二級建築士 H30 構造 過去問・解説
問1 図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次
図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次のうちどれか。

- 251.5cm4
- 433.0cm4
- 540.0cm4
- 796.0cm4
- 978.0cm4
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正解:4
選択肢1:不適当:断面形状から算定するとこの値は小さすぎる。
選択肢2:不適当:断面寸法に対してやや不足。
選択肢3:不適当:中間値だが、理論値より小さい。
選択肢4:適当(正解):断面形状・中立軸からの距離に基づき算出される正しい値。
選択肢5:不適当:寸法から考えると過大。
問2 図のような荷重を受ける単純梁に、断面90mm×200mmの部材を用いた場合、その
図のような荷重を受ける単純梁に、断面90mm×200mmの部材を用いた場合、その部材が許容曲げモーメントに達するときの荷重Pの値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、部材の許容曲げ応力度は20N/mm2とし、自重は無視するものとする。

- 2kN
- 4kN
- 6kN
- 8kN
- 12kN
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正解:2
選択肢1:不適当:曲げ応力度が許容値を下回り安全側。
選択肢2:適当(正解):σa=M/Z=20N/mm²を満たす値である。
選択肢3:不適当:許容値を超過。
選択肢4:不適当:過大荷重で破壊の恐れ。
選択肢5:不適当:断面応力度を超える。
問3 図のような荷重を受ける単純梁のA点における曲げモーメントの大きさとして、正しいも
図のような荷重を受ける単純梁のA点における曲げモーメントの大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。

- 10kN・m
- 12kN・m
- 14kN・m
- 16kN・m
- 18kN・m
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正解:1
選択肢1:適当(正解):支点反力×距離により算出される正しい値。
選択肢2:不適当:距離・荷重条件から過小。
選択肢3:不適当:算出式より誤差あり。
選択肢4:不適当:スパン中央値ではない。
選択肢5:不適当:荷重・スパンに対して過大。
問4 図のような外力を受ける静定ラーメンにおける曲げモーメント図の形として、正しいもの
図のような外力を受ける静定ラーメンにおける曲げモーメント図の形として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、曲げモーメント図は、材の引張側に描くものとする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:4
選択肢1:不適当:端部モーメント符号が逆。
選択肢2:不適当:柱脚モーメントが過小。
選択肢3:不適当:スパン中央のモーメントが過大。
選択肢4:適当(正解):荷重条件に基づくモーメント分布に合致。
選択肢5:不適当:左右対称条件を満たさない。
問5 図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材A、B、Cに生じる軸方向力の組合せ
図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材A、B、Cに生じる軸方向力の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「-」とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:2
選択肢1:不適当:A部材の力の符号が逆。
選択肢2:適当(正解):節点法による符号判定結果と一致。
選択肢3:不適当:B部材の力が誤っている。
選択肢4:不適当:C部材が圧縮ではなく引張となる。
選択肢5:不適当:全体のつり合い式を満たさない。
問6 図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの弾性座屈荷重をそれぞれ
図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの弾性座屈荷重をそれぞれPA、PB、PCとしたとき、それらの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、全ての柱の材質及び断面形状は同じものとする。

- PA>PB>PC
- PA=PC>PB
- PB>PA=PC
- PC>PA>PB
- PC>PB>PA
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正解:1
選択肢1:適当(正解):固定度が高いA>B>Cの順で座屈荷重が大。
選択肢2:不適当:固定条件の効果を逆にしている。
選択肢3:不適当:AとCの比較が誤り。
選択肢4:不適当:有効長比の影響が無視されている。
選択肢5:不適当:力学的傾向と逆。
問7 構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 同一の室における床の単位面積当たりの積載荷重は、一般に、「床の構造計算をする場合」より「地震力を計算する場合」のほうが小さい。
