一級建築士 令和7年 構造

一級建築士 R7 構造 過去問・解説


問1 図-1のような底部で固定された矩形断面材の頂部において、図心G点からeだけ離れた

図-1のような底部で固定された矩形断面材の頂部において、図心G点からeだけ離れた点に鉛直荷重Pが作用している。底部(a-a断面)における垂直応力度分布が図-2のようになる場合、距離eとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、BやDに対してhは十分に大きく、矩形断面材は等質等断面とし、自重は無視する。

  1. D/12
  2. D²/12B
  3. D/6
  4. D²/6B
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):偏心荷重Pが図心から距離eだけ離れた位置に作用すると、断面には曲げモーメントが生じる。図の応力度分布が示すように、eは中立軸が断面外に出るほど大きい場合に対応し、単純な図心載荷ではない。

選択肢2:適当:応力度分布が直線的であることから、純粋曲げ+軸力が同時に作用している状態を示している。

選択肢3:適当:等質等断面材では、応力度分布の傾きは荷重偏心距離に比例する。

選択肢4:適当:図のような応力度分布となる場合、偏心距離eは断面の重心からある程度離れており、片側圧縮・片側引張の分布になる。

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問2 図のような集中荷重Pを受ける梁A及びBの荷重点に生じるたわみδAとδBとの比とし

図のような集中荷重Pを受ける梁A及びBの荷重点に生じるたわみδAとδBとの比として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、梁A及びBは同一断面で、全長にわたって等質等断面の弾性部材とし、自重は無視する。

  1. δA:δB 1:1
  2. δA:δB 1:2
  3. δA:δB 1:3
  4. δA:δB 1:4
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正解:2

選択肢1:適当:支間条件が等しく、荷重点の位置が中央の場合、δA=δBとなる。

選択肢2:不適当(正解):図のような単純支持梁で集中荷重位置が異なる場合、たわみは荷重点位置の影響を受け、δA:δB=1:2とはならない。

選択肢3:適当:たわみはPℓ³/(48EI)に比例するため、支間長が長い方が大きくなる。

選択肢4:適当:δA:δB=1:4など、支間長の立方に比例する比を示すものは正しい傾向を表す。

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問3 図のようなラーメンに作用する水平荷重Pを増大させたとき、ラーメンの崩壊荷重の値と

図のようなラーメンに作用する水平荷重Pを増大させたとき、ラーメンの崩壊荷重の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、柱、梁の全塑性モーメントの値は図中に示す値とする。

  1. 100kN
  2. 200kN
  3. 300kN
  4. 450kN
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正解:2

選択肢1:適当:崩壊荷重は全塑性モーメントと機構の形成位置で決まり、100kNではヒンジ形成に達しない。

選択肢2:不適当(正解):200kNは図に示す全塑性モーメント分布から算出される崩壊荷重に一致しない。

選択肢3:適当:300kNは塑性ヒンジが4点で発生する崩壊機構の条件を満たす。

選択肢4:適当:450kNは部材強度を超えるため、過大な値である。

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問4 図のような、柱と梁が剛接合された2階と、柱頭及び柱脚がピン接合され、筋かいを有す

図のような、柱と梁が剛接合された2階と、柱頭及び柱脚がピン接合され、筋かいを有する1階からなる架構が、水平荷重3P及びPを受けている。次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、部材は等質等断面で伸縮はないものとし、部材の自重は無視する。

  1. 部材のせん断力の大きさの比は、柱A:梁B=4:3である。
  2. 柱の曲げモーメントの大きさの最大値と、梁の曲げモーメントの大きさの最大値は等しい。
  3. 1階柱の軸力の大きさの比は、柱C:柱D=3:10である。
  4. 筋かいEの引張り軸力は、5Pである。
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正解:3

選択肢1:適当:柱と梁が剛接合の上層は、曲げモーメントが分配され、せん断力比4:3は正しい。

選択肢2:適当:剛接合フレームでは、柱と梁の最大曲げモーメントがほぼ等しい。

選択肢3:不適当(正解):1階柱の軸力比3:10は不適当であり、実際には柱位置や荷重分布によって異なる。

選択肢4:適当:筋かいEの軸力5Pは、三角形分力による引張応力として整合する。

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問5 図のような異なる荷重を受ける同一のトラスにおいて、部材A、B、C及びDに生じる軸

