二級建築士 R7 構造 過去問・解説
問1 図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次
図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次のうちどれか。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:1
選択肢1:適当(正解):図示断面についてX軸まわりの断面二次モーメントを計算すると、この選択肢の値になる。
選択肢2:不適当:X軸まわりの断面二次モーメントを過小評価している。
選択肢3:不適当:X軸まわりとY軸まわりを取り違えた値に相当する。
選択肢4:不適当:一部寸法を二乗し忘れたような値であり、計算手順と整合しない。
選択肢5:不適当:断面の全体剛性からみて過大な値となっている。
問2 図のような等分布荷重を受ける単純梁に断面100mm×200mmの部材を用いた場合
図のような等分布荷重を受ける単純梁に断面100mm×200mmの部材を用いた場合、その部材に生じる最大曲げ応力度として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、部材の断面は一様とし、自重は無視するものとする。

- 3N/mm2
- 8N/mm2
- 12N/mm2
- 24N/mm2
- 48N/mm2
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正解:3
選択肢1:不適当:断面係数と最大曲げモーメントから求めると、これより小さくはならない。
選択肢2:不適当:依然として計算値より小さい。
選択肢3:適当(正解):等分布荷重を受ける単純梁の最大曲げモーメントと断面係数から計算すると、およそこの値になる。
選択肢4:不適当:応力度を2倍に見積もっており過大。
選択肢5:不適当:さらに大きく、実際の応力度と比べて著しく過大。
問3 図のような荷重を受ける単純梁において、B点の曲げモーメントMBの大きさとA-B間
図のような荷重を受ける単純梁において、B点の曲げモーメントMBの大きさとA-B間のせん断力QABの大きさとの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:2
選択肢1:不適当:B点の曲げモーメントと、A–B間せん断力のつり合い条件を満たさない。
選択肢2:適当(正解):荷重条件から求めたMBとQABの関係(静定条件と断面力図)に整合する組合せである。
選択肢3:不適当:符号の取り方が曲げモーメント図と一致していない。
選択肢4:不適当:せん断力の大きさが荷重分布と釣り合わない。
選択肢5:不適当:曲げモーメントが支持条件から得られる値とかけ離れている。
問4 図のような荷重Pを受ける静定ラーメンにおいて、曲げモーメント図の形とせん断力の大
図のような荷重Pを受ける静定ラーメンにおいて、曲げモーメント図の形とせん断力の大きさの最大値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、曲げモーメント図は、部材の引張側に描くものとする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:2
選択肢1:不適当:節点の曲げモーメントの向きがラーメンの変形状態と合わない。
選択肢2:適当(正解):ラーメン全体のつり合いと部材端モーメントの関係から得られる曲げモーメント図と、せん断力最大値が一致する。
選択肢3:不適当:せん断力最大値がPに対して不自然に大きい。
選択肢4:不適当:モーメント図が左右対称性を無視している。
選択肢5:不適当:曲げモーメント、せん断力ともに境界条件と矛盾している。
問5 図のような荷重を受ける静定トラスにおいて、部材Aに生じる軸方向力として、正しいも
図のような荷重を受ける静定トラスにおいて、部材Aに生じる軸方向力として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「-」とする。なお、節点間距離は全て2mとする。

- -3√3kN
- -2√3kN
- #NAME?
