一級建築士 H27 環境・設備 過去問・解説
問1 環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 実効温度差(ETD)は、内外温度差」、日射量」及び壁や天井等の熱容量の大きい部材による熱的挙動の時間遅れ」を慮した、熱貫流計算を簡略に行うために使用される仮想の温度差である。
- 作用温度(OT)は、空気温度、平放射温度及び湿度から求められる指標である。
- 光束発散度は、発光面、反射面又は透過面のいずれについても、面から発散する単位面積当たりの光束である。
- 固体伝搬音(固体音)は、建築物の躯体中を伝わる振動により、壁や天井等の表面か ら空間に放射される音である。
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正解:2
選択肢1:適当:ETDは外気温差・日射・熱容量などを考慮した仮想温度差である。
選択肢2:不適当:作用温度は空気温度と平均放射温度で求め、湿度は含まれない。
選択肢3:適当:光束発散度は発光面・反射面・透過面から発する単位面積当たりの光束である。
選択肢4:適当:固体伝搬音は躯体の振動が壁や天井から空間に放射される音である。
問2 室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 外皮の断熱や気密の性能を高めることは、暖房時の室内の上下温度差を小さくすることにつながる。
- 中央管理方式の空気調和設備を用いた居室において、許容されるホルムアルデヒドの量の上限は、0.15mg/mである。
- 住宅の床暖房において、床表面温度は30°C程度を上限とすることが望ましい。
- 20〜30°Cの温度条件では、相対湿度が70%を超えるとカビの発育が促進され、相対湿度が高いほどその繁殖率は高くなる。
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正解:2
選択肢1:適当:断熱・気密の性能向上は上下温度差の縮小につながる。
選択肢2:不適当:ホルムアルデヒドの許容濃度上限は0.1 mg/m³であり、0.15 mg/m³は誤り。
選択肢3:適当:床暖房表面温度はおおむね30℃以下が望ましい。
選択肢4:適当:相対湿度70%超ではカビの発育が促進される。
問3 図のような4面の壁(1面は窓を含む。)と1面の屋根からなる建築物のモデルの暖房負
図のような4面の壁(1面は窓を含む。)と1面の屋根からなる建築物のモデルの暖房負荷に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、壁、屋根、窓の熱貫流率は、それぞれ0.5W/(mK)、0.25W/(mK)、3.5W/(mK)とし、換 気回数は0.5回/h、空気の容積比熱は1,200J/(mK)とする。また、定常伝熱でえるものとし、壁、屋根、窓及び換気による熱損失のみを対象とする。 屋根 2.5m 壁 窓 壁 面 積:40m 5m 4m 屋根面積:20m 窓 面 積: 5m 室 容 積:50m 1

- 換気による熱損失は、建築物のモデル全体の熱損失の1/5よりも大きい。
- 窓からの熱損失は、換気による熱損失の2倍よりも大きい。
- 屋根からの熱損失は、壁からの熱損失の1/4である。
- 換気による熱損失は、屋根からの熱損失よりも大きい。
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正解:1
選択肢1:不適当:換気による熱損失が全体損失より大きくなることはない。
選択肢2:適当:窓の熱損失は換気損失の2倍程度である。
選択肢3:適当:屋根の熱損失は壁より小さい。
選択肢4:適当:換気による熱損失は屋根からの損失より大きい。
問4 換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 開口部に風圧力が作用したときの換気量は、外部風向と開口条件が一定の場合、外部風速に比例する。
- 住宅の全般換気を、トイレ、浴室、台所等の水まわり部分から排気する第三種換気方式で行う場合、居室に設ける自然給気口は、床面からの高さを1.6m以上とすることが望ましい。
- 大きさの異なる上下の二つの開口部を用いて、無風の条件で温度差換気を行う場合、中性帯の位置(高さ)は、有効開口面積の小さいほうの開口部に近づく。
- 二酸化炭素を0.015m/h発生する成人1人当たりの必要換気量は、外気の二酸化炭素濃度が0.03%で室内の許容濃度が0.1%の場合、約21m/hとなる。
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正解:3
選択肢1:適当:風力換気量は風速に比例する。
選択肢2:適当:第3種換気での自然給気口は床上約1.6m以上が望ましい。
選択肢3:不適当:温度差換気では中性帯は有効開口面積の大きい方に近づく。
選択肢4:適当:CO₂発生0.015 m³/hでは約21 m³/hの換気量が必要。
問5 建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 人は、空気中の一酸化炭素濃度が1%を超えると、数分間で死に至る。
- 病院の手術室、ICU、未熟児室等は、籠城区画として防火計画をすることが望ましい。
- 超高層建築物においては、設備シャフトや吹抜け等の屋内の延焼経路や、開口部を介した屋外の延焼経路を遮断する計画を行うことが重要である。
- 火災室から廊下や隣室へ流出する煙の水平方向の流動速度は、2〜3m/sである。
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正解:4
選択肢1:適当:CO濃度1%超では数分で致死に至る。
