一級建築士 H29 環境・設備 過去問・解説
問1 環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 色度は、色の明度と彩度の二つの属性を含めた知覚的評価の指標である。
- 音の回折は、音波の伝搬空間に障害物がある場合に、障害物の背後に音が回り込んで伝搬する現象であり、障害物の大きさよりも音の波長が大きいほど回り込みやすい。
- 壁体の定常伝熱は、壁体の両面の空気温度又は表面温度を長時間一定に保った後も、壁体内の各部の温度が時間の経過によって変化せず、熱流量が一定な場合の伝熱過程をいう。
- 建築物の壁面に沿った風の流れが、隅角部で建築物から離れる現象を、一般に、剥離流という。
正解・解説を見る
正解:1
選択肢1:不適当(正解):「色度」は色相・彩度の属性であり、明度は含まない。
選択肢2:適当:音の回折は波長が障害物より大きいほど回り込みやすい。
選択肢3:適当:壁体の定常伝熱=温度分布が時間変化せず熱流一定。
選択肢4:適当:壁面流が隅角で剥離する現象を剥離流という。
問2 室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 予測平温冷感申告(PMV)は、主に一な環境に対する温熱快適指標であることから、不一な放射環境や上下温度分布が大きな環境等に対しては、適切に評価できない場合がある。
- 中央管理方式の空気調和設備を設ける居室においては、浮遊粉じんの量を概ね0.15mg/m3以下とする。
- 室内の酸素濃度が18%近くに低下した場合、人体に対しては生理的に大きな影響を与えにくいが、開放型燃焼器具の不完全燃焼をもたらすおそれがある。
- 平放射温度(MRT)は、室温によらず、グローブ温度及び気流速度の計測値から概算で求められる。
正解・解説を見る
正解:4
選択肢1:適当:PMVは一様環境向け指標で、非一様放射・上下温度分布大では評価困難な場合がある。
選択肢2:適当:中央管理方式の居室は浮遊粉じん概ね0.15 mg/m³以下。
選択肢3:適当:O₂が18%近くに低下すると不完全燃焼を招き得る。
選択肢4:不適当(正解):MRTはグローブ温度・気流に加え気温も関与する。室温によらないわけではない。
問3 換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 容積の異なる二つの室において、それぞれの室内の二酸化炭素発生量及び換気回数が同じ場合、定常状態での室内の二酸化炭素濃度は、一般に、容積が大きい室より小さい室のほうが高くなる。
- 汚染物質が発生している室の必要換気量は、定常状態を想定した場合、室の容積によらず、その室の汚染物質の発生量、許容濃度及び外気中の汚染物質の濃度により求めることができる。
- 外気に面して上下に同じ大きさの二つの開口部がある室において、無風の条件で温度差換気を行う場合、換気量は、「内外温度差」及び「開口高さの差」に比例する。
- 手術室やクリーンルーム等のように、汚染空気が周囲から流入してはならない室においては、第二種機械換気又は室内の気圧を周囲よりも高くした第一種機械換気とする。
正解・解説を見る
正解:3
選択肢1:適当:同発生量・同換気回数なら、容積が小さい室ほど換気量が小さく濃度は高くなる。
選択肢2:適当:必要換気量は室容積ではなく発生量・許容濃度・外気濃度で決まる(定常仮定)。
選択肢3:不適当(正解):温度差換気量はΔTと開口高さ差の平方根に比例(線形ではない)。
選択肢4:適当:汚染流入防止は第二種(加圧)または第一種で室内を加圧が有効。
問4 図は、冬期において、定常状態にある外壁の内部及び周囲の温度分布を示したものである
図は、冬期において、定常状態にある外壁の内部及び周囲の温度分布を示したものである。次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、図中の屋外温度、室内温度及び材料の厚さの条件は変わらないものとする。

- 材料(A)は、材料(B)より熱伝導率が大きい。
- 材料(A)の熱伝導率を大きくすると、材料(B)の各部分の温度が下がる。
- 材料(B)の熱伝導率を大きくすると、材料(A)の各部分の温度が上がる。
- 室内表面結露の防止には、材料(A)と材料(B)を入れ替えると効果的である。
正解・解説を見る
正解:4
