一級建築士 平成30年 構造

一級建築士 H30 構造 過去問・解説


問1 図-1のような等質な材料からなる断面が、図-2に示す垂直応力度分布となって全塑性

図-1のような等質な材料からなる断面が、図-2に示す垂直応力度分布となって全塑性状態に達している。このとき、断面の図心に作用する圧縮軸力Nと曲げモーメントMとの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、降伏応力度はσyとする。

  1. N:4a2σy M:10a3σy
  2. N:4a2σy M:20a3σy
  3. N:8a2σy M:10a3σy
  4. N:8a2σy M:20a3σy
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正解:4

選択肢1:不適当:軸力不足・モーメント小。

選択肢2:不適当:M=20a³σyで塑性未達。

選択肢3:不適当:Nは大きいがMが小さい。

選択肢4:適当(正解):N=8a²σy、M=20a³σy。全塑性時の釣合条件を満たす。

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問2 図のような集中荷重PA、PBを受ける梁A、Bの荷重点に生じるたわみδA、δBの値

図のような集中荷重PA、PBを受ける梁A、Bの荷重点に生じるたわみδA、δBの値が等しいとき、集中荷重PAとPBとの比として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、梁A、Bは等質等断面の弾性部材とする。

  1. PA 1:PB 4
  2. PA 1:PB 2
  3. PA 1:PB 1
  4. PA 2:PB 1
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正解:2

選択肢1:不適当:荷重比過大。

選択肢2:適当(正解):PA:PB=1:2。δA=δB条件からEI同一で比例関係成立。

選択肢3:不適当:1:1では等たわみにならない。

選択肢4:不適当:逆比。

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問3 図のような水平荷重Pを受ける骨組において、A点における曲げモーメントの大きさとし

図のような水平荷重Pを受ける骨組において、A点における曲げモーメントの大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。

  1. Pl/2
  2. 2Pl/3
  3. 3Pl/4
  4. Pl
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正解:2

選択肢1:不適当:Pl/2は単純梁条件。

選択肢2:適当(正解):2Pl/3。支持・剛節条件を考慮した値。

選択肢3:不適当:過大。

選択肢4:不適当:全荷重時で異なる。

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問4 図は、2層のラーメンにおいて、2階に水平荷重P1、R階に水平荷重P2が作用したと

図は、2層のラーメンにおいて、2階に水平荷重P1、R階に水平荷重P2が作用したときの柱の曲げモーメントを示したものである。次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 2階に作用する水平荷重P1は、80kNである。
  2. 2階の梁のせん断力QBは、70kNである。
  3. 1階右側の柱の軸方向圧縮力Ncは、105kNである。
  4. 右側の支点の鉛直反力Vは、120kNである。
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正解:4

選択肢1:適当:P1=80kN。

選択肢2:適当:QB=70kN。

選択肢3:適当:Nc=105kN。

選択肢4:不適当(正解):右支点反力V=120kNは過大、静力釣合に反する。

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問5 図のような水平荷重Pが作用するトラスにおいて、部材A及びBに生じる軸力の組合せと

図のような水平荷重Pが作用するトラスにおいて、部材A及びBに生じる軸力の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸力は、引張力を「+」、圧縮力を「-」とする。

  1. A:-√2P/2 B:+P
  2. A:-√2P/2 B:+2P
  3. A:-√2P B:+P
  4. A:-√2P B:+2P
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正解:3

選択肢1:適当:A=-√2P/2、B=+P。

選択肢2:不適当:Bが2Pは誤り。

選択肢3:不適当(正解):A=-√2P、B=+Pは力の釣合を満たさない。

選択肢4:不適当:どちらも過大。

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問6 図のような剛で滑らない面の上に置いてある直方体の剛体の重心に漸増する水平力が作用

図のような剛で滑らない面の上に置いてある直方体の剛体の重心に漸増する水平力が作用する場合、剛体が浮き上がり始めるときの水平力Fの重力Wに対する比a(=F/W)の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、剛体の質量分布は一様とする。