- +2√3kN
- +3√3kN
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正解:2
選択肢1:不適当:-3√3kN は大き過ぎ、節点のつり合い条件を満たさない。
選択肢2:適当(正解):節点法で水平・鉛直方向のつり合いを解くと、部材Aには-2√3kN(圧縮)が作用する。
選択肢3:不適当:-√3kN は大きさが不足し、荷重とのつり合いが取れない。
選択肢4:不適当:+2√3kN は符号が逆で引張力となってしまう。
選択肢5:不適当:+3√3kN は大きさ・符号ともに誤り。
問6 断面が一様な長柱の弾性座屈荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
断面が一様な長柱の弾性座屈荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 弾性座屈荷重は、柱の断面二次モーメントに反比例する。
- 弾性座屈荷重は、材料のヤング係数に比例する。
- 弾性座屈荷重は、柱の座屈長さの2乗に反比例する。
- 弾性座屈荷重は、柱の両端の支持条件が水平移動拘束で「両端ピンの場合」より水平移動拘束で「両端固定の場合」のほうが大きい。
- 弾性座屈荷重は、断面に強軸と弱軸があり、かつ、両端の支持条件が同じ場合、弱軸まわりより強軸まわりのほうが大きい。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):弾性座屈荷重は断面二次モーメントに比例し、断面二次モーメントが大きいほど座屈荷重も大きい。
選択肢2:適当:Eulerの座屈式より、弾性座屈荷重はヤング係数に比例する。
選択肢3:適当:座屈荷重は座屈長さLの二乗に反比例する。
選択肢4:適当:他条件同じなら、両端固定のほうが両端ピンより座屈荷重は大きい。
選択肢5:適当:強軸まわりの断面二次モーメントのほうが大きいので、強軸まわり座屈荷重のほうが大きい。
問7 構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 同一の室における床の単位床面積当たりの積載荷重は、一般に、「床の構造計算をする場合」より「地震力を計算する場合」のほうが小さい。
- 地震力の計算に用いる地震層せん断力係数の建築物の高さ方向の分布を示す数値Aiは、一般に、上階になるほど大きくなる。
- 地震力の計算に用いる標準せん断力係数C0の値は、一般に、許容応力度計算を行う場合においては0.2以上とし、必要保有水平耐力を計算する場合においては
- 0以上とする。
- 雪下ろしを行う慣習のある地方の積雪荷重は、その地方における垂直積雪量が1mを超える場合、雪下ろしの実況に応じて垂直積雪量を1mまで減らして計算することができる。
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正解:5
選択肢1:適当:同一室での積載荷重は、地震力計算時の想定より構造計算用のほうを大きくとる。
選択肢2:適当:Ai分布は、一般に上階ほど大きい値になる。
選択肢3:適当:許容応力度計算ではC0≧0.2、必要保有水平耐力ではC0≧0となる。
選択肢4:適当:雪下ろし慣習がある場合、1mを超える部分を減ずることができる。
選択肢5:不適当(正解):垂直積雪量を必ず1mまで減らせるわけではなく、実況・行政の定め等を踏まえて設定される。
問8 構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものは
構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 速度圧は、一般に、建築物の高さと軒の高さとの平均に基づいて算定する。
- 基準風速V0は、その地方における過去の台風の記録に基づく風害の程度その他の風の性状に応じて、30~46m/sの範囲内において定められている。
- 平均風速の高さ方向の分布を表す係数Erは、同じ地上高さの建築物の場合、「都市化が極めて著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが小さい。
- 開放型の建築物の内圧係数Cpiは、一般に、風向に対して風上開放の場合においては正の値とし、風向に対して風下開放の場合においては負の値とする。
- 単位面積当たりの風圧力の絶対値は、一般に、同じ部位の場合、「屋根葺き材等に用いる風圧力」より「構造骨組に用いる風圧力」のほうが小さい。
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正解:3
選択肢1:適当:速度圧は、建物高さと軒高の平均高さの風速に基づいて算定する。
選択肢2:適当:基準風速V0はおおよそ30~46m/sの範囲で定められる。
選択肢3:不適当(正解):地表面が滑らかな「平坦で障害物なし」のほうが風速の増加が大きく、Erは大きくなる。
選択肢4:適当:開放型建築物では、風上開放で内圧係数は正、風下開放で負となる。
選択肢5:適当:屋根葺き材等に対する設計風圧力は、構造骨組に対するものより大きく設定される。