図のような異なる荷重を受ける同一のトラスにおいて、部材A、B、C及びDに生じる軸方向力をそれぞれ、NA、NB、NC及びNDとするとき、それらの値として、誤っているものは、次のうちどれか。ただし、全ての部材は弾性部材とし、自重は無視する。また、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「-」とする。

  1. NA=+3P
  2. NB=+3√2P
  3. NC=+P
  4. ND=+2P
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正解:4

選択肢1:適当:トラスの部材軸力は荷重方向・角度に応じて算出され、NA=+3Pは妥当。

選択肢2:適当:NB=+3√2Pは力の釣合いから得られる正値である。

選択肢3:適当:NC=+Pは他部材との力の分配に整合。

選択肢4:不適当(正解):ND=+2Pは不適当であり、実際は圧縮側となる。

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問6 図のような構造物A、B、Cの柱の弾性座屈荷重をそれぞれPA、PB、PCとしたとき

図のような構造物A、B、Cの柱の弾性座屈荷重をそれぞれPA、PB、PCとしたとき、それらの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、全ての柱は等質等断面で、梁は剛体であり、柱及び梁の自重、柱の面外方向の座屈は無視する。

  1. PA=PB<PC
  2. PA=PC<PB
  3. PB<PA=PC
  4. PC<PA=PB
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正解:2

選択肢1:適当:固定柱とピン柱の座屈長比により、PA=PB<PCの関係は成り立つ。

選択肢2:不適当(正解):PA=PC<PBは不適当。剛固定条件を考慮すればPBが最小となる。

選択肢3:適当:PB<PA=PCは端部条件に基づく正しい関係。

選択肢4:適当:PC<PA=PBは成り立たない。

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問7 建築基準法における建築物の構造計算に用いる地震力に関する次の記述のうち、最も不適

建築基準法における建築物の構造計算に用いる地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 建築物の地下部分に作用する地震力の計算を行う場合、水平震度kは、地盤面からの深さが深くなるほど大きくなる。
  2. 建築物の設計用一次固有周期Tが長い場合、建築物の地上部分に作用する地震力は、一般に、第一種地盤より第三種地盤のほうが大きくなる。
  3. 地震層せん断力係数の高さ方向の分布を表す係数Aiは、一般に、建築物の上階になるほど大きくなり、建築物の設計用一次固有周期Tが長いほど大きくなる。
  4. 建築物の地上部分の必要保有水平耐力を計算する場合、標準せん断力係数は1.0以上とする。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):地震力の水平震度kは深くなるほど小さくなる傾向があり、「大きくなる」は不適当。

選択肢2:適当:地盤が軟弱になるほど、同周期建物の地震力は大きくなる。

選択肢3:適当:Ai係数は上階ほど大きく、周期が長い建物ほど増大する。

選択肢4:適当:必要保有水平耐力の標準せん断力係数は1.0以上とされる。

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問8 建築基準法における建築物の構造計算に用いる風圧力に関する次の記述のうち、最も不適

建築基準法における建築物の構造計算に用いる風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 風圧力を計算するに当たって用いる風力係数は、風洞試験によらない場合、建築物の断面及び平面の形状に応じて定める数値によらなければならない。
  2. 単位面積当たりの風圧力については、一般に、「外装材に用いる風圧力」より「構造骨組に用いる風圧力」のほうが小さい。
  3. ガスト影響係数Gfは、風の時間的変動により建築物が揺れた場合に発生する最大の力を計算するために用いる係数である。
  4. 風圧力を計算するに当たって用いる速度圧qは、建築物の高さと軒の高さとの平均Hの平方根に比例する。
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正解:4

選択肢1:適当:風力係数は建築物形状に応じた値を用いる。

選択肢2:適当:構造骨組用の風圧力は、外装材用よりも小さい設定が一般的。

選択肢3:適当:ガスト影響係数は建物の動的応答を考慮する係数である。

選択肢4:不適当(正解):速度圧qは高さHの平方根ではなく、二乗に比例する(q∝H²)。

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問9 木造軸組工法による地上2階建ての建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものは

木造軸組工法による地上2階建ての建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 圧縮力を負担する構造耐力上主要な部分である柱の有効細長比を150以下とした。
  2. 9cm角の木材の筋かいを入れた軸組の倍率(壁倍率)を3とし、9cm角の木材の筋かいをたすき掛けに入れた軸組の倍率(壁倍率)を5とした。
  3. 布基礎の底盤の厚さを、所定の構造計算を行わず、12cmとした。
  4. 建築物の高さが7m、延べ面積が300m2であったので、壁量の検討及び耐力壁の釣合いのよい配置の検討を行い、許容応力度計算は行わなかった。
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正解:3

選択肢1:適当:柱の有効細長比150以下は妥当。

選択肢2:適当:筋かいの壁倍率3およびたすき掛け5は基準通り。

選択肢3:不適当(正解):布基礎厚さ12cmを構造計算なしで決定するのは不適当。

選択肢4:適当:高さ7m・延べ300㎡であれば許容応力度計算不要。

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問10 木造軸組工法による地上2階建ての建築物において、「木造の建築物の軸組の構造方法及

木造軸組工法による地上2階建ての建築物において、「木造の建築物の軸組の構造方法及び設置の基準を定める件(昭和56年建設省告示第1100号)」第4(いわゆる四分割法)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 建築物の平面を分割する1/4の線上に耐力壁の中心線があったので、当該壁を側端部分の存在壁量に算入した。
  2. 壁量充足率の算定において、側端部分は、建築物の張り間方向にあっては桁行方向の、桁行方向にあっては張り間方向の両端から1/4の部分とした。
  3. 各階の張り間方向及び桁行方向のそれぞれについて、「壁量充足率の小さいほう」を「壁量充足率の大きいほう」で除して壁率比を求めた。
  4. 検討する方向の各側端部分の壁量充足率がそれぞれ0.4及び1.2であったので、当該階のその方向については、偏心率の確認を行わず、壁率比の規定を満足すると判断した。
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正解:4

選択肢1:適当:1/4線上の耐力壁を側端部分の存在壁量に算入するのは正しい。

選択肢2:適当:側端部分の定義は桁行と張間方向を入れ替えて設定する。

選択肢3:適当:壁率比は小さい

選択肢4:不適当(正解):偏心率確認を省略できない。壁率比の規定とは別要件。

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問11 鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 梁のあばら筋比及び柱の帯筋比は、それぞれ0.2%以上とする。
  2. 柱の帯筋は、高強度せん断補強筋を除き、135度フックを設ける代わりに、必要溶接長さを満たせば、帯筋相互を片面溶接とすることができる。
  3. 梁において、長期荷重時に正負最大曲げモーメントを受ける部分の引張鉄筋断面積は、引張鉄筋比で0.4%以上となる面積、又は、存在応力によって必要とされる量の4/3倍のうち、小さいほうの数値以上とする。
  4. 梁における圧縮側の主筋は、一般に、地震時荷重に対する靱性の確保には効果がない。
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正解:4

選択肢1:適当:梁・柱のあばら筋比、帯筋比は0.2%以上が原則。

選択肢2:適当:帯筋の溶接による定着は規定を満たせば可能。

選択肢3:適当:引張鉄筋比0.4%以上または必要量×4/3の小さい方を採用。

選択肢4:不適当(正解):圧縮側主筋も靱性確保に一定の効果があり、「効果がない」は不適当。

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問12 鉄筋コンクリート構造の配筋に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄筋コンクリート構造の配筋に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 大梁の上端筋において、ガス圧接継手を梁端部から梁せいDの1/2離れた位置に設けた。
  2. 大梁の下端筋において、主筋相互の重ね継手位置を重ね継手長さの1/2ずつずらして配筋した。
  3. 柱梁接合部内の応力伝達を考慮し、大梁の下端筋を上向きに折り曲げて定着させた。
  4. 基礎梁せいが大きかったので、基礎梁に水平な打継ぎ部を設け、打継ぎ部のあばら筋はフック付き重ね継手とした。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):梁端部D/2位置でのガス圧接継手は不適当。引張応力集中部を避ける必要がある。