  1. 0.15
  2. 0.3
  3. 0.45
  4. 0.6
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正解:2

選択肢1:不適当:0.15は転倒前。

選択肢2:適当(正解):a=0.3。幾何条件よりモーメント釣合で成立。

選択肢3:不適当:過大。

選択肢4:不適当:過大。

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問7 建築基準法における建築物に作用する地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なもの

建築基準法における建築物に作用する地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 地震地域係数Zが1.0、振動特性係数Rtが0.9、標準せん断力係数COが0.2のとき、建築物の地上部分の最下層における地震層せん断力係数Ciは0.18とすることができる。
  2. 鉄骨造又は木造の建築物の地震力を算定する場合に用いる設計用一次固有周期T(単位 秒)は、建築物の高さ(単位 メートル)に0.03を乗じて算出することができる。
  3. 地震層せん断力係数Ciの建築物の高さ方向の分布を表す係数Aiは、建築物の上階になるほど大きくなる。
  4. 建築物の地上部分におけるある層に作用する地震層せん断力は、その層の固定荷重と積載荷重との和に、その層の地震層せん断力係数Ciを乗じて算出する。
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正解:4

選択肢1:適当:Z×Rt×Co=1.0×0.9×0.2=0.18。

選択肢2:適当:T=0.03H。

選択肢3:適当:Aiは上階ほど大。

選択肢4:不適当(正解):層せん断力=荷重×Ciは正しいが、「その層の固定荷重+積載荷重」だけでは不十分(上部層分を含む)。

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問8 建築物の構造計算に用いる荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の構造計算に用いる荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 多雪区域において、地震時に考慮すべき積雪荷重は、短期積雪荷重を低減したものを用いる。
  2. 百貨店の屋上広場の単位面積当たりの積載荷重は、建築物の実況に応じて計算しない場合、百貨店の売場の単位面積当たりの積載荷重と同じとすることができる。
  3. 単位面積当たりの積載荷重は、建築物の実況に応じて計算しない場合、「床の構造計算をする場合」、「大梁、柱又は基礎の構造計算をする場合」及び「地震力を計算する場合」のうち、「地震力を計算する場合」が最も大きくなる。
  4. 一般的な鉄筋コンクリートの単位体積重量は、コンクリートの単位体積重量に、鉄筋による重量増分として1kN/m3を加えた値を用いることができる。
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正解:3

選択肢1:適当:地震時の積雪は短期荷重低減。

選択肢2:適当:屋上広場と売場は同荷重扱い可。

選択肢3:不適当(正解):**積載荷重の大きさは「構造計算種類」で変化しない」**ため誤り。

選択肢4:適当:RC単位体積重量に+1kN/m³。

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問9 木造軸組工法による地上2階建ての建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものは

木造軸組工法による地上2階建ての建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 風による水平力に対して必要な各階の耐力壁の量を、建築物の各階の床面積に所定の数値を乗じて得られた量以上とした。
  2. 地盤が著しく軟弱な区域として指定されている区域内の建築物ではなかったので、標準せん断力係数Coを0.2として、地震力を算定した。
  3. 軸組の両面に同じ構造用合板を1枚ずつ釘打ちした耐力壁の倍率を、軸組の片面に同じ構造用合板を1枚釘打ちした耐力壁の倍率の2倍とした。
  4. 引張力のみを負担する筋かいとして、厚さ1.5cmで幅9cmの木材を使用した。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):風力に対する壁量算定法の記述誤り(壁配置・倍率考慮不足)。

選択肢2:適当:標準せん断力係数0.2で可。

選択肢3:適当:両面貼り=片面の2倍は妥当。

選択肢4:適当:1.5cm×9cm筋かい可。

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問11 鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 地震時に水平力を受けるラーメン架構の柱の曲げひび割れは、一般に、柱頭及び柱脚に発生しやすい。
  2. 柱の軸方向の圧縮耐力は、一般に、帯筋によるコンクリートの拘束の度合いが大きいほど大きくなり、最大耐力以降の耐力低下の度合いも緩やかになる。
  3. 柱は、一般に、同じ断面の場合、内法高さが小さいほど、せん断耐力が大きくなることから、塑性変形能力は向上する。
  4. 柱梁接合部のせん断耐力は、一般に、柱に取り付く梁の幅を大きくすると大きくなる。
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正解:3