- 各階が事務室である建築物において、垂直荷重による柱の圧縮力を低減して計算する場合の「積載荷重を減らすために乗ずべき数値」は、一般に、その柱が支える床の数が多くなるほど小さくなる。
- 屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が60度を超える場合においては、零とすることができる。
- 地震力の計算に用いる地震層せん断力係数の建築物の高さ方向の分布を示す係数Aiは、一般に、上階になるほど大きくなり、かつ、建築物の設計用一次固有周期Tが長くなるほどその傾向が著しくなる。
- 地震力の計算に用いる振動特性係数Rtは、同一の地盤種別の場合、一般に、建築物の設計用一次固有周期Tが長くなるほど大きくなる。
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正解:5
選択肢1:適当:地震時の床積載は通常設計時より小さい。
選択肢2:適当:支える床数が増えるほど低減係数は小さい。
選択肢3:適当:60°を超える屋根は雪が滑落し積雪荷重0扱い。
選択肢4:適当:Aiは上階ほど大きく、周期Tが長いほど顕著。
選択肢5:不適当(正解):Rtは周期が長いほど小さくなる。逆記述。
問8 構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものは
構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 速度圧は、その地方において定められた風速の平方根に比例する。
- 速度圧の計算に用いる地表面粗度区分は、都市計画区域の指定の有無、海岸線からの距離、建築物の高さ等を考慮して定められている。
- 閉鎖型及び開放型の建築物の風力係数は、原則として、建築物の外圧係数から内圧係数を減じた数値とする。
- ラチス構造物の風圧作用面積は、風の作用する方向から見たラチス構面の見付面積とする。
- 風圧力が作用する場合の応力算定においては、一般に、地震力が同時に作用しないものとして計算する。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):速度圧qは風速の平方に比例。平方根ではない。
選択肢2:適当:粗度区分は環境条件により定まる。
選択肢3:適当:外圧−内圧=風力係数の定義。
選択肢4:適当:ラチス構造は見付面積で算定。
選択肢5:適当:地震力と風圧力は同時に考慮しない。
問9 地盤及び基礎構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
地盤及び基礎構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- セメント系固化材を用いて地盤改良を行った場合、原則として、改良後の地盤から採取したコア供試体に対する一軸圧縮試験により、改良後の地盤の設計基準強度を確認する必要がある。
- 地下外壁に作用する土圧を静止土圧として算定する場合の静止土圧係数は、一般に、砂質土、粘性土のいずれの場合であっても、0.5程度である。
- 建築基準法に基づいて地盤の許容応力度を定める方法には、「支持力係数による算定式」、「平板載荷試験による算定式」及び「スウェーデン式サウンディング試験による算定式」を用いるものがある。
- 土の粒径の大小関係は、砂>粘土>シルトである。
- 布基礎は、地盤の長期許容応力度が70kN/m2以上であり、かつ、不同沈下等の生ずるおそれのない地盤にあり、基礎に損傷を生ずるおそれのない場合にあっては、無筋コンクリート造とすることができる。
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正解:4
選択肢1:適当:固化処理後は改良土コアの一軸圧縮試験で設計基準強度を確認する。
選択肢2:適当:「静止土圧係数」は土質で変動するが、一般に0.5程度と扱う記述として妥当。
選択肢3:適当:許容応力度の算定方法に「支持力係数式」「平板載荷試験式」「SWS試験式」がある。
選択肢4:不適当(正解):粒径は「砂 > シルト > 粘土」が一般的。記述の「砂>粘土>シルト」は誤り。
選択肢5:適当:良好地盤(長期許容≥70kN/m²)で不同沈下等のおそれがなければ布基礎を無筋とできる。
問10 木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちど
木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- 鼻隠ー軒先において、垂木の端部などを隠すために取り付ける横板
- 鼻母屋ー最も軒に近い位置にある母屋
- 方づえー小屋組、床組における水平構面において、斜めに入れて隅角部を固める部材
- ささら桁ー階段の段板を受けるため、上端を段形に切り込み、斜めに架ける部材
- 雇いざねー2枚の板をはぎ合わせるときに、相互の板材の側面の溝に、接合のためにはめ込む細長い材
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正解:3
選択肢1:適当:鼻隠は軒先で垂木端を隠す部材。
選択肢2:適当:鼻母屋は最も軒側の母屋。
選択肢3:不適当(正解):方づえは鉛直面に斜材として入れる。水平構面ではない。
選択肢4:適当:ささら桁は階段段板支持。
選択肢5:適当:雇いざねは板接合用。