選択肢2:適当:重ね継手位置をずらして配筋するのは良好。

選択肢3:適当:折り曲げ定着は応力伝達上合理的。

選択肢4:適当:基礎梁打継ぎ部のフック付き重ね継手は正しい。

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問13 鉄筋コンクリート構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄筋コンクリート構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 片側スラブ付き梁部材の曲げ剛性の算定において、スラブの効果を無視して計算を行った。
  2. 曲げ降伏する梁部材の靱性を高めるために、梁せい及び引張側の鉄筋量を変えることなく、梁幅を大きくした。
  3. 梁において、上端筋のコンクリートに対する許容付着応力度は、下端筋よりも小さい値を用いた。
  4. 柱梁接合部のせん断終局強度に基づいてせん断破壊に対する安全性の検討を行ったので、許容せん断力を用いた安全性の検討を省略した。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):片側スラブ付き梁の曲げ剛性算定でスラブ効果を無視するのは不適当。T形梁として考慮する。

選択肢2:適当:梁幅を大きくすることで塑性変形能が高まる。

選択肢3:適当:上端筋の付着応力度は下端より小さい値を用いるのが適正。

選択肢4:適当:許容せん断力による検討を省略するのは不適当だが、設問趣旨上他肢が正しい。

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問14 鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鉄筋の短期許容応力度は、一般に、JISに定められた最小の規格降伏点の数値を用いる。
  2. 保有水平耐力計算では、部材の破壊形式、寸法、配筋、応力などに応じて構造特性係数Dsを算出する。
  3. 保有水平耐力計算では、一般に、保有水平耐力を発揮したときの変形と、大地震時の最大応答変形が一致する。
  4. 限界耐力計算では、地震に対しては損傷限界と安全限界に対する性能を確認する。
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正解:3

選択肢1:適当:鉄筋の許容応力度はJIS規格降伏点を基に設定。

選択肢2:適当:Dsは構造形式や配筋条件で算出する係数。

選択肢3:不適当(正解):保有水平耐力時変形=最大応答変形とは限らない。設計上は安全側に考慮。

選択肢4:適当:限界耐力計算では損傷限界と安全限界を検証する。

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問15 鉄骨構造の筋かいに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨構造の筋かいに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 座屈拘束ブレースの芯材の周囲に設けられる座屈拘束材は、芯材の座屈を拘束するだけの剛性や曲げ耐力を必要とする一方、軸力を負担しない。
  2. 有効細長比λが中程度の筋かい(λ=80程度)は、有効細長比λが小さい筋かい(λ=20程度)に比べて塑性変形能力が高い。
  3. 溝形鋼を用いた筋かい材とガセットプレートとの高力ボルト摩擦接合において、高力ボルトを筋かい材の軸方向に二列で同本数配置する場合、筋かい材の有効断面積は、一般に、高力ボルトの本数が多くなるほど大きくなる。
  4. 筋かい材とガセットプレートとの接合部の溶接を側面隅肉溶接とするとき、筋かいの軸方向力は、せん断力によりガセットプレートに伝達される。
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正解:2

選択肢1:適当:座屈拘束材は芯材の座屈を抑える剛性を有し、軸力を負担しない。

選択肢2:不適当(正解):有効細長比80程度は20より塑性変形能が低いため、逆。

選択肢3:適当:高力ボルトを増やしても有効断面積の増加は限定的だが、設問趣旨上妥当。

選択肢4:適当:筋かい軸力はせん断力としてガセットプレートに伝達される。

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問16 鉄骨構造の接合部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨構造の接合部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 溶接継目ののど断面に対する長期許容せん断応力度は、溶接継目の形式が「完全溶込み溶接の場合」と「部分溶込み溶接の場合」とで異なる。
  2. 組立溶接において、ビードの長さが短い溶接は、冷却時間が短いことから、塑性変形能力の低下や低温割れが生じる危険性が高い。
  3. 高力ボルト摩擦接合部の破断耐力の検討に当たっては、摩擦接合面がすべって支圧接合状態となったことを想定することができる。
  4. 高力ボルト摩擦接合の二面せん断の長期許容せん断応力度は、高力ボルトの基準張力To(単位N/mm2)の0.6倍である。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):溶接継目ののど断面に対する長期許容せん断応力度は、溶接継目の形式によって異なるが、設問のように形式に関係なく一定とするのは不適当。完全溶込みと部分溶込みでは許容応力度が異なる。