選択肢1:適当:柱頭・柱脚にひび割れ集中。

選択肢2:適当:帯筋拘束で靭性向上。

選択肢3:不適当(正解):内法高が小さいほどせん断強度は上がるが塑性変形能は低下。

選択肢4:適当:梁幅増→接合部せん断耐力増。

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問12 鉄筋コンクリート構造の鉄筋の定着に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか

鉄筋コンクリート構造の鉄筋の定着に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 梁主筋の柱への必要定着長さは、柱のコンクリートの設計基準強度が高いほど長くなる。
  2. 折曲げ定着筋の標準フックの必要余長は、折曲げ角度が小さいほど長くなる。
  3. 引張鉄筋の必要定着長さは、横補強筋で拘束されたコア内に定着する場合より、横補強筋で拘束されていない部分に定着する場合のほうが長くなる。
  4. 純ラーメン架構の柱梁接合部内に通し配筋定着する梁については、地震時に梁端に曲げヒンジを想定する場合、梁主筋の引張強度が高いほど、定着性能を確保するために必要となる柱せいは大きくなる。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):高強度コンクリートほど必要定着長さは短くなる(結合応力向上)。

選択肢2:適当:折曲げ角小→余長長。

選択肢3:適当:拘束なし→長く必要。

選択肢4:適当:高強度鉄筋→柱せい大必要。

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問13 鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど

鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 開口を有する耐力壁において、許容せん断力だけではなく、せん断剛性についても、開口の大きさに応じた低減率を考慮して構造計算を行った。
  2. 両側スラブ付き梁部材の曲げ剛性として、スラブの協力幅を考慮したT形断面部材の値を用いた。
  3. 柱の断面算定において、コンクリートに対する鉄筋のヤング係数比nは、コンクリートの設計基準強度が高くなるほど大きな値とした。
  4. 純ラーメン架構の梁端部の断面算定において、水平荷重による設計用曲げモーメントとして、フェイスモーメント(柱面位置での曲げモーメント)を用いた。
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正解:3

選択肢1:適当:開口→せん断・剛性低減考慮。

選択肢2:適当:T形断面で協力幅考慮。

選択肢3:不適当(正解):n=Es/Ec はFcが高いほど小さくなる。

選択肢4:適当:フェイスモーメント使用可。

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問14 鉄筋コンクリート構造の保有水平耐力計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものは

鉄筋コンクリート構造の保有水平耐力計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 柱の塑性変形能力を確保するため、引張鉄筋比ptを大きくした。
  2. 梁の塑性変形能力を確保するため、崩壊形に達したときの梁の断面に生じる平均せん断応力度を小さくした。
  3. 耐力壁の塑性変形能力を確保するため、崩壊形に達したときの耐力壁の断面に生じる平均せん断応力度を小さくした。
  4. ラーメン架構と耐力壁を併用した建築物の構造特性係数Dsを小さくするため、保有水平耐力に対する耐力壁の水平耐力の和の比率buを小さくした。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):柱の塑性変形能確保にptを過大にすると逆効果(脆化)。

選択肢2:適当:梁せん断応力度を小さく設定。

選択肢3:適当:耐力壁せん断応力度を低く設定。

選択肢4:適当:bu小→Ds小。

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問15 鉄骨構造の溶接接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨構造の溶接接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 溶接金属の機械的性質は溶接施工条件の影響を受けることから、溶接に当たっては、溶接部の強度を低下させないために、パス間温度が規定値より小さくなるように管理する。
  2. 溶接継目ののど断面に対する長期許容せん断応力度は、溶接継目の形式が「完全溶込み溶接の場合」と「隅肉溶接の場合」とで同じである。
  3. 柱梁接合部の梁端部フランジの溶接接合においては、梁ウェブにスカラップを設けないノンスカラップ工法を用いることにより、塑性変形能力の向上が期待できる。
  4. 組立溶接において、ショートビード(ビードの長さが短い溶接)は、冷却時間が短いことから、塑性変形能力が低下する危険性や低温割れが生じる危険性が小さくなる。
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正解:4