問11 木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ラグスクリューを木口に打ち込んだ場合の許容せん断耐力は、側面打ちの場合の値の2/3とする。
- メタルプレートコネクター接合において、プレート圧入時の木材は、気乾状態である必要がある。
- 釘接合及びボルト接合において、施工時の木材の含水率が20%以上の場合には、接合部の許容耐力を低減する。
- 釘を用いた木材と木材の一面せん断接合において、有効主材厚は釘径の9倍以上とし、側材厚は釘径の6倍以上とする。
- 同一の接合部に力学特性の異なる接合法を併用する場合の許容耐力は、一般に、個々の接合法の許容耐力を加算して算出する。
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正解:5
選択肢1:適当:木口打ちは側面の2/3が許容。
選択肢2:適当:金物圧入時は気乾が原則。
選択肢3:適当:高含水率では許容耐力を低減。
選択肢4:適当:主材厚9d以上・側材厚6d以上。
選択肢5:不適当(正解):異種接合の許容耐力は単純加算不可。
問12 木造軸組工法による平家建ての建築物(屋根は日本瓦葺きとする。)において、図に示す
木造軸組工法による平家建ての建築物(屋根は日本瓦葺きとする。)において、図に示す平面の耐力壁(図中の太線)の配置計画として、最も不適当なものは、次のうちどれか。ただし、全ての耐力壁の倍率は1とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:3
選択肢1:適当:均等配置でバランス良。
選択肢2:適当:耐力壁の偏心小。
選択肢3:不適当(正解):偏心が大きく、ねじれを生じやすい配置。
選択肢4:適当:両方向バランスが取れている。
選択肢5:適当:壁量確保されている。
問13 図のような平面を有する壁式鉄筋コンクリート造平家建ての建築物の構造計算において、
図のような平面を有する壁式鉄筋コンクリート造平家建ての建築物の構造計算において、X方向の壁量の値として、最も近いものは、次のうちどれか。ただし、階高は3m、壁厚は12cmとする。

- 16.0cm/m2
- 17.1cm/m2
- 18.1cm/m2
- 19.1cm/m2
- 21.1cm/m2
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正解:4
選択肢1:不適当:不足。
選択肢2:不適当:少し不足。
選択肢3:不適当:計算値より小さい。
選択肢4:適当(正解):階高3m・厚12cmで18.1cm/m²が妥当。
選択肢5:不適当:過大。
問14 鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 梁の圧縮鉄筋は、長期荷重によるクリープたわみの抑制や地震時における靱性の確保に有効である。
- 四周を梁で支持されている床スラブの厚さが、短辺方向における有効張り間長さの1/30以下の場合、建築物の使用上の支障が起こらないことについて確かめる必要がある。
- 普通コンクリートを用いた柱の小径は、一般に、その構造耐力上主要な支点間の距離の1/15以上とする。
- 袖壁付きの柱のせん断補強筋比は、原則として、0.3%以上とする。
- 帯筋・あばら筋は、一般に、せん断ひび割れの発生を抑制することを主な目的として設ける。
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正解:5
選択肢1:適当:圧縮鉄筋は靭性・たわみ抑制に有効。
選択肢2:適当:スラブ厚1/30以下は使用性確認要。
選択肢3:適当:柱径1/15以上が原則。
選択肢4:適当:袖壁付き柱は補強筋比0.3%以上。
選択肢5:不適当(正解):帯筋・あばら筋はせん断抑制だけでなく拘束目的もある。
問15 図のように配筋された柱のせん断補強筋比pwを求める式として、正しいものは、次のう
図のように配筋された柱のせん断補強筋比pwを求める式として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、地震力は、図に示す方向とする。

- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
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正解:3
選択肢1:不適当:定義式と不一致。
選択肢2:不適当:単位系誤り。
選択肢3:適当(正解):pw=Aw/(bs·s)×100で表す。
選択肢4:不適当:部材条件を満たさない。
選択肢5:不適当:次元が異なる。
問16 鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 長期に作用する荷重に対する梁材のたわみは、通常の場合ではスパンの1/200以下とし、片持ち梁の場合ではスパンの1/150以下とする。
- 構造用鋼材の短期許容応力度は、圧縮、引張り、曲げ、せん断にかかわらず、それぞれの長期許容応力度の1.5倍とする。
- 露出形式の柱脚においては、一般に、アンカーボルトの基礎に対する定着長さをアンカーボルトの径の20倍以上とする。
- 鋳鉄は、原則として、引張応力が生ずる構造耐力上主要な部分には、使用してはならない。
- 鋼材に多数回の繰返し荷重が作用する場合、応力の大きさが降伏点以下の範囲であっても破断することがある。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):たわみ許容は通常1/300、片持1/250。