選択肢1:適当:図条件より材料Aの方が熱伝導率大と読み取れる。
選択肢2:適当:Aのλを大きくすると、B側温度は下がる。
選択肢3:適当:Bのλを大きくすると、A側温度は上がる。
選択肢4:不適当(正解):結露防止は単純な入替えで常に有効とは限らない(室内側表面温度が下がる場合がある)。
問5 火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 自然排煙方式の排煙の効率は、給気経路によらず、排気を行う開口部の位置及び面積で決まる。
- 吸引型の機械排煙方式は、発生した煙を外部に排出するとともに、煙が発生した室を減圧することにより、他の空間への煙の拡散防止にも有効である。
- 高層建築物の階段室に対する加圧防煙システムは、階段室への煙の流入防止とともに、階段室における煙突効果による煙の拡散防止にも有効である。
- 第二種排煙は、押出型の機械排煙方式であり、所定の排煙量を確保するために、排煙量よりも多い給気量が必要となる。
正解・解説を見る
正解:1
選択肢1:不適当(正解):自然排煙の効率は給気経路の確保にも左右される。
選択肢2:適当:吸引型機械排煙は排出+減圧で拡散防止に有効。
選択肢3:適当:階段室加圧防煙は煙突効果抑制にも有効。
選択肢4:適当:第二種排煙(押出型)は排煙量以上の給気量が必要。
問6 北緯35度のある地点において、イ〜ニに示す各面の終日日射量の大小関係として、最も
北緯35度のある地点において、イ〜ニに示す各面の終日日射量の大小関係として、最も適当なものは、次のうちどれか。ただし、終日快晴とし、日射を妨げる要素はないものとする。
- イ.夏至の日における南向き鉛直面
- ロ.夏至の日における西向き鉛直面
- ハ.冬至の日における南向き鉛直面
- ニ.冬至の日における水平面
正解・解説を見る
正解:4
選択肢1:不適当:ロ>イ>ハ>ニ(夏至西鉛直>夏至南鉛直>冬至南鉛直>冬至水平)。
選択肢2:不適当:ロ>イ>ハ>ニ(夏至西鉛直>夏至南鉛直>冬至南鉛直>冬至水平)。
選択肢3:不適当:ロ>イ>ハ>ニ(夏至西鉛直>夏至南鉛直>冬至南鉛直>冬至水平)。
選択肢4:適当:ロ>イ>ハ>ニ(夏至西鉛直>夏至南鉛直>冬至南鉛直>冬至水平)。
問7 昼光・照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
昼光・照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 光束は、ある面を単位時間に通過する光の放射エネルギーの量を、視感度で補正した値である。
- 受照面が等拡散面である場合の輝度は、照度と反射率の積に比例する。
- 長時間の精密な視作業のための基準昼光率は、2%である。
- 設計用全天空照度は、普通の日(標準の状態)の場合、15,000lxを用いることが多い。
正解・解説を見る
正解:3
選択肢1:適当:光束=放射エネルギーを視感度で補正した量。
選択肢2:適当:等拡散面の輝度は照度×反射率(/π)に比例。
選択肢3:不適当(正解):長時間の精密視作業の基準昼光率は2%より高い水準が求められる。
選択肢4:適当:設計用全天空照度は普通の日で15,000 lxを用いることが多い。
問8 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 減法混色は、色を吸収する媒体を混ぜ合わせて別の色を作ることをいい、混ぜ合わせを増やすごとに黒に近づく。
- XYZ表色系における三原刺激X、Y、Zのうちのは、光源色の場合、測光的な明るさを表している。
- マンセル表色系における彩度は、0から10までの数値で表される。
- 日本工業規格(JIS)の「安全色−一般事項」において、「緑」は、「安全状態」及び「進行」を表している。
正解・解説を見る
正解:3
選択肢1:適当:減法混色は混ぜるほど黒に近づく傾向。
選択肢2:適当:XYZのYは測光的な明るさ(輝度)に対応。
選択肢3:不適当(正解):マンセル彩度(Chroma)は10を超える値もある。
選択肢4:適当:JIS安全色で緑=安全状態・進行。
問9 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 室内の平吸音率が大きい場合、セイビン(Sabine)の残響式により求めた残響時間は、アイリング(Eyring)の残響式により求めたものに比べて、長くなる。