問9 地盤及び基礎構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
地盤及び基礎構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地下外壁に常時作用する土圧を静止土圧として算定する場合の静止土圧係数は、一般に、砂質土、粘性土のいずれの場合であっても0.5とする。
- 標準貫入試験は、試験用サンプラーを300mm打ち込むのに要する打撃回数(N値)を測定し、土の硬軟や締まり具合などを調査する試験である。
- 基礎梁に人通口や換気口を設ける場合、上部構造の大きな開口の下部となる位置をできるだけ避け、必要な補強措置をとる。
- 基礎に直接作用する固定荷重は、一般に、基礎スラブ上部の土被り重量を考慮せずに基礎構造各部の自重から算定する。
- 布基礎は、建築物の上部構造の支持要素(柱・壁)に沿って連続して配置した基礎である。
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正解:4
選択肢1:適当:静止土圧係数は土質等で変わるが、設計上「一般に0.5とみなす」扱いは許容される。
選択肢2:適当:標準貫入試験は、サンプラーを300mm打ち込むのに要する打撃回数N値で土の硬軟・締まり具合を調査する試験である。
選択肢3:適当:基礎梁に人通口・換気口を設ける場合、上部構造の大きな開口の下部を避け、必要に応じて補強するのは妥当。
選択肢4:不適当(正解):基礎に作用する固定荷重には、基礎スラブ上部の土被り重量も含めて評価すべきであり、「土被り重量を考慮せず自重のみで算定する」という記述は誤り。
選択肢5:適当:布基礎は、柱・壁など上部構造の支持要素に沿って連続配置する基礎であり、記述どおり。
問10 木造建築物の用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
木造建築物の用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- 雨押えー下屋と外壁の立上りの取合い、開口部の上枠、屋根面からの突出部分の取合いなどにおいて、雨水の浸入を防ぐための部材
- 折置組ー側柱の頂部に小屋梁をのせ、その上に軒桁を取り付けて組む形式
- 鼻母屋ー母屋のうち軒の上にあるもの
- 木割りー木造建築物の部材の大きさの比例関係を定めたルール
- 側桁ー階段の踏板を下側から支えるために、上端を段形に加工し、上下の階に架け渡す部材
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正解:5
選択肢1:適当:雨押えの説明は正しい。
選択肢2:適当:折置組の構成も記述どおり。
選択肢3:適当:鼻母屋は軒先上の母屋を指す。
選択肢4:適当:木割りは部材寸法の比例関係を定める伝統的なルール。
選択肢5:不適当(正解):側桁は階段の踏板を受けるささら桁の説明であり、「側桁」とは別の用語である。
問11 木質構造の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木質構造の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 存在壁量は、耐力壁のほか、所定の仕様を満たす準耐力壁及び垂れ壁・腰壁を加えて求めることができる。
- 横架材の相互間の垂直距離に対する柱の小径の割合は、一般に、「当該階が負担する単位面積当たりの固定荷重と積載荷重の和」や「横架材の相互間の垂直距離」に基づいて算定する。
- 曲げ材は、一般に、材幅に比べて材せいが大きいほど、横座屈が生じにくい。
- 水平荷重を耐力壁や軸組に確実に伝達するためには、耐力壁を釣合いよく配置するとともに、水平構面の剛性をできるだけ高くする。
- 燃えしろ設計では、柱や梁の燃えしろを除いた有効断面を用いて許容応力度計算を行う。
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正解:3
選択肢1:適当:所定仕様を満たす準耐力壁や垂れ壁・腰壁も存在壁量に加算できる。
選択肢2:適当:柱断面の最小径は荷重条件や階高に応じて決める。
選択肢3:不適当(正解):曲げ材は材せいが大きいほど横座屈しやすく、座屈防止の検討が重要になる。
選択肢4:適当:水平構面の剛性を高め、耐力壁を釣合良く配置することは基本。
選択肢5:適当:燃えしろ設計では、燃えしろを除いた有効断面で許容応力度計算を行う。
問12 木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 接合耐力は、一般に、木材の比重に影響されない。
- 釘接合において、木材と木材の一面せん断接合とする場合、側材厚は釘径の6倍以上とし、有効主材厚は釘径の9倍以上とする。
- ドリフトピン接合において、気乾状態で使用する前提であっても、施工時の木材の含水率が20%以上の場合、接合部の設計用許容耐力を低減する。
- 水平力を負担する筋かいの緊結方法において、端部の一方を柱と横架材との仕口、もう一方を柱等に緊結することができる。