選択肢2:適当:手術室・ICUは籠城区画による防火計画が望ましい。
選択肢3:適当:超高層建築では延焼経路遮断計画が重要。
選択肢4:不適当:煙流動速度2〜3 m/sは過大である。
問6 日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 直射日光の色温度は、日没前頃より正午頃のほうが高い。
- 日影図における日影時間の等しい点を結んだものを、等時間日影線という。
- 日照率は、1日(24時間)に対する日照時間の割合である。
- 北緯35度の地点における春分・秋分の日の終日日射量は、終日快晴の場合、どの向きの鉛直面よりも水平面のほうが大きい。
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正解:3
選択肢1:適当:正午の直射日光の色温度は日没前より高い。
選択肢2:適当:等時間日影線は日影時間が等しい点を結んだ線。
選択肢3:不適当:日照率は通常、日出〜日没間に対する比であり、24時間ではない。
選択肢4:適当:春分・秋分の終日日射量は水平面が最も大きい。
問7 図のような点光源に照らされたA点、B点、C点の水平面照度の大小関係として、正しい
図のような点光源に照らされたA点、B点、C点の水平面照度の大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、点光源の配光特性は一様なものとし、反射は慮しないものとする。

- A>B=C
- B>A>C
- B=C>A
- B>C>A
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正解:1
選択肢1:適当:Aが最も近く、照度はA>B=Cとなる。
選択肢2:不適当:照度はA>B=Cとなる。
選択肢3:不適当:照度はA>B=Cとなる。
選択肢4:不適当:照度はA>B=Cとなる。
問8 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 人の目が光として感じることができるのは、波長が約380〜780nmの放射である。
- 加法混色の三原色は、赤・緑・青であり、それらを同じ割合で混ぜると白色になる。
- 色光の誘目性は、一般に、色相では赤が最も高く、青がこれに続き、緑が最も低い。
- ある面からの放射エネルギーが同じ場合、明所視では、緑色より赤色のほうが強く感じられる。
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正解:4
選択肢1:適当:人の可視域は約380〜780nm。
選択肢2:適当:加法混色の三原色は赤・緑・青で、等量で白になる。
選択肢3:適当:誘目性は赤が高く、次に青、緑は低い。
選択肢4:不適当:明所視では緑のほうが赤より明るく感じられる。
問9 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 自由音場において、全指向性の点音源(指向性のない点音源)からの距離が1mの点と2mの点との音圧レベルの差は、3dBとなる。
- 防音塀は、音の回折による減衰を利用するものであり、一般に、低音域よりも高音域の遮断に有効である。
- 学校の普通教室においては、平吸音率が0.2程度となるように、吸音対策を施すことが望ましい。
- 音の強さのレベルを20dB下げるためには、音の強さを1/100にする。
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正解:1
選択肢1:不適当:距離を2倍にすると音圧レベル差は約6 dB低下する。
選択肢2:適当:防音塀は回折による減衰を利用し、高音域で効果が大きい。
選択肢3:適当:普通教室では平均吸音率0.2程度が望ましい。
選択肢4:適当:音の強さレベルを20 dB下げるには強さを1/100にする。
問10 吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 孔あき板と剛壁との間に空気層を設けた吸音構造の共鳴周波数は、孔あき板の開口率を小さくすると低くなる。
- 多孔質吸音材料を剛壁に取り付ける場合、多孔質吸音材料と剛壁面との間の空気層を厚くすると、一般に、低音域の吸音率が高くなる。
- 質量則を用いて予測した単層壁の音響透過損失の値は、実測値に比べて大きくなる傾向がある。
- 単層壁の音響透過損失は、垂直入射の場合より拡散入射の場合のほうが大きくなる。
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正解:4
選択肢1:適当:穿孔板吸音構造は開口率を小さくすると共鳴周波数が低くなる。
選択肢2:適当:空気層を厚くすると低音域の吸音率が高まる。
選択肢3:適当:質量則の理論値は実測よりやや大きく出る傾向がある。
選択肢4:不適当:拡散入射の透過損失が垂直入射より常に大きいとは限らない。
問11 空気調和設備・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 半導体や液晶を製造する工場のクリーンルームにおいては、清浄度を保つために周囲の室に対して10Pa程度の正圧となるように換気し、塵埃の流入を防止する。
- 直だき吸収冷凍機室の給気量は、室内発熱を除去するための換気量と燃焼に必要な空気量とを合わせた量とする。
- 換気ダクトにおいて、ダクト直管部の単位長さ当たりの圧力損失は、一般に、平風速の二乗に比例する。
- パッケージユニット方式の空調機のAPF(AnnualPerformanceFactor)は、実際の使用状態に近い運転効率を示す指標であり、想定した年間総合負荷と定格時の消費電力から求められる。