- 空気中を伝搬する音のエネルギーの一部は、空気の粘性や分子運動等によって吸収され、その吸収率は、周波数が低くなるほど大きくなる。
- 音源の音響パワーを4倍にすると、受音点の音圧レベルは、約6dB上がる。
- 無限大の面音源の場合、音圧レベルは、距離によって減衰しない。
正解・解説を見る
正解:2
選択肢1:適当:高吸音率時はセイビン式の方がT60を長く見積もりがち。
選択肢2:不適当(正解):空気吸収は高周波ほど大。低周波で大きくはならない。
選択肢3:適当:音響パワー4倍→音圧レベル約+6 dB。
選択肢4:適当:無限大面音源は距離減衰しない理想化。
問10 吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 剛壁にグラスウール等の多孔質吸音材料を設置する場合、その吸音材料を厚くすると、一般に、低周波数域における吸音率が大きくなる。
- ロックウールボード等の多孔質吸音材料の表面を塗装しても、高周波数域における吸音率には、ほとんど影響しない。
- ガラス2枚からなる厚さの合計が6mmの合わせガラスの遮音性能は、コインシデンス効果の生じる周波数域以外の周波数域においては、厚さ6mmの単板ガラスの遮音性能とほとんど変わらない。
- 中空二重壁の共鳴透過について、中空二重壁を構成する二つの壁の面密度をともに2倍にすると、共振周波数は低くなる。
正解・解説を見る
正解:2
選択肢1:適当:多孔質吸音材を厚くすると低域の吸音が増す。
選択肢2:不適当(正解):表面塗装は高域の吸音を低下させやすい。
選択肢3:適当:6mm合わせガラスの遮音は(コインシデンス域を除き)6mm単板と大差なし。
選択肢4:適当:二重壁の両壁面密度を2倍→共振周波数は低下。
問11 空気調和・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 換気ダクトにおいて、ダクトの曲がり部分や断面変化部分に生じる局部圧力損失は、風速の二乗に比例する。
- 軸流送風機は、一般に、遠心送風機に比べて、静圧の高い用途に用いられる。
- 並列に接続した2台の同一性能をもつ送風機から単一ダクトに送風する場合、2台を同時に運転するときの風量は、そのうち1台のみを運転するときの風量の2倍よりも小さくなる。
- 同じ風量用の外気取入れガラリと排気ガラリを比べると、排気ガラリのほうが、一般に、通過風速を高くできることから必要な正面面積は小さくなる。
正解・解説を見る
正解:2
選択肢1:適当:局部損失は風速²に比例。
選択肢2:不適当(正解):軸流送風機は一般に低静圧・大風量向き。高静圧は遠心が得意。
選択肢3:適当:並列2台運転の風量は1台の2倍より小さい。
選択肢4:適当:排気ガラリは通過風速を高くできるため必要面積を小さくできる。
問12 空気調和設備の熱負荷計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備の熱負荷計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 熱負荷計算法には、一般に、定常計算法、非定常計算法等があり、計算の目的により使い分けられている。
- 設計用外界条件に用いられるTAC温度は、気象データを統計処理して得られた値であり、所定の超過確率を設定して、稀にみられる猛暑等の要因を取り除いたものである。
- 室内発熱負荷には、顕熱と潜熱があり、人体に起因する潜熱は、同一作業の場合、室温が高いほど小さくなる。
- 最大負荷計算において、照明、人体、器具等による室内発熱負荷については、冷房時は計算に含めるが、暖房時は計算に含めないことが多い。
正解・解説を見る
正解:3
選択肢1:適当:定常・非定常など目的に応じ手法を使い分け。
選択肢2:適当:TAC温度は統計処理で得た設計用外界条件。
選択肢3:不適当(正解):人体潜熱は室温が高いほど増える傾向(同作業)。
選択肢4:適当:最大負荷計算では冷房時に内部発熱を考慮し、暖房時は含めない場合が多い。
問13 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 蓄熱方式は、熱源装置の負荷のピークを平準化しその容量を小さくすることができる。