- 継手は、できるだけ応力の小さい位置に設ける。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):接合耐力は一般に木材の比重が大きいほど高く、比重に影響される。
選択肢2:適当:一面せん断釘接合の側材厚・主材厚の基準に合致する。
選択肢3:適当:含水率が高い場合、乾燥後の緩み等を考慮し許容耐力を低減する。
選択肢4:適当:筋かい端部の緊結方法としてよく用いられる。
選択肢5:適当:継手は応力の小さい位置に設けることが望ましい。
問13 壁式鉄筋コンクリート造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
壁式鉄筋コンクリート造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 階高3mの平家建ての建築物の耐力壁の厚さを120mmとした。
- 壁梁のせいを一般部は450mmとし、その他の壁梁は最小300mmとした。
- 基礎梁にプレキャスト鉄筋コンクリート部材を使用したので、部材相互を緊結し基礎梁の一体性を確保する計画とした。
- 基礎の根入れ深さは、地盤への水平力の伝達も考慮し、軒高の10%程度確保する計画とした。
- 2階建ての建築物の耐力壁の配筋を構造計算によって構造耐力上安全であると確認したので、縦筋及び横筋の鉄筋比を0.2%とした。
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正解:2
選択肢1:適当:耐力壁厚120mmは階高3mの平家建てで一般的な値。
選択肢2:不適当(正解):壁梁のせいは一般に階高の1/10程度以上が望ましく、一般部450mm・その他最小300mmとする規定とは異なる(条件に合っていない)。
選択肢3:適当:基礎梁にPCa部材を用いる場合、一体性を確保する計画は妥当。
選択肢4:適当:根入れ深さを軒高の約10%以上とする考え方は妥当。
選択肢5:適当:構造計算で安全確認できれば、鉄筋比0.2%とすることも可能。
問14 鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 溶接した閉鎖形帯筋を、柱の主筋を包含するように配置したり、副帯筋を使用したりすることは、柱の靱性の確保に有効である。
- 部材の曲げモーメントに対する断面算定においては、一般に、コンクリートの引張応力度を考慮しない。
- 床スラブは、梁と一体となり建築物の水平面を構成する役割をもち、地震力などの水平力を柱や耐震壁に伝える働きがある。
- 袖壁付き柱のせん断補強筋比は、原則として、0.3%以上とする。
- 梁の引張鉄筋比が、釣合鉄筋比より高い場合、梁の許容曲げモーメントは、引張鉄筋の断面積にほぼ比例する。
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正解:5
選択肢1:適当:閉鎖形帯筋や副帯筋は柱の靱性向上に有効。
選択肢2:適当:曲げ設計ではコンクリート引張応力は原則無視する。
選択肢3:適当:床スラブは水平構面として地震時水平力を伝達する。
選択肢4:適当:袖壁付き柱のせん断補強筋比0.3%以上という規定は妥当。
選択肢5:不適当(正解):引張鉄筋比が釣合鉄筋比より大きくなっても、コンクリート圧縮側の制限から許容曲げモーメントが比例的には増えない。
問16 鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 圧縮力を負担する柱の有効細長比は、200以下とする。
- 座屈を拘束するための補剛材には、十分な剛性と強度が必要である。
- H形鋼の梁においては、せん断力の大部分をフランジで負担する。
- 鉄骨部材は、平板要素の幅厚比や鋼管の径厚比が小さいものほど、局部座屈が生じにくい。
- 母屋において、長期に作用する荷重に対するたわみは、仕上げ材に支障を与えない範囲で、スパンの1/300を超えることができる。
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正解:3
選択肢1:適当:圧縮材の有効細長比は200以下とする。
選択肢2:適当:補剛材には座屈拘束に足る剛性・強度が必要。
選択肢3:不適当(正解):H形鋼梁ではせん断力の大部分はウェブが負担する。
選択肢4:適当:幅厚比・径厚比が小さいほど局部座屈に対して有利。
選択肢5:適当:たわみ制限は1/300程度以下とするのが一般的であり、それを超えるのは好ましくないが、ここでは「超えることができる」と設問の条件に基づく記述である。
問17 鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 溶接接合において、隅肉溶接のサイズは、一般に、厚いほうの母材厚さ以上の値とする。
- 構造用鋼材の高力ボルト摩擦接合の表面処理方法として、浮き錆を取り除いた赤錆面とした場合、接合面のすべり係数の値は0.45とする。
- 一つの継手に突合せ溶接と隅肉溶接を併用する場合、それぞれの応力は、各溶接継目の許容耐力に応じて分担させることができる。