選択肢1:不適当(正解):パス間温度は低すぎても割れ・靭性低下を招くため、下限ではなく上限管理が正しい。

選択肢2:適当:完全溶込みと隅肉溶接では許容応力度異なる。

選択肢3:適当:ノンスカラップで塑性能力向上。

選択肢4:適当:ショートビード→低温割れリスク小。

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問16 鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 骨組の塑性変形能力を確保するために定められているH形鋼の柱及び梁の幅厚比の上限値は、フランジよりウェブのほうが大きい。
  2. 柱及び梁に使用する鋼材の幅厚比の上限値は、建築構造用圧延鋼材SN400Bより建築構造用圧延鋼材SN490Bのほうが大きい。
  3. 梁の横座屈を防止するための横補剛材は、強度だけではなく、十分な剛性を有する必要がある。
  4. 梁の横座屈を防止するための横補剛には、「梁全長にわたって均等間隔で横補剛する方法」、「主として梁端部に近い部分を横補剛する方法」等がある。
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正解:2

選択肢1:適当:塑性変形能確保のため、フランジ<ウェブの幅厚比上限。

選択肢2:不適当(正解):SN490Bは高強度であり幅厚比上限は小さい。

選択肢3:適当:横補剛材は強度だけでなく剛性必要。

選択肢4:適当:横補剛配置法として均等・端部集中いずれも可。

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問17 鉄骨構造において使用する高力ボルトに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ

鉄骨構造において使用する高力ボルトに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 高力ボルト摩擦接合は、接合される部材間の摩擦力で応力を伝達する機構であり、部材とボルト軸部との間の支圧による応力の伝達を期待するものではない。
  2. せん断力と引張力とを同時に受ける高力ボルトの許容せん断応力度は、引張応力度の大きさに応じて低減する。
  3. 高力ボルト摩擦接合と溶接接合とを併用する接合部においては、溶接を行った後に高力ボルトを締め付けた場合、両接合の許容力を加算することができる。
  4. F10Tの高力ボルト摩擦接合において、2面摩擦の許容せん断応力度は、1面摩擦の場合の2倍である。
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正解:3

選択肢1:適当:摩擦伝達構造で支圧応力は期待しない。

選択肢2:適当:せん断許容応力度は引張応力度増加で低減。

選択肢3:不適当(正解):溶接後締付では両者の許容力加算不可(応力再配分が異なる)。

選択肢4:適当:2面摩擦=1面摩擦の2倍。

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問18 鉄骨構造の耐震計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨構造の耐震計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 「ルート1-1」で計算する場合、標準せん断力係数Coを0.3以上として許容応力度計算をすることから、水平力を負担する筋かいの端部及び接合部を保有耐力接合とする必要はない。
  2. 「ルート2」で計算する場合、水平力を負担する筋かいの水平力分担率に応じて、地震時の応力を割り増して許容応力度計算をする必要がある。
  3. 「ルート3」で計算する場合、筋かいの有効細長比や柱及び梁の幅厚比等を考慮して構造特性係数Dsを算出する。
  4. 冷間成形角形鋼管柱に筋かいを取り付ける場合、鋼管に局部的な変形が生じないように補強を行う必要がある。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):ルート1でも保有耐力接合必要(令126条の2)。

選択肢2:適当:ルート2は応力割増が必要。

選択肢3:適当:ルート3はDs算出に幅厚比・細長比等を考慮。

選択肢4:適当:冷間成形管柱は補強が必要。

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問19 土質及び地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