選択肢2:適当:短期許容=長期×1.5。
選択肢3:適当:アンカーボルト定着長20d以上。
選択肢4:適当:鋳鉄は主要構造に不可。
選択肢5:適当:疲労破断は降伏以下でも生じる。
問17 鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 軒の高さが9mを超える、又は張り間が13mを超える建築物の構造耐力上主要な部分には、原則として、普通ボルトを使用してはならない。
- 一つの継手に高力ボルトと普通ボルトを併用する場合には、一般に、全応力を高力ボルトが負担するものとして設計する。
- トラス部材の接合部は存在応力を十分に伝えるものとし、その耐力は部材の許容応力の1/2以下であってはならない。
- 隅肉溶接においては、一般に、接合しようとする母材間の角度が60度以下、又は120度以上である場合、溶接部に応力を負担させてはならない。
- 溶接接合において、隅肉溶接のサイズは、一般に、薄いほうの母材の厚さを超える値とする。
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正解:5
選択肢1:適当:高層・大スパンで普通ボルト禁止。
選択肢2:適当:併用時は高力ボルトが全負担設計。
選択肢3:適当:トラス節点は応力伝達を確保。
選択肢4:適当:開き角が極端な場合は応力負担させない。
選択肢5:不適当(正解):隅肉サイズは薄い方板厚以下が原則。
問18 建築物の耐震設計、構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の耐震設計、構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 耐震設計の一次設計では、まれに発生する地震(中程度の地震)に対して建築物の損傷による性能の低下を生じないことを確かめる。
- 鉄筋コンクリート造の建築物は、一般に、鉄骨造や木造の建築物より単位床面積当たりの重量が大きいので、構造設計においては地震力よりも風圧力に対する検討が重要となる。
- エキスパンションジョイントのみで接している複数の建築物については、それぞれ別の建築物として構造計算を行う。
- 建築物は、一般に、屋根や床の面内剛性を高くし、地震力や風圧力などの水平力に対して建築物の各部が一体となって抵抗できるように計画する。
- 地震時に建築物のねじれが生じないようにするため、建築物の重心と剛心との距離ができるだけ小さくなるように計画する。
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正解:2
選択肢1:適当:一次設計は中地震で損傷防止。
選択肢2:不適当(正解):RCは重量大で地震力の検討が支配的。
選択肢3:適当:別建物として計算する。
選択肢4:適当:床剛性確保で一体化。
選択肢5:適当:重心と剛心を近づける。
問19 鉄筋コンクリート構造の既存建築物の耐震診断、耐震改修に関する次の記述のうち、最も
鉄筋コンクリート構造の既存建築物の耐震診断、耐震改修に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 耐震診断基準における第2次診断法においては、建築物の形状の複雑さや剛性のアンバランスな分布などが耐震性能に及ぼす影響を評価するための形状指標を算出する。
- あと施工アンカーを用いた補強壁の増設工事を行う場合、新設するコンクリートの割裂を防止するために、アンカー筋の周辺にスパイラル筋などを設けることが有効である。
- 既存の耐震壁の開口部をふさいだり壁厚を増したりすることは、建築物の保有水平耐力を増加させる強度抵抗型の補強に適している。
- 耐震スリットを設ける目的の一つは、せん断破壊型の柱を曲げ破壊型に改善することである。
- 柱における鋼板巻き立て補強や炭素繊維巻き付け補強は、柱の曲げ耐力を高めることを目的としている。
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正解:5
選択肢1:適当:形状指標でバランス評価。
選択肢2:適当:スパイラル筋で割裂防止。
選択肢3:適当:開口充填は強度抵抗型補強。
選択肢4:適当:スリットで曲げ破壊型化。
選択肢5:不適当(正解):巻き立ては主に拘束・靭性改善で曲げ耐力向上ではない。
問20 建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 含水率が繊維飽和点以下の木材において、膨張・収縮は、ほぼ含水率に比例する。
- 木材(心持ち材)の収縮率が接線方向と半径方向とで大きく異なることは、乾燥割れの原因の一つである。
- 木材の繊維方向の基準強度の大小関係は、一般に、圧縮>引張り>曲げである。
- 木材の腐朽菌は、酸素、温度、水分及び栄養素の全ての条件が満たされた環境下でなければ繁殖しない。
- 木材の熱伝導率は、一般に、鋼材の熱伝導率に比べて小さい。
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正解:3
選択肢1:適当:含水率低下に比例して収縮。
選択肢2:適当:異方向収縮差が乾燥割れの原因。
選択肢3:不適当(正解):基準強度は曲げ>引張>圧縮。
選択肢4:適当:腐朽菌は条件が揃わないと繁殖しない。
選択肢5:適当:木材は熱伝導率が小さい。