- 隅肉溶接における溶接継目ののど断面に対する許容引張応力度は、突合せ溶接による溶接継目の許容引張応力度の1/√3倍である。
- 完全溶込み溶接を鋼材の両側から行う場合において、先に溶接した面の裏側から溶接部分の第1層を削り落とすことを、裏はつりという。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):隅肉溶接サイズは、厚いほうの母材厚さより小さい値とするのが原則であり、「以上」とはしない。
選択肢2:適当:赤錆面のすべり係数0.45という設定は規定どおり。
選択肢3:適当:突合せ+隅肉溶接併用時はそれぞれの許容耐力に応じて応力を分担させられる。
選択肢4:適当:隅肉溶接の許容引張応力度が突合せ溶接の1/√3倍という関係は妥当。
選択肢5:適当:裏はつりの説明として正しい。
問18 建築物の構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨造の露出型柱脚の設計において、固定度があることからピンと仮定せずに、回転剛性を適切に評価して、柱脚に生じる力を計算した。
- 鉄筋コンクリート造の建築物において、袖壁と腰壁については非耐力壁として考え、偏心率を計算する際に影響はないものとした。
- 屋根勾配が大きな山型架構の建築物において、設計用一次固有周期を計算する際の高さは、当該建築物の振動性状を十分に考慮し、屋根の高さの平均とした。
- 高さが7m、水平投影面積が230m2、天井面構成部材等の単位面積質量が3kg/m2の吊り天井について、人が日常立ち入る場所に設置するために、特定天井の規定に従った構造方法とした。
- 瓦屋根の構造方法において、建設地の基準風速が38m/sであるので、平部においては、隣接する瓦と構造耐力上有効に組み合わせることができるフックが付いた桟瓦を採用し、各桟瓦を釘で下地に緊結する方法とした。
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正解:2
選択肢1:適当:露出柱脚の固定度を考慮して設計するのは適切。
選択肢2:不適当(正解):袖壁・腰壁も剛性に寄与するため、偏心率計算に含める必要がある。
選択肢3:適当:山型架構では振動性状を考慮して高さを設定する。
選択肢4:適当:与条件を満たせば特定天井としての構造方法を採用する。
選択肢5:適当:基準風速38m/sでは、釘打ち+フック付き桟瓦による緊結は妥当。
問19 建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 耐震設計の一次設計では、建築物が存在期間中に数回程度遭遇する可能性の高い地震動に対して、小さなひび割れ等は許容するが、修復をせずに続けて使えるような耐震性があることを確認する。
- 建築物の固有周期は、構造物としての剛性が同じであれば、質量が小さいほど短くなる。
- 各階における層間変形角の値は、一次設計用地震力に対し、原則として、1/200以内となるようにするが、帳壁、内・外装材、設備等に著しい損傷が生じるおそれがないことが確認された場合には、1/100以内まで緩和することができる。
- 建築物の各階の剛性率は、「当該階の層間変形角の逆数」を「全ての階の層間変形角の逆数の相加平均の値」で除した値であり、その値が小さいほど、その階に損傷が集中する危険性が高い。
- 建築物の各階の偏心率は、「当該階の重心と剛心との距離(偏心距離)」を「当該階の弾力半径」で除した値であり、その値が大きいほど、その階において特定の部材に損傷が集中する危険性が高い。
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正解:3
選択肢1:適当:一次設計は中程度の地震動に対して継続使用可能な性能を確認する。
選択肢2:適当:剛性一定なら質量が小さいほど固有周期は短くなる。
選択肢3:不適当(正解):層間変形角の制限は通常1/200程度であり、緩和しても1/150程度で、1/100までの緩和は過大。
選択肢4:適当:剛性率の定義と、値が小さい階ほど損傷集中しやすいという説明は正しい。
選択肢5:適当:偏心率が大きいほどねじれ等による損傷集中の危険性が増す。
問20 建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なもの
建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 構造用集成材は、曲げヤング係数によって等級区分されたラミナをその繊維方向を互いに平行にして積層接着したものである。
- 辺材は、一般に、心材に比べてシロアリなどの食害を受けやすい。
- 板目材は、乾燥すると、木裏側に凸に変形する。
- 木材の基準強度の大小関係は、一般に、圧縮>曲げ>せん断である。
- 木材を大気中で乾燥させ、蒸発が進行して自由水が完全に失われ、結合水のみとなったときの状態を、繊維飽和点という。
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正解:4
選択肢1:適当:構造用集成材はラミナの繊維方向を平行に積層する。
選択肢2:適当:辺材は一般に食害を受けやすい。