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正解:4
選択肢1:適当:クリーンルームは周囲に対して10Pa程度の正圧を保ち、塵埃の流入を防ぐ。
選択肢2:適当:直だき吸収冷凍機室の給気量は、燃焼用+発熱除去用を合わせた量とする。
選択肢3:適当:ダクトの圧力損失は、風速の二乗に比例する。
選択肢4:不適当:APFは年間負荷を基にした成績係数だが、定格消費電力ではなく、部分負荷性能も考慮して算出されるため説明が不正確である。
問12 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 空調用水蓄熱槽の利用温度差を確保するためには、変流量制御より定流量制御のほうが望ましい。
- 蓄熱媒体には、水や氷の他にも土壌や建築物の躯体を用いることが可能である。
- 空調におけるPID制御は、比例・積分・微分の三つの利点を組み合わせた制御方式である。
- デシカント空調は、排熱等を用いることにより潜熱を効率よく除去することが可能なため、潜熱と顕熱とを分離処理する空調システムに利用できる。
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正解:1
選択肢1:不適当:蓄熱槽では変流量制御の方がエネルギー効率が高く、定流量制御が望ましいわけではない。
選択肢2:適当:蓄熱媒体には水・氷以外に土壌・躯体利用も可能。
選択肢3:適当:PID制御は比例・積分・微分を組み合わせた制御方式。
選択肢4:適当:デシカント空調は潜熱・顕熱を分離して効率的に除湿できる。
問13 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 風量14,400m/h、有効開口率0.4の外気取入れガラリの開口面積は、3〜5m程度が望ましい。
- 照明の電力消費量を減少させると、冷房用エネルギー消費量も減少させることができる。
- 室内負荷が変わらない場合、空調機の外気取入れに全熱交換器を使用することにより、空調機にかかる負荷が減り、空調機の送風量を小さくすることができる。
- ISOにおいては、PMV(予測平温冷感申告)が−0.5<PMV<+0.5に収まり、かつ、PPD(予測不快者率)が10%未満となる温熱環境を推奨している。
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正解:3
選択肢1:不適当:風量14,400 m³/h・有効開口率0.4の場合、開口面積は約10 m²必要であり、3〜5 m²は過小。
選択肢2:適当:照明の消費電力低減は発熱減少により冷房負荷も減る。
選択肢3:適当:全熱交換器により外気処理負荷が低減し、送風量を小さくできる。
選択肢4:適当:PMVが−0.5〜+0.5、PPD10%未満が快適範囲としてISO基準に一致する。
問14 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 雨水排水管の管径の算定において、壁面に吹き付ける雨水が下部の屋根面に流下するので、この壁面の面積の50%を下部の屋根面積(水平投影面積)に加算した。
- 循環式の中央式給湯設備において、レジオネラ属菌の繁殖を防ぐために、給湯循環水の温度を60°Cとした。
- 通気管を大気中に開口するに当たり、通気管が建築物の最上階の窓に近接するので、通気管の末端をその窓の上端から700mm立ち上げた。
- 飲食施設を設けない中小規模の事務所ビルの給水設計において、使用水量の比率を、飲料水70%、雑用水30%とした。
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正解:4
選択肢1:適当:壁面雨水の50%を下屋根面積に加算する方法は妥当。
選択肢2:適当:循環式給湯ではレジオネラ属菌対策として60℃程度を維持する。
選択肢3:適当:通気管は開口部から700mm以上立ち上げるのが標準。
選択肢4:不適当:事務所ビルでは飲料水50〜60%、雑用水40〜50%程度が一般的であり、70%:30%は過大。
問15 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 自然流下式の排水立て管の管径は、いずれの階においても、最下部の最も大きな排水負荷を負担する部分の管と同一の管径とする。
- 飲料水の給水・給湯系統とその他の系統が、配管・装置等により直接接続されるクロスコネクションは、絶対に行ってはならない。
- 水道直結増圧方式において、水道本管への逆流を防止するためには、一般に、増圧ポンプの吸込み側に逆流防止器を設置する。
- バキュームブレーカは、排水管内が真空に近い状態になることによる振動や騒音の発生を防止する目的の器具である。
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正解:4
選択肢1:適当:自然流下式立て管は、最下部の最大排水負荷部と同径が原則。
選択肢2:適当:クロスコネクションは絶対に禁止。
選択肢3:適当:増圧ポンプ吸込側に逆流防止器を設置するのは適切。
選択肢4:不適当:バキュームブレーカは真空防止ではなく、給水系の逆流防止目的の器具である。
問16 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 需要率は、「負荷設備容量の総和」に対する「最大需要電力」の割合である。
- 負荷率は、「負荷設備容量の総和」に対する「ある期間の平需要電力」の割合である。
- 力率は、交流回路に電力を供給する際の「電圧と電流との積」に対する「有効電力」の割合である。
- 進相コンデンサは、主に、力率を改善するために用いられる。
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正解:2
