建築士とはどんな仕事?
建築士とはどんな仕事?
具体的に答えられない人が多いと思います。
建築士の仕事というものは、主に2つの仕事があります。
それは『設計』と『監理』です。
1つずつ説明していきましょう。
設計とは?
①設計とは?
建築士と聞くと、1番にイメージするのは設計ではないでしょうか。
少し古いイメージだと、大きい机に紙を広げて、設計図を書いていく。今だとパソコンで図面を書いていく。
そういったイメージではないでしょうか?
まさにこれが設計業務です。
今の時代は、ほぼパソコンで図面を書きます。
パソコンで図面を書くソフトのことをCADと言います。
CADソフトは無料のものから有料のもの。
2DCADや3DCADなど幅広くあります。
CADソフトによって操作方法は違いますので、今後就職を考えている方は、就職先が何のCADソフトを使っているかの確認はしておいた方が良いかと思います。
監理とは?
②監理とは?
建築士の監理業務というのは世間のイメージと違うことがよくあります。
監理業務と聞いて、現場監督をイメージする方が多いのでは無いでしょうか?
建築士の監理業務は少し違います。
監理業務というのは『設計図通りにちゃんと建物が建っているか監理する』ということです。
ちなみに現場監督は、施工管理と言います。
建築士の監理と漢字が違います。
では、施工管理と建築士の監理業務はどう違うのか説明します。
施工管理は皆さんのイメージの通り、建物を建てる為に工事現場で指示をする現場監督です。
建築士の監理業務は、その現場監督と打合せや検査を行い、ちゃんと設計図通りに建物が建っているのかチェックします。
これが建築士の監理業務です。
なので、建築士が毎日のように工事現場にいることは稀です。
ある程度は現場に任せるパターンが多いです。
そして、建物が完成すると建主と一緒にちゃんと完成しているかをチェックします。
設計事務所と工務店・ハウスメーカーの違い
③設計事務所と工務店・ハウスメーカーの違い
ここで、工務店・ハウスメーカーに家を建ててもらう時と、設計事務所に設計をお願いして家を建ててもらう時の違いについて書いていきます。
工務店・ハウスメーカーは、基本的に設計と施工と監理が同じ会社が行います。
しかし、設計事務所の場合は最初に書いた通り、設計事務所が監理します。
工務店・ハウスメーカーに頼んだ際は、設計者・施工者・監理者がその会社の中だけで完結しますが、設計事務所の場合は、施工者だけ違う会社で、監理者は設計者が行います。
なので、監理者は建主と施工者の間に入る第三者的なポジションになります。
マイホームを建てる時は設計事務所にお願いした方が安心ではあります。
工務店とハウスメーカーの違いは?
工務店は建主の希望を聞いて、どういう家にするかを打合せして家を建てます。
ハウスメーカーは、おおよそのデザインが決定していて、色や材料の指定など、ある程度は決めれますが、工務店の方が家を建てるなら自由度は高いです。
◎工務店のメリット
・設計の自由度が高い。
・こだわりが反映できる。
◎工務店のデメリット
・ゼロからの設計なので、決めることが多い。
◎ハウスメーカーのメリット
・デザインが決められている為、決めることが少ない。
◎ハウスメーカーのデメリット
・設計の自由度が低い。
・同じような家が周りにある。
建築士の種類
④建築士の種類
建築士には、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類の資格があります。
・一級建築士
どんな建物でも設計出来る!
高層ビルとか超でかい建物は構造一級建築士に手伝ってもらう。
・二級建築士
住宅や小さい建物なら設計出来る!
木造や鉄骨造、RC造で大きさに制限あり。
高さは13m以上はダメ。
・木造建築士
木造の小さい建物なら設計出来る!
木造限定で大きい木造はダメ。
簡単にいうとこういった感じで建築士の資格は分かれています。
なので、建築士を目指している人は一級建築士を目指しています。
一級建築士のメリット
一級建築士には大きなメリットがあります。
それは、一級建築士は凄い!というイメージが世間一般にあるからです。
一級建築士は凄いです。
名刺に一級建築士と書かれているだけで、一目置いてしまいます。
仮に建築士としての設計や監理の仕事をしていなくてもメリットはあります。
それは、『建築に関する知識の証明』になるからです。
不動産会社の営業などをしている方でも、名刺に一級建築士と書かれていれば、勝手に信用度が増します。
一級建築士のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
・建築の知識が証明される
・お客さんに一目置かれる
デメリット
・勉強が大変
・専門学校などで勉強が必要
・建築士の更新講習がある
デメリットの大半は時間のことになりますので、取得してしまえば、メリットしかありません。一級建築士を目指して頑張りましょう。
建築士の受験資格って何?
⑤建築士の受験資格って何?
二級建築士の受験資格
◎建築系の高校・専門学校出身の方→すぐに受けれる!
◎建築系の大学の方→すぐに受けれる!
◎建築系の学校を卒業していない方→実務経験7年
◎建築設備士→すぐに受けれる!
一級建築士の受験資格
◎建築系の高校・専門学校出身の方→二級建築士取ったら受けれる!※
◎建築系の大学の方→すぐに受けれる!※
◎建築系の学校を卒業していない方→二級建築士取ったら受けれる!※
◎建築設備士→すぐに受けれる!※
※試験は受けれても、一級建築士として登録する為に実務経験が必要です。
◎建築系の高校・専門学校出身の方→二級建築士として4年以上
◎建築系の大学の方→2年以上
◎建築系の学校を卒業していない方→二級建築士として4年以上
◎建築設備士→建築設備士として4年以上(試験前後問わない)
実務経験って何?
◎建物の設計
◎工事監理
◎現場監督
◎大工
◎建築設備工事
◎建物の調査員
◎建築系の公務員
などがあります。
ハウスメーカーに勤めていたとしても経理や営業は実務経験としてカウント出来ません。
建築士として働く上で必要なこと
⑥建築士として働く上で必要なこと
一級建築士の数は年々減ってきています。
また、女性で設計業務をする人は年々増えてきています。
そして、仕事柄二級建築士のままで終わる人も多いです。
一級建築士を目指して建築事務所に入る人も多いと思いますが、
仕事をしながら、難関資格である一級建築士を取ることは至難の業です。
だからこそ一級建築士には価値があります。
日々小さな積み重ねを行い、頑張っていくしかありません。
今後、5年後、10年後は建築業界は大きく変わるかもしれません。
人手不足解消のため、色々な仕組みが出来てくるでしょう。
だからといって、一級建築士の価値は変わりません。
一度取ってしまえば大丈夫です。
日々努力を忘れずに一級建築士を目指しましょう。
もっと努力すれば、構造一級建築士にもなれます!