土質及び地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 粘性土地盤において、土粒子の粒径は、粘土よりシルトのほうが大きい。
  2. 土の含水比(土粒子の質量に対する土中の水の質量の比)は、一般に、粘性土より砂質土のほうが大きい。
  3. 標準貫入試験のN値が10程度の地盤の場合、許容応力度は、一般に、砂質土地盤より粘性土地盤のほうが大きい。
  4. 砂質土地盤の許容応力度の算定に用いる支持力係数は、一般に、内部摩擦角が大きくなるほど大きくなる。
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正解:2

選択肢1:適当:シルト>粘土の粒径。

選択肢2:不適当(正解):含水比は粘性土>砂質土。

選択肢3:適当:N値10では砂質<粘性の方が許容応力度大。

選択肢4:適当:内部摩擦角↑→支持力係数↑。

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問20 図に示す土質柱状図の地盤において、地階を有しない地上3階建ての鉄骨造の事務所を計

図に示す土質柱状図の地盤において、地階を有しない地上3階建ての鉄骨造の事務所を計画する場合、基礎の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 表土下部の細砂層を支持地盤とした直接基礎(べた基礎)とする場合は、細砂層の許容応力度及び即時沈下量の検討に加えて、粘性土層の許容応力度及び圧密沈下量の検討も行う。
  2. 粘性土層まで貫入させた摩擦杭と、直接基礎(べた基礎)からなるパイルド・ラフト基礎とする場合は、摩擦杭の効果により基礎の沈下を抑えられることから、沈下量の検討を省略できる。
  3. 砂礫れき層を支持地盤とした杭基礎とする場合は、粘性土層における負の摩擦力の検討を行う。
  4. 砂礫れき層を支持地盤とした杭基礎とする場合、細砂層が地震時に液状化するおそれがあると判定されたときは、液状化層の水平地盤反力係数を低減して杭の設計を行う。
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正解:2

選択肢1:適当:下層の粘土層沈下検討必要。

選択肢2:不適当(正解):パイルド・ラフトでも沈下検討省略不可。

選択肢3:適当:粘土層の負摩擦力考慮。

選択肢4:適当:液状化層では水平地盤反力係数低減。

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問21 図に示す鉄筋コンクリート造の擁壁の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものは

図に示す鉄筋コンクリート造の擁壁の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 地表面に作用する上載荷重は、擁壁背面側に作用する土圧として考慮しない。
  2. 擁壁底版の直上の土の重量は、擁壁の転倒に対する抵抗要素として考慮する。
  3. 擁壁底版とその直下の地盤との間に生じる滑動抵抗力を、擁壁背面側に作用する土圧等の水平成分の1.5倍以上となるように設計すれば、使用限界状態での擁壁の変形等の検討は省略できる。
  4. 擁壁の滑動抵抗を大きくするために、擁壁底版の底面に突起を設けることもある。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):上載荷重は背面土圧に加算する必要あり。

選択肢2:適当:底版上の土重量は抵抗要素。

選択肢3:適当:滑動抵抗1.5倍以上で安全。

選択肢4:適当:突起設置で抵抗増可。

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問22 壁式鉄筋コンクリート造の建築物の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど

壁式鉄筋コンクリート造の建築物の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 耐力壁の面外座屈に対する安全性を確保するために、鉛直支点間距離に対する耐力壁の厚さの比の最小値が規定されている。
  2. 使用するコンクリートの設計基準強度を高くすると、一般に、必要壁量を小さくすることができる。
  3. 階高が3.5mを超える場合は、保有水平耐力計算によって安全性を確かめる必要がある。
  4. 耐力壁の長さの算定において、住宅用の換気扇程度の大きさの開口は、補強をしなくても、開口がないものとみなすことができる。
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正解:4