選択肢2:適当:短いビード長では急冷による低温割れや靱性低下の危険が高い。

選択肢3:適当:摩擦接合面が滑った後は支圧接合に移行することを想定して設計できる。

選択肢4:適当:高力ボルト摩擦接合の二面せん断時の許容せん断応力度は、基準張力Toの約0.6倍程度が目安である。

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問17 鉄骨構造の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨構造の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 高さ12m、最大スパン10mの建築物を「ルート1-2」によって設計できることを確認したが、「ルート3」によって設計した。
  2. 建築物を「ルート2」で設計したので、標準せん断力係数を0.2として地震力の算定を行った。
  3. 地震時のねじれ変形を抑制する目的で、各階の剛性率ができるだけ大きくなるように建築物を設計した。
  4. 柱及び梁の部材群としての種別がCであったので、種別がAの場合よりも構造特性係数Dsの値を大きくして建築物を設計した。
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正解:3

選択肢1:適当:「ルート3」で設計するのは安全側の判断として問題ない。

選択肢2:適当:「ルート2」での標準せん断力係数0.2は一般的。

選択肢3:不適当(正解):剛性率を大きくすればねじれ変形は抑制されるが、階間剛性のバランスを欠く設計は不適当。剛性率の均一化が重要である。

選択肢4:適当:部材群種別Cでは構造特性係数DsをAより大きく設定する。

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問18 鉄骨構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 梁の塑性変形能力は、使用する鋼材の降伏比が小さいほど向上する。
  2. 弱軸まわりに曲げを受けるH形鋼の許容曲げ応力度は、幅厚比の制限に従う場合、許容引張応力度と同じ値とすることができる。
  3. 梁の弱軸まわりの細長比が200で、梁の全長にわたって均等間隔で横補剛を設ける場合、梁の鋼種がSN400BよりSN490Bのほうが横補剛の必要箇所は多くなる。
  4. 圧縮材の許容圧縮応力度は、鋼材及び部材の座屈長さが同じ場合、座屈軸まわりの断面二次半径が小さいほど大きくなる。
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正解:4

選択肢1:適当:降伏比が小さい鋼材ほど塑性変形能力が高い。

選択肢2:適当:弱軸曲げに対して幅厚比を満たせば許容曲げ応力度は引張応力度と等しく取れる。

選択肢3:適当:SN490Bは降伏強度が高いため座屈しやすく、横補剛を多く必要とする。

選択肢4:不適当(正解):圧縮材の許容応力度は断面二次半径が大きいほど大きい。小さいほど大きくなるは不適当。

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問19 土質及び地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

土質及び地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 圧密沈下は、有効応力の増加により、間隙水の排出を伴いながら地盤が徐々に沈下していく現象である。
  2. 地盤の許容支持力度は、標準貫入試験によるN値が同じ場合、一般に、粘性土地盤に比べて砂質土地盤のほうが大きい。
  3. 地盤の極限鉛直支持力は、一般に、土のせん断破壊が生じることにより決定される。
  4. 主働土圧は、地下壁や擁壁が地盤から離れる方向に変位するときに、最終的に一定値に落ち着いた状態で発揮される土圧である。
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正解:2

選択肢1:適当:圧密沈下は有効応力増加に伴い間隙水排出で生じる。

選択肢2:不適当(正解):N値が同じでも砂質土地盤の方が許容支持力度は大きいが、粘性土より必ず大きいとは限らない。条件によって逆転もある。

選択肢3:適当:極限支持力はせん断破壊で決まる。

選択肢4:適当:主働土圧は擁壁が後退したときの安定した土圧状態で発生する。

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問20 杭基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

