次のうちどれか。

  1. 設計図書の内容を把握し、設計図書に明らかな、矛盾、誤、脱漏、不適切な納まり等を発見した場合には、設計者に報告し、必要に応じて工事施工者に確認する。
  2. 設計図書の定めにより、工事施工者が作成し、提出する施工図(躯体図、工作図、製作図等をいう。)、製作見本、見本施工等が設計図書の内容に適合しているかについて検討し、建築主に報告する。
  3. 工事施工者の行う工事が設計図書の内容に適合しているかについて、設計図書に定めのある方法による確認のほか、目視による確認、抽出による確認、工事施工者から提出される品質管理記録の確認等、確認対象工事に応じた合理的方法により確認を行う。
  4. 工事と設計図書との照合及び確認の結果、工事が設計図書のとおりに実施されていないと認めるときは、直ちに、工事施工者に対して、その旨を指摘し、当該工事を設計図書のとおりに実施するよう求め、工事施工者がこれに従わないときは、その旨を建築主に報告する。
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正解:1

選択肢1:不適当:設計図書の矛盾等の発見は報告先が「設計者」ではなく、基本は建築主に報告し是正連絡を図る運用。文言が標準業務の定めとずれる。

選択肢2:適当:施工図・見本等が設計内容に適合するか検討し建築主へ報告。

選択肢3:適当:目視・抽出・品質記録確認など合理的方法で確認。

選択肢4:適当:是正要求→従わなければ建築主へ報告の流れは標準業務の核心。

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問19 図のような鉄筋コンクリート構造の梁において、スタラップの割付本数が設計図書に記載

図のような鉄筋コンクリート構造の梁において、スタラップの割付本数が設計図書に記載されていない場合、「建築工事建築数量積算研究会建築数量積算基準」に照らして、スタラップの割付本数の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、図に記載されていない鉄筋は適切に配筋されているものとする。

  1. 37本
  2. 38本
  3. 39本
  4. 40本
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正解:3

選択肢1:不適当:37本は不足。

選択肢2:不適当:38本も不足。

選択肢3:適当:39本。

選択肢4:不適当:40本は過剰。

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問20 プロジェクトマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

プロジェクトマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 賃貸住宅におけるサブリース事業は、賃貸管理事業者が建物所有者等から建築物を転貸目的として賃借し、自らが転貸人となって入居者に転貸するシステムによって行う賃貸管理事業である。
  2. BCPは、企業が災害や事故で被害を受けても、重要な業務が中断しないこと、中断しても可能な限り短い期間で再開すること等、事業の継続を追求する計画である。
  3. CSRは、企業が所有する不動産について、経営戦略的な視点に立って見直しを行い、不動産投資の効率性を最大限向上させるというえ方である。
  4. PFI事業におけるSPCは、ある特定の事業を実施することを目的として設立される会社で、PFI事業以外の投資は行わず、PFIの契約期間が終了すれば解散するものである。
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正解:3

選択肢1:適当:サブリース=転貸目的の一括賃借(賃貸管理事業)。

選択肢2:適当:BCP=重要業務の継続・早期復旧を図る計画。

選択肢3:不適当:記述はCRE(企業不動産戦略)。CSRは企業の社会的責任。

選択肢4:適当:PFIのSPCは当該事業専業で期間終了時に解散が原則。

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