選択肢1:適当:面外座屈に関し厚さ/支点距離比の下限あり。

選択肢2:不適当(正解):コンクリート強度↑でも必要壁量は減らない(剛性依存)。

選択肢3:適当:階高>3.5mで保有水平耐力計算要。

選択肢4:適当:小開口は無視可。

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問23 建築構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. プレストレスト鉄筋コンクリート構造は、PC鋼材によってコンクリートにプレストレスを導入することにより、曲げひび割れの発生を許容しない構造である。
  2. 制振構造に用いられる制振部材のうち、鋼材ダンパーは、金属素材の塑性変形能力を利用したものである。
  3. 免震建築物の性能は、一般に、アイソレータとダンパーとの組合せによって決定され、ダンパーのエネルギー吸収量が少ないと免震層の応答変位が過大となることがある。
  4. 鉄筋コンクリート造の柱及び梁の主筋の継手に機械式継手を用いる場合、鉄筋径より継手部の外径のほうが大きくなるため、継手部に配置するせん断補強筋の外面から必要かぶり厚さを確保しなければならない。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):PC構造も曲げひび割れ許容設計あり(完全非発生構造とは限らない)。

選択肢2:適当:鋼材ダンパー=塑性変形利用。

選択肢3:適当:ダンパー性能不足→免震層変位過大。

選択肢4:適当:機械式継手はかぶり確保要。

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問24 建築物の構造計画及び構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の構造計画及び構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鉄筋コンクリート造の建築物の腰壁と柱との間に完全スリットを設けることにより、柱の剛性評価において腰壁部分の影響を無視することができる。
  2. 高強度コンクリートや高強度鉄筋の実用化等により、高さ100mを超える鉄筋コンクリート造の建築物が建設されている。
  3. 鉄筋コンクリート造の多層多スパンラーメン架構の建築物の1スパンに連層耐力壁を設ける場合、連層耐力壁の浮上りに対する抵抗力を高めるためには、架構内の中央部分に設けるより、最外端部に設けるほうが有効である。
  4. 片流れ屋根の屋根葺き材の構造設計において、風による吹上げ力は、屋根面の中央に位置する部位より、縁に位置する部位のほうを大きくする。
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正解:3

選択肢1:適当:スリット設置で柱剛性算定から腰壁除外可。

選択肢2:適当:高強度RCで100m超高層可能。

選択肢3:不適当(正解):連層耐力壁の浮上り防止は中央配置の方が有効(端部はモーメント大)。

選択肢4:適当:風圧は縁部で大。

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問25 建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鉄骨造の建築物において、張り間方向を純ラーメン架構、桁行方向をブレース架構とする場合、方向別に異なる耐震計算ルートを採用してもよい。
  2. 鉄筋コンクリート構造において、部材のせん断耐力を計算する場合のせん断補強筋の材料強度は、JIS規格品の鉄筋であっても、せん断破壊に対する余裕度を確保するために基準強度の割増しはしない。
  3. 保有水平耐力は、建築物の一部又は全体が地震力の作用によって崩壊形を形成するときの、各階の柱、耐力壁及び筋かいが負担する水平せん断力の和としてもよい。
  4. 各階の保有水平耐力の計算による安全性の確認において、ある階の偏心率が所定の数値を上回る場合、全ての階について必要保有水平耐力の割増しをしなければならない。
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正解:4

選択肢1:適当:方向別ルート設定可。

選択肢2:適当:せん断補強筋は割増なし。

選択肢3:適当:保有水平耐力=崩壊時水平力総和。

選択肢4:不適当(正解):偏心階のみ割増で可、全階一律ではない。

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問26 建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 制振構造において、ダンパーのエネルギー吸収効率は、一般に、主架構とダンパーとの接合の構造形式を間柱型とするより、ブレース型とするほうがよい。
  2. 免震構造において、積層ゴムアイソレータの2次形状係数S2(全ゴム層厚に対するゴム直径の比)は、主に座屈荷重や水平剛性に関係する。
  3. プレストレストコンクリート造の梁は、一般に、鉄筋コンクリート造の梁に比べて、地震後の残留変形が大きい。
  4. コンクリート充塡鋼管(CFT)構造の柱は、鉄骨構造の柱に比べて塑性変形能力が優れているため、軸力比制限や鋼管の幅厚比制限を緩和することができる。
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正解:3

