こんにちは、建築士試験を目指す皆さん。
この記事では、
一級建築士試験に一発合格した私自身の体験を交えながら、
「受かる人に共通する特徴」について詳しく解説します。
合格率10%前後という厳しい試験において、
合格する人には明確な共通点があります。
私自身が受験時に
「これを意識してよかった」
と感じたことや、
周りの合格者に見られる特徴も紹介します。
1. 勉強を「生活の一部」にできる人
私の体験談
会社勤めをしながらの勉強は正直きつかったです。
毎日3時間の勉強時間を確保するために、
朝5時に起きて
勉強 → 出社 → 帰宅後に
1時間復習をルーティン化しました。
最初はつらかったですが、
2週間もすれば自然と「歯磨きと同じ感覚」で
机に向かうようになりました。
合格者の特徴
• 仕事や家事と両立しながらも勉強時間を捻出できる
• 「時間がない」ではなく「時間を作る」という発想を持つ
2. 過去問を繰り返して“本質”を理解する人
私の体験談
正直、最初の頃は「問題を覚える」ことで精一杯でした。
でも合格者の先輩から
「本番で同じ問題は出ない。出るのは“同じ考え方”だ」
と言われ、考え方を意識して過去問に取り組むように変えました。
10年分の過去問を最低3回は解きました。
1周目は解けなくて当然、2周目で理解、3周目で定着です。
合格者の特徴
• 単なる暗記ではなく「なぜそうなるか」を考えながら問題に取り組む
• 答えを覚えるのではなく“出題者の意図”を読み取る
3. 法規を「得点源」にできる人
私の体験談
法規が一番苦手でした。
でも講師に
「ここを得点源にしないと合格は厳しい」と言われ、
毎日20分だけ法令集を引く練習を続けました。
法令集はただの辞書ではなく、“武器”です。
インデックスの貼り方や色分けにもこだわって、
試験当日は3分以内に該当条文を探せる自信がありました。
合格者の特徴
• 法令集を徹底的に使いこなす
• 暗記ではなく「引く技術」を磨く
4. 周囲の人と差をつける「戦略」を持っている人
私の体験談
私は設計製図の勉強を一次試験の2か月前から少しずつ始めていました。
周囲からは「早すぎる」と言われましたが、
一次合格後すぐ製図対策に本腰を入れられたことで、
結果的に助かりました。
設計製図は時間がない中での勝負になるので、
先手必勝がカギです。
合格者の特徴
• 自分の弱点を早めに分析し、計画的に対策
• 他人と同じことをしていては勝てないと理解している
5. メンタル管理ができる人
私の体験談
模試で結果が出ないと、本当に落ち込みます。
実際、私も2回連続でE判定を取ったことがありました。
でも「ここで腐るのが不合格の人。分析して修正できるのが合格する人」
と自分に言い聞かせました。
心が折れそうなときは、
勉強仲間との勉強会が心の支えでした。
合格者の特徴
• 挫折やスランプを受け入れ、対処できる
• 孤独な戦いを「チーム戦」に変える工夫がある
まとめ
合格する人は、才能ではなく「やり方」と「継続力」が違う
一級建築士試験に合格する人は、
特別な才能があるわけではありません。
正しい努力を、正しい方向に、
継続しているだけです。
あなたにも必ず合格できる力があります。
この記事がその一助となれば幸いです。