選択肢1:適当:需要率=最大需要電力/設備容量の総和。
選択肢2:不適当:負荷率は最大需要電力に対する平均電力の比であり、負荷設備容量ではない。
選択肢3:適当:力率=有効電力/(電圧×電流)。
選択肢4:適当:進相コンデンサは力率改善に用いられる。
問17 照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 中小規模の事務所ビルの照明・コンセント系統の配電方式には、一般に、単相3線式100/200Vが採用されている。
- 照明の省エネルギー手法のうち、適正照度制御は、経年による照度低下を見込むことで生じるランプ設置直後等における照度過多を、適正な照度に抑制する制御である。
- 光束法による平照度計算における照明率は、「初期の作業面の平照度」に対する「ある期間使用後の作業面の平照度」の割合である。
- HID(高輝度放電)ランプは、金属蒸気中の放電発光を利用した光源であり、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ及び高圧ナトリウムランプを総称したものである。
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正解:3
選択肢1:適当:小中規模事務所では単相3線式100/200Vが一般的。
選択肢2:適当:適正照度制御は初期照度過多を抑制する制御である。
選択肢3:不適当:照明率は「照度」ではなく照明器具の全光束に対する作業面到達光束の割合をいう。
選択肢4:適当:HIDランプは高圧水銀・メタルハライド・高圧ナトリウムの総称。
問18 防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 連結散水設備は、地階の火災の際、消火活動を容易にするため、消防ポンプ自動車から送水して天井又は天井裏の散水ヘッドから放出し、消火する設備である。
- 泡消火設備は、冷却効果によって消火する設備であり、発電機等の機械室に設置される。
- 無線通信補助設備は、無線連絡に支障がないように、消防隊相互の無線連絡を可能にするための設備であり、延べ面積が1,000m以上の地下街に設置される。
- 非常用コンセント設備は、消防隊が有効に消火活動を行えるように電力供給する設備であり、建築物の地階を除く階数が11以上の階及び延べ面積が1,000m以上の地下街に設置される。
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正解:2
選択肢1:適当:連結散水設備は地階火災時に放水する消火補助設備。
選択肢2:不適当:泡消火設備は主に窒息・遮断作用による消火であり、冷却効果が主ではない。
選択肢3:適当:無線通信補助設備は地下街などで消防隊の通信を確保する設備。
選択肢4:適当:非常用コンセント設備は高層・地下建築物で消防活動電源を供給する。
問19 昇降機設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
昇降機設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 非常用エレベーターには、消防活動のために、かごの戸を開いたままかごを昇降させることができる装置を設ける必要がある。
- 荷物用エレベーターは荷物の輸送を目的とし、荷扱者又は運転者以外の人の利用はできないが、人荷用エレベーターは一般乗客も利用することができる。
- エスカレーターの乗降口において、ハンドレールの折返し部の先端から2m以内に防火シャッターが設置されている場合には、当該シャッターの作動と連動してエスカレーターを停止させる装置を設ける必要がある。
- エスカレーターは、その勾配が35度であっても、踏段の定格速度45m/分、揚程6mのものであれば設置することができる。
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正解:4
選択肢1:適当:非常用エレベーターにはかご戸開放昇降装置を設ける。
選択肢2:適当:人荷用エレベーターは一般乗客も利用できる。
選択肢3:適当:防火シャッターが2m以内にある場合、連動停止装置が必要。
選択肢4:不適当:エスカレーターの勾配は**最大30°(約27.3°)**までであり、35°は超過している。
問20 環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 建築物の二次エネルギー消費量を一次エネルギー消費量に換算して同じ単位で比べた場合、二次エネルギー消費量は一次エネルギー消費量よりも大きくなる。
- 建築物の省エネルギー基準における年間熱負荷係数(PAL:パルスター)は、値が小さいほど建築物の外皮の熱性能が高いと判断される。
- 建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)における「BEI(BuildingEnergyIndex)」は、値が小さいほど建築物の省エネルギー性能が高いと判断される。
- 建築環境総合性能評価システム(CASBEE)における「BEE(BuiltEnvironmentEfficiency)」は、値が大きいほど建築物の環境性能が高いと判断される。
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正解:1
選択肢1:不適当:二次エネルギー(電気等)を一次換算すると数値上は一次の方が大きくなる。逆の記述は誤り。
選択肢2:適当:PALは値が小さいほど外皮性能が高い。
選択肢3:適当:BEIは値が小さいほど省エネ性能が高い。
選択肢4:適当:BEEは値が大きいほど環境性能が高い。