- 河川水や井戸水を熱源とする水熱源ヒートポンプは、一般に、熱源水の温度が冷房時には外気温度よりも低く、暖房時には外気温度よりも高いことから、空気熱源ヒートポンプより成績係数(COP)が高い。
- 省エネルギー性能が高い冷凍機の選定に当たっては、定格条件の成績係数(COP)とともに、年間で発生頻度が高い部分負荷時の成績係数(COP)も慮する必要がある。
- 冷却水を直接大気に開放しない密閉式冷却塔は、同じ冷却能力の開放式冷却塔に比べて、送風機動力が小さくなる。
正解・解説を見る
正解:4
選択肢1:適当:蓄熱でピーク平準化・設備容量低減が可能。
選択肢2:適当:水熱源HPは空気熱源よりCOPが高くなりやすい。
選択肢3:適当:定格COPだけでなく部分負荷時COPも重視。
選択肢4:不適当(正解):密閉式冷却塔は同能力の開放式より送風機動力が大きくなるのが一般的。
問14 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 排水再利用水の原水としては、手洗器・洗面器や湯沸室からの排水のほかに、厨房からの排水も利用することができる。
- 利用頻度が低い衛生器具には、器具付きのトラップの下流の配管の途中に、Uトラップを設けることが望ましい。
- 分流式排水は、建築物内の排水設備においては「汚水」と「雑排水」とを別系統にすることをいい、公共下水道においては「汚水及び雑排水」と「雨水」とを別系統にすることをいう。
- 公共下水道が合流式の地域において、雨水排水管を一般排水系統の敷地排水管と接続する場合には、トラップますを介して接続する。
正解・解説を見る
正解:2
選択肢1:適当:原水には手洗い・洗面・湯沸室など(厨房は高度処理が前提)。
選択肢2:不適当(正解):器具トラップの下流に追加Uトラップは二重トラップとなり不適切。
選択肢3:適当:分流式の定義は建物内と下水道で用語が異なる旨の説明で妥当。
選択肢4:適当:合流式地域で雨水を敷地排水に接続する際のトラップます介在は妥当。
問15 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 作動しているポンプ内のキャビテーションは、水温が一定の場合、ポンプ吸込口の管内圧力が高いときに発生しやすい。
- 高置水槽方式の給水設備において、揚水管の横引きが長くなる場合は、ウォーターハンマーの発生原因となる水柱分離を防止するために、建築物のできるだけ低い位置で横引き配管を長くする。
- 給水設備において、上水系統と雑用水系統とを別系統とすることにより、雑用水系統の受水槽は、鉄筋コンクリート造の床下ピットを利用することができる。
- 上水系統の受水槽の水抜き管とオーバーフロー管は、いずれも十分な排水口空間を介して排水管等への間接排水とする。
正解・解説を見る
正解:1
選択肢1:不適当(正解):キャビテーションは吸込圧が低いほど発生しやすい。
選択肢2:適当:高置水槽の揚水横引きが長い場合、低い位置で横引きを長くして水柱分離を抑制。
選択肢3:適当:上水と雑用水を分離すれば、雑用水槽を床下ピット利用で設置可。
選択肢4:適当:受水槽の水抜き・オーバーフローは間接排水とする。
問16 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨造の建築物においては、雷保護システムの引下げ導線に、地上部分の構造体の鉄骨を利用することが望ましい。
- 接地には、外部雷保護用接地、電位上昇による感電等を防ぐ保安用接地、電位変動による電子機器の機能障害を防ぐ機能用接地等がある。
- 接地工事の接地線には、過電流遮断器を施設してはならない。
- 埋設接地極は、酸等で腐食するおそれがなく、水気の少ない場所を選定して地中に埋設することが望ましい。
正解・解説を見る
正解:4
選択肢1:適当:鉄骨造では鉄骨を引下げ導体として用いるのが望ましい。
選択肢2:適当:外部雷保護・保安用・機能用など接地の種類がある。
選択肢3:適当:接地線に過電流遮断器は設けない。
選択肢4:不適当(正解):接地極は腐食しにくく湿潤な土壌が望ましい。水気の少ない場所は不適。
問17 照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 蛍光ランプやLEDの光色において、昼白色は、電球色に比べて相関色温度が低い。
- グレアは、視野内に輝度の高い光源や極端な輝度対比があることにより生じる現象をいう。