杭基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 弾性支承梁理論の適用条件は、地震時の地盤変位が小さく、かつ、杭変形に影響を与える範囲の地盤がほぼ均一とみなせることである。
  2. 長い杭において、杭頭が回転拘束の場合、杭の曲げ剛性、杭幅及び杭に作用する水平力が同じであれば、水平地盤反力係数が大きいほど杭頭の曲げモーメントは小さくなる。
  3. 長い杭において、杭の曲げ剛性、杭幅及び杭に作用する水平力が同じであれば、水平地盤反力係数が大きいほど杭頭の水平変位は大きくなる。
  4. 応答変位法は、地震時の杭頭に作用する水平力と地盤変位を考慮して杭応力等を計算する方法であり、地震時に液状化しやすい軟弱地盤における杭の検討にも適用できる。
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正解:3

選択肢1:適当:弾性支承梁理論の適用は地盤変形が小さく均一な場合に成立する。

選択肢2:適当:杭頭回転拘束では、地盤反力係数が大きいほど曲げモーメントは小さくなる。

選択肢3:不適当(正解):地盤反力係数が大きいほど杭頭水平変位は小さくなる。大きくなるは不適当。

選択肢4:適当:応答変位法は地震時地盤変位を考慮する合理的手法であり、液状化地盤でも適用される。

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問21 杭基礎及び直接基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

杭基礎及び直接基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 地盤沈下が生じている埋立て地盤において、杭に負の摩擦力が生じる可能性がある場合、杭の表面に潤滑材を塗布することは杭の摩擦力低減に効果がある。
  2. 斜面上部の水平面に建つ建築物を支持する杭基礎に地震力等の水平力が作用した場合、斜面近傍の杭は斜面から離れた杭に比べて、負担せん断力は大きくなる。
  3. 地震時に杭に作用する水平力は、基礎スラブの根入れ深さに応じて一定の範囲で低減できるが、建築物の地上部分の高さが大きいほど、この低減の度合いは小さくなる。
  4. 直接基礎の即時沈下の計算において、粘性土地盤及び砂質土地盤ともに、地盤の変形係数及びポアソン比を適切に設定した弾性体と仮定してもよい。
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正解:2

選択肢1:適当:負摩擦低減には杭表面潤滑材が有効。

選択肢2:不適当(正解):斜面近傍杭はむしろ負担せん断力が小さくなることもあり、常に大きいとは限らない。

選択肢3:適当:地上部分が高いほど、根入れによる水平力低減効果は小さい。

選択肢4:適当:即時沈下計算は弾性体仮定で行うことができる。

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問22 プレストレストコンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

プレストレストコンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. プレストレストコンクリート部材は、地震による繰返し荷重に対して、ひび割れが閉じて変形も元に戻る復元性を有しており、地震後の残留変形が小さい。
  2. パーシャルプレストレッシングの設計(Ⅱ種)は、長期設計荷重時に断面に引張応力が生じないように制限するものである。
  3. アンボンドPC鋼材を用いたポストテンション梁部材では、常時荷重の保持に対して冗長性を高めるために、バックアップシステムを設ける必要がある。
  4. PC鋼材定着部では、コンクリートの支圧破壊を避けるために、支圧板とコンクリート端面との接触面積が広くなるように設計する。
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正解:2

選択肢1:適当:PC部材は繰返し荷重に対して復元性を有する。

選択肢2:不適当(正解):パーシャルプレストレッシング(Ⅱ種)は長期荷重時に引張応力が生じてもよい範囲を許容する。完全に生じないように制限するのはⅠ種。

選択肢3:適当:アンボンドPCではバックアップシステムが必要。

選択肢4:適当:定着部は支圧破壊防止のため広い接触面を確保する。

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問23 各種建築構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

各種建築構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 壁式鉄筋コンクリート構造と壁式プレキャスト鉄筋コンクリート構造は、一つの建築物の同じ階で混用することができない。
  2. H形断面の鉄骨梁と鉄筋コンクリートスラブを緊結した合成梁では、一般に、下フランジの局部座屈の検討を行う必要があるが、上フランジの局部座屈の検討は省略することができる。
  3. 桁行方向を鉄骨鉄筋コンクリート構造、張り間方向を鉄筋コンクリート構造として設計する場合に、方向別にそれぞれの構造計算等の規定を適用することができる。
  4. コンクリート充塡鋼管(CFT)造の柱では、梁から伝達されるせん断力の一部を充塡コンクリートに負担させる場合、鋼管と充塡コンクリートとの間で応力伝達ができるように設計する必要がある。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):壁式RCと壁式PC構造は同一階での混用が可能であり、施工管理上留意すれば問題ない。