選択肢3:適当:板目材は乾燥で木裏側に凸に反る。
選択肢4:不適当(正解):木材の基準強度は一般に「曲げ>圧縮>せん断」であり、記述の順序は誤り。
選択肢5:適当:自由水が失われた状態からさらに結合水が抜け始める点を繊維飽和点という。
問21 コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 引張強度は、一般に、圧縮強度の1/10程度である。
- 長期許容圧縮応力度は、設計基準強度に2/3を乗じた値である。
- 一般に、スランプを大きくすると、コンクリートの材料分離が生じやすくなる。
- コンクリートの乾燥収縮は、一般に、乾燥開始材齢が遅いほど小さくなる。
- 一般に、コンクリートの養生期間中の温度が高いほど、初期材齢の強度発現は促進されるが、長期材齢の強度増進は小さくなる。
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正解:2
選択肢1:適当:引張強度は圧縮強度のおよそ1/10程度。
選択肢2:不適当(正解):長期許容圧縮応力度は設計基準強度の1/3程度が一般的であり、「2/3を乗じた値」ではない。
選択肢3:適当:スランプが大きいほど材料分離しやすい。
選択肢4:適当:乾燥開始が遅いほど乾燥収縮は小さくなる。
選択肢5:適当:高温養生は初期強度を促進するが、長期強度増進は小さくなる傾向。
問23 鋼材の引張試験から得られる図のような引張応力度-ひずみ度曲線に関する次の記述のう
鋼材の引張試験から得られる図のような引張応力度-ひずみ度曲線に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

- ⓪から①までのひずみ度に対する応力度の割合をヤング係数と呼ぶ。
- ①は比例限度であり、⓪から①までは応力度-ひずみ度関係は直線的に変化する。
- ②は弾性限度であり、②までは荷重を零に戻すと、鋼材は元の形に戻る。
- ③は下降伏点と呼ぶ。
- ④は最大荷重点であり、その時の応力度を引張強さと呼ぶ。
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正解:4
選択肢1:適当:原点~①の勾配がヤング係数である。
選択肢2:適当:①は比例限度で、そこまでは直線関係。
選択肢3:適当:②は弾性限度で、除荷すれば元に戻る範囲。
選択肢4:不適当(正解):③は上降伏点・下降伏点など降伏現象の区別によるが、図の位置と名称が適切でない前提の問題文(ここでは誤りとして扱われている)。
選択肢5:適当:④は最大荷重点で、その応力度を引張強さと呼ぶ。
問24 建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鋼材は、イオン化傾向の小さい銅板などの金属材料に接すると腐食しやすい。
- 住宅屋根用化粧スレートは、「セメント」、「けい酸質原料」、「石綿以外の繊維質原料」などを主原料として加圧成形したものである。
- 網入り板ガラスは、板ガラスの中に金網を封入したガラスであり、同程度の厚さのフロート板ガラスに比べて強度が低い。
- せっこうボードは、火災時にはせっこうに含まれる結晶水が分解されるまでの間、温度上昇を防ぐので、耐火性に優れている。
- ALCパネルは、気泡コンクリートを用いた軽量なものであり、防水性に優れている。
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正解:5
選択肢1:適当:異種金属接触で鋼材が腐食しやすくなる。
選択肢2:適当:住宅屋根用化粧スレートの主原料の説明は正しい。
選択肢3:適当:網入りガラスはフロート板ガラスより強度は低い。
選択肢4:適当:せっこうボードは結晶水の脱水で温度上昇を抑え、耐火性に優れる。
選択肢5:不適当(正解):ALCパネルは多孔質で防水性は低く、別途防水層が必要である。
問25 建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- テラコッタは、大型のタイルの一種であり、装飾用の外装材として用いられる。
- パーティクルボードは、木材の小片と接着剤とを混合して加熱圧縮成形したものである。
- 顔料系ステインは、染料系ステインよりも耐候性に優れている。
- 発泡プラスチック系断熱材は、樹脂の中に微細な独立空気泡を閉じ込めることによって断熱効果を発揮するものであるが、一般に、繊維系断熱材と比べて断熱性に劣っている。
- 外壁等に使用する薄付け仕上塗材(リシン等)は、塗厚を1~3mm程度の単層で仕上げるものであり、防水性に劣っている。
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正解:4
選択肢1:適当:テラコッタは大型タイル状で装飾外装材に用いられる。
選択肢2:適当:パーティクルボードの説明は正しい。
選択肢3:適当:顔料系ステインは染料系より耐候性が高い。
選択肢4:不適当(正解):発泡プラスチック系断熱材は、一般に繊維系より断熱性に優れている。
選択肢5:適当:薄付け仕上塗材は塗厚が薄く、防水性は低い。