問21 コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- プラスティック収縮ひび割れは、コンクリートが固まる前に、コンクリートの表面が急激に乾燥することによって生じるひび割れである。
- コンクリートの乾燥収縮は、単位水量が小さくなるほど大きくなる。
- コンクリートの中性化速度は、圧縮強度が低くなるほど大きくなる。
- コンクリートのヤング係数は、単位容積質量が大きくなるほど大きくなる。
- コンクリートは、養生温度が低くなるほど、材齢初期の強度発現が遅くなる。
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正解:2
選択肢1:適当:プラ収縮は打設直後の乾燥で発生。
選択肢2:不適当(正解):乾燥収縮は単位水量が大きいほど大きい。
選択肢3:適当:中性化速度は強度低いほど大。
選択肢4:適当:ヤング係数は密度大ほど大。
選択肢5:適当:低温では初期強度発現が遅い。
問22 セメント、骨材等のコンクリートの材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど
セメント、骨材等のコンクリートの材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 高炉セメントB種は、普通ポルトランドセメントに比べて、アルカリシリカ反応に対する抵抗性に優れている。
- ポルトランドセメントには、凝結時間を調整するためにせっこうが混合されている。
- セメントは、水和反応後、時間が経過して乾燥するにしたがって強度が増大する気硬性材料である。
- 骨材の粒径は、均一であるよりも、小さな粒径から大きな粒径までが混ざり合っているほうが望ましい。
- AE剤は、コンクリートの凍結融解作用に対する抵抗性を増大させ、耐久性も向上させる。
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正解:3
選択肢1:適当:高炉B種はASR抵抗性良。
選択肢2:適当:せっこうで凝結調整。
選択肢3:不適当(正解):セメントは水硬性材料(水中で硬化)。
選択肢4:適当:粒度分布良好が理想。
選択肢5:適当:AE剤で耐凍害性向上。
問23 建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ
建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 日本工業規格(JIS)において、「建築構造用圧延鋼材SN490」と「溶接構造用圧延鋼材SM490」のそれぞれの降伏点の下限値から上限値までの範囲は、同じである。
- 鋼材の許容疲労強さは、鋼材の強度によらず、継手等の形式に応じた基準疲労強さを用いて算定する。
- ステンレス鋼(SUS304A材等)は、一般構造用圧延鋼材(SS400材等)の炭素鋼に比べて、耐食性、耐火性に優れている。
- 一般の鋼材の引張強さは、温度が200~300℃程度で最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。
- 鋼材は、炭素含有量が多くなると、一般に、溶接性が低下する。
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正解:1
選択肢1:不適当(正解):SN490とSM490は降伏範囲が異なる。
選択肢2:適当:疲労強さは継手形状で決まる。
選択肢3:適当:SUS304Aは耐食・耐火性優。
選択肢4:適当:引張強さは200〜300℃で最大後低下。
選択肢5:適当:炭素量が多いと溶接性低下。
問24 建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- チタンー屋根材
- 花こう岩ー耐火被覆材
- グラスウールー断熱材
- インシュレーションボードー吸音材
- シージングせっこうボードー湿気の多い場所の壁下地材
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正解:2
選択肢1:適当:チタンは軽量・耐食で屋根材適。
選択肢2:不適当(正解):花こう岩は耐火被覆には不向き(高温で剥離)。
選択肢3:適当:グラスウールは断熱用途。
選択肢4:適当:インシュレーションボードは吸音材。
選択肢5:適当:シージングせっこう板は耐湿下地に使用可。
問25 建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 酢酸ビニル樹脂系接着剤は、固化後にのこぎりなどにより加工ができるので、屋内の木工事に用いられる。
- せっこうラスボードは、左官材の付着をよくするために、表面に多数のくぼみを付けたせっこうボードである。
- けい酸カルシウム板は、断熱性・耐火性に優れているので、耐火構造の天井や壁に用いられる。
- 強化ガラスは、2枚のフロート板ガラスを透明で強靱な中間膜で貼り合わせたもので、耐貫通性に優れている。
- 砂岩は、堆積した岩石や鉱物の破片や粒子等が圧力により固化した岩石であり、耐火性に優れているので、内壁の仕上げに用いられる。
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正解:4
選択肢1:適当:酢酸ビニル系は内装木工用。
選択肢2:適当:ラスボードは左官付着を高める。
選択肢3:適当:けい酸カルシウム板は断熱・耐火に優れる。
選択肢4:不適当(正解):強化ガラスは単板熱処理であり、合わせガラスの説明。
選択肢5:適当:砂岩は内装仕上げ用で耐火性良。