選択肢2:適当:合成梁では下フランジの局部座屈を検討し、上フランジは不要。

選択肢3:適当:方向別に構造計算方法を適用できる。

選択肢4:適当:CFT造柱では応力伝達が可能なように設計する。

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問24 制振構造及び免震構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

制振構造及び免震構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 制振構造において、せん断パネルを鋼材ダンパーとして比較的高い剛性の支持部材を介して架構に設置した場合、せん断パネルのせん断変形角は層間変形角に比べて大きくなる。
  2. 制振構造に用いられるオイルダンパーは、建築物の揺れが比較的小さな段階から制振効果を発揮する。
  3. 超高層の免震建築物に用いられる直動型転がり支承は、転倒モーメントによりアイソレータに大きな引張軸力が生じる場合などに採用される。
  4. 免震構造に用いられる積層ゴムアイソレータでは、長期荷重時の外周部の圧縮応力度は、中心部の圧縮応力度より大きくなる。
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正解:4

選択肢1:適当:高剛性支持部材を介したせん断パネルでは、パネルの変形角が層間変形角より大きくなる。

選択肢2:適当:オイルダンパーは小変形時からエネルギー吸収効果を発揮する。

選択肢3:適当:直動型転がり支承は転倒モーメント対応に有効。

選択肢4:不適当(正解):積層ゴムアイソレータでは、外周部より中心部の圧縮応力度の方が大きい。外周部が大きいは不適当。

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問25 建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鉄筋コンクリート造の腰壁付き梁の剛性は、腰壁と柱との間に完全スリットを設けた場合であっても、腰壁の影響を考慮する必要がある。
  2. 保有水平耐力は、建築物の一部又は全体が地震力の作用によって崩壊形を形成する場合において、各階の柱、耐力壁及び筋かいが負担する水平せん断力の和として求められる値である。
  3. 鉄骨造の筋かい付き架構の構造特性係数Dsは、筋かいが所定の条件を満足する場合、柱及び梁の部材群の種別が同一で筋かいのない架構の構造特性係数Dsに比べて、小さくすることができる。
  4. 各階の必要保有水平耐力の算定において、ある階の剛性率が所定の数値未満の場合、全ての階ではなく、当該階のみ必要保有水平耐力を割増しすればよい。
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正解:3

選択肢1:適当:腰壁付き梁はスリットを設けても影響を考慮すべき。

選択肢2:適当:保有水平耐力は階ごとのせん断力の和で表す。

選択肢3:不適当(正解):筋かい付き架構はDsを小さくするのではなく、条件を満たす場合に限り低減可能であり、常に小さいとは限らない。

選択肢4:適当:剛性率が不足する場合は全体的に補強すべきで、1階のみの割増しでは不十分。

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問26 建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 超高層建築物に作用する風圧力に対する構造計算を行う場合、水平面内での風向に直交する方向及びねじれ方向の建築物の振動についても考慮する必要がある。
  2. プレストレストコンクリート構造において、クリープ等によるプレストレスの減少率は、一般に、プレテンション方式に比べて、ポストテンション方式のほうが小さい。
  3. 鉄骨構造において、露出柱脚の最大せん断耐力は、一般に、「摩擦により抵抗するせん断耐力」と「アンカーボルトのせん断耐力の和」のいずれか大きいほうとする。
  4. 開口部を有する鉄筋コンクリート造の耐力壁のせん断耐力を計算する場合、開口部の面積の影響を考慮すれば、開口部の長さ及び高さの影響を無視してよい。
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正解:4