選択肢1:適当:ブレース型ダンパーの吸収効率高。

選択肢2:適当:S₂=径/厚で座屈・剛性に関与。

選択肢3:不適当(正解):PC造はRCより残留変形が小さい(緊張導入で回復力あり)。

選択肢4:適当:CFTは塑性能力高く制限緩和可。

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問27 木材の防腐に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の防腐に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 木材の腐朽は、木材腐朽菌の繁殖条件である酸素・温度・水分・栄養源のうち、いずれか一つでも欠くことによって防止することができる。
  2. 木材は、一般に、含水率が25~35%を境にして腐朽しやすくなるため、構造用製材(未仕上げ材)の含水率は、25%以下とされている。
  3. 心材は、辺材に比べて耐腐朽性に優れていることから、腐朽しやすい箇所には、心材が多く含まれる木材を使用する。
  4. 防腐剤を加圧注入した防腐処理材は、継手や仕口の加工が行われた部分について、その加工面の防腐処理を再度行わずに使用することができる。
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正解:4

選択肢1:適当:いずれか条件欠くと防腐可能。

選択肢2:適当:含水率25%以下で安全。

選択肢3:適当:心材は耐腐朽性高。

選択肢4:不適当(正解):加工面は再防腐処理要。

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問28 コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 乾燥収縮によるひび割れは、水セメント比が同じ場合、単位セメント量が多いコンクリートほど発生しにくい。
  2. AE剤を用いたコンクリートは、AE剤により連行された空気がコンクリート中で独立した無数の気泡となることから、凍結融解作用に対する抵抗性が増す。
  3. コンクリートの圧縮強度は、一般に、コンクリート供試体の形状が相似の場合、供試体寸法が小さいほど大きくなる。
  4. コンクリートの引張強度は、一般に、コンクリートの圧縮強度が大きいほど大きくなる。
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正解:1

選択肢1:不適当(正解):セメント量多→乾燥収縮増でひび割れやすい。

選択肢2:適当:AE剤→凍結融解抵抗向上。

選択肢3:適当:供試体小→強度大。

選択肢4:適当:圧縮強度↑→引張強度↑。

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問29 鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鋼材は、一般に、炭素含有量が多くなるほど、破断に至るまでの伸びが小さくなる。
  2. 建築構造用低降伏点鋼材LY225は、一般構造用圧延鋼材SS400に比べて降伏点が低く、延性が高いことから、履歴型制振ダンパーの材料に用いられている。
  3. 降伏点350N/mm2、引張強さ490N/mm2である鋼材の降伏比は、1.4である。
  4. 建築構造用圧延鋼材SN490B(板厚12mm以上)は、「降伏点又は耐力」の上限値及び下限値が規定されている。
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正解:3

選択肢1:適当:炭素量↑→延性↓。

選択肢2:適当:LY225は延性高。

選択肢3:不適当(正解):降伏比=350/490=0.71、1.4ではない。

選択肢4:適当:SN490Bは上限・下限値規定あり。

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問30 建築物の構造計画及び構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の構造計画及び構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 建築物の耐震性を向上させる手段として、構造体の強度を大きくする方法、構造体の塑性変形能力を高める方法、建築物の上部構造を軽量化する方法等がある。
  2. 特定天井のうち、天井と周囲の壁等との間に隙間を設けない構造方法では、天井と壁等とが一体となって動くので、地震時における天井材の脱落に対する安全性の検討を省略することができる。
  3. 銑鉄の製造時に副生する高炉スラグを利用した高炉セメントを構造体コンクリートに用いることは、環境に配慮した建築物を実現することにつながる。
  4. 鉄筋コンクリート造の建築物の耐久性を向上させる手段として、コンクリートの設計基準強度を高く設定する方法、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さを大きく設定する方法等がある。
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正解:2

選択肢1:適当:強度・塑性・軽量化が耐震性向上手段。

選択肢2:不適当(正解):天井と壁一体構造でも脱落検討省略不可(特定天井指針)。

選択肢3:適当:高炉セメント利用は環境配慮。

選択肢4:適当:耐久性向上=強度・かぶり厚増可。

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