- アンビエント照明の設計においては、空間の明るさを確保しつつ省エネルギーを図るために、輝度分布を慮することが望ましい。
- 初期照度補正は、経年に伴う光源の出力低下等を慮した、照明の省エネルギー手法の一つである。
正解・解説を見る
正解:1
選択肢1:不適当(正解):昼白色は電球色より高い相関色温度。
選択肢2:適当:グレアは高輝度光源や極端な輝度対比で生じる。
選択肢3:適当:アンビエント照明では輝度分布に配慮して省エネと快適性を両立。
選択肢4:適当:初期照度補正は経年低下を見越した省エネ手法。
問18 防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- スプリンクラー設備の設置が必要なホテルにおいて、床面から天井までの高さが12mのロビーに、放水型ヘッドを使用したスプリンクラー設備を設置した。
- スプリンクラー設備の設置が必要な店舗において、スプリンクラーヘッドが設けられていない部分に、補助散水栓をホース接続口からの水平距離が25m以内となるように設置した。
- 特別避難階段の付室に、所定の機械排煙設備を設置した。
- 劇場の客席誘導灯を、客席内の通路の床面における水平面照度が、0.2lx以上となるように設置した。
正解・解説を見る
正解:2
選択肢1:適当:天井高12mのロビーに放水型(適合仕様)スプリンクラー設置は可。
選択肢2:不適当(正解):スプリンクラーヘッド未設部を補助散水栓で代替は不可。
選択肢3:適当:特別避難階段の付室には機械排煙設備を設ける。
選択肢4:適当:劇場の客席誘導灯は床面水平照度0.2 lx以上。
問19 エレベーターに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エレベーターに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 貸事務所ビルの乗用エレベーターのサービス水準については、エレベーターが2台以上ある場合、平運転間隔を40秒以下となるように計画することが望ましい。
- 事務所ビルの乗用エレベーターについては、一般に、出勤時のピーク5分間に発生する交通量に基づき、台数及び仕様を計画する。
- エレベーターの設計用水平標準震度は、基礎免震構造を採用しない建築物の場合、建築物の高さが60mを超えると、高さ60m以下の場合に比べて、大きく異なった値となる。
- 高層建築物の乗用エレベーターは、地震時にできるだけ早く安全な避難階に停止させ、乗客がかごから降りた後に、運転を中止する計画とする。
正解・解説を見る
正解:4
選択肢1:適当:2台以上なら平運転間隔40 s以下を目標とする設計が多い。
選択肢2:適当:設計は通常、出勤時5分間ピーク交通量を基に計画。
選択肢3:適当:非免震建物でも高さ60m超で設計用水平標準震度が特段「大きく異なる」扱いとは限らない。
選択肢4:不適当(正解):地震時は最近階停止・開扉(管制運転)で乗客退避後運転停止が基本で、「必ず避難階まで降ろす」とは限らない。
問20 環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 「ZEH(NetZeroEnergyHouse)」は、快適な室内環境を保ちながら、一年間で消費する住宅の一次エネルギー消費量の収支がゼロとなることを目指した住宅のことをいう。
- 「CASBEE−建築(新築)」における評価は、「設計一次エネルギー消費量」を「基準一次エネルギー消費量」で除した数値で判定される。
- 「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」は、第三者評価機関が建築物の省エネルギー性能を評価し認証する制度で、性能に応じて5段階の星の数等で表示される。
- 「eマーク(省エネ基準適合認定マーク)」は、建築物が建築物エネルギー消費性能基準に適合していることについて、所管行政庁から認定を受けたことを示すものである。
正解・解説を見る
正解:2
選択肢1:適当:ZEH=一年間の一次エネルギー収支ゼロを目指す住宅。
選択肢2:不適当(正解):CASBEE−建築(新築)は**BEE(Q/L)**等で評価し、単純な「設計一次/基準一次」ではない。
選択肢3:適当:BELSは第三者評価で星数等の表示。
選択肢4:適当:「eマーク」は省エネ基準適合の認定表示。