選択肢1:適当:超高層建物の風振動はねじれも考慮する。

選択肢2:適当:プレテンションよりポストテンションの方がプレストレス減少率は小さい。

選択肢3:適当:露出柱脚の最大せん断耐力は、摩擦抵抗とアンカーせん断の大きい方を採用する。

選択肢4:不適当(正解):RC耐力壁のせん断耐力は開口部面積だけでなく、**形状(長さ・高さ)**の影響も考慮すべき。

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問27 木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 木材を常時湿潤状態にある部分に使用する場合、繊維方向の許容応力度は、所定の割合で減じた数値とする。
  2. 繊維方向のせん断に対する許容応力度は、一般に、同樹種であれば、構造用製材より構造用集成材のほうが大きい。
  3. 木材の繊維方向の短期許容応力度は、積雪時の構造計算以外の場合、長期許容応力度の2倍と定められている。
  4. 製材の日本農林規格において、機械等級区分構造用製材は、構造用製材のうち、人工乾燥処理を施した材のヤング係数を機械によって測定し、等級区分したものである。
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正解:3

選択肢1:適当:湿潤条件では許容応力度を低減する。

選択肢2:適当:同樹種なら集成材のせん断許容応力度が高い。

選択肢3:不適当(正解):短期許容応力度は長期の2倍ではなく1.5倍程度であり、設問の2倍は不適当。

選択肢4:適当:機械等級区分製材はヤング係数を機械測定して等級を定める。

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問28 コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 圧縮強度試験用供試体を用いた圧縮強度試験において、コンクリートの圧縮強度は、一般に、載荷速度が大きいほど小さい。
  2. コンクリートの引張強度は、一般に、水セメント比が大きいほど小さい。
  3. コンクリートの曲げ強度は、一般に、引張強度が大きいほど大きい。
  4. コンクリートのヤング係数は、一般に、水セメント比が小さいほど大きい。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):載荷速度が大きいほど圧縮強度は大きくなる。小さくなるは逆。

選択肢2:適当:水セメント比が大きいほど引張強度は低下する。

選択肢3:適当:引張強度が大きいほど曲げ強度も大きい。

選択肢4:適当:ヤング係数は水セメント比が小さいほど大きい。

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問29 鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. シャルピー衝撃試験の吸収エネルギーが大きい鋼材を使用することは、溶接部の脆性的破壊を防ぐために有効である。
  2. 板厚40mm以下の建築構造用圧延鋼材SN490Bについて、基準強度Fは325N/mm2であり、短期荷重に対する許容引張応力度はこれに等しい。
  3. 建築構造用圧延鋼材SN400の鋼板の厚さのマイナス許容差は、一般構造用圧延鋼材SS400と同じである。
  4. リン(P)は鋼材及び溶接部の靱性を劣化させ、硫黄(S)は鋼の延性や靱性に悪影響を及ぼすので、これらの含有量が少ない鋼材を使用することが望ましい。
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正解:3

選択肢1:適当:衝撃吸収エネルギーが大きい鋼材は脆性破壊防止に有効。

選択肢2:適当:SN490Bの基準強度F=325N/mm²、短期許容引張応力度=Fは正しい。

選択肢3:不適当(正解):SN400の鋼板厚さの許容差はSS400と同一ではない。建築構造用の方が規定が厳しい。

選択肢4:適当:PやSの少ない鋼材は靱性・延性に優れる。

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問30 建築物等の構造計画及び構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物等の構造計画及び構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 補強コンクリートブロック造の塀の構造計算に用いる地下部分の水平震度は、建築物の地下部分と同様に計算することができる。
  2. コンクリート充塡鋼管(CFT)造柱の特徴の一つであるコンファインド効果は、短柱において角形鋼管より円形鋼管のほうがその効果が高い。
  3. 国土交通大臣が定めた構造方法によるプレキャスト鉄筋コンクリート造の柱及び梁における、鉄筋に対する最小かぶり厚さは、鉄筋コンクリート造の場合と同じ厚さである。
  4. 鋼管杭の設計においては、地盤が強い酸性ではない場合、一般に、その鋼管の腐食代として厚さ1mmを見込む。
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正解:3

選択肢1:適当:補強ブロック塀の地下部分の水平震度は建築物と同様に扱える。

選択肢2:適当:CFT柱のコンファインド効果は円形鋼管の方が高い。

選択肢3:不適当(正解):プレキャストRC造の最小かぶり厚さはRC造と同じではなく、別に規定されている。

選択肢4:適当:鋼管杭の腐食代は一般に1mm程度を見込む。

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