設計が楽しくない、やりがいを感じない、辞めたい人へのアドバイス

建築士基本情報

今回は設計事務所に勤めている人に向けてのアドバイスを書いていきたいと思います。

大きく分けて設計事務所を辞めたくなる理由は4つあると思います。

まずは以下の理由をご覧ください、

1.給料と残業について

2.ハラスメント等の人間関係について

3.自分の成長について

4.上司や社長について

これが、大まかに私が考える設計事務所を辞めたくなる理由だと思います。

この中で1つでも当てはまるものがあれば、その度合いによりますが転職を考えても良いと思います。

もちろん当てはまる個数が多い程、辞めるべきだと私は思います。

あくまで、私が経験した体験談になりますので、全ての人に当てはまる訳ではないと思うので、

そこを注意して読んで言ってください。

1.給料と残業について

これは誰でも分かりやすい問題だと思います。

自分の仕事に対して、他の人と比べて給料が低いや、

年功序列が今だに会社の風習があり、

年配者にどうやっても給料が勝てないなどの問題があります。

特にサボっている社員などがいると、頑張っている自分がバカらしくなり、辞めたくなります。

また、サービス残業などが横行している会社などは直ぐに転職を考えて良いでしょう。

私も一経営者として、これは由々しき問題です。

その人の責任感に甘えて業務をさせるということは絶対にさせません。

それは私がそういった経験をしていたからです。

サービス残業当たり前の会社に勤めていた時は、

私の業務レベルが低いから。

もっと頑張らなければ。

などの勘違いをしていました。

また、忙し過ぎて、まともな判断が出来ていなかった部分もあります。

会社の評価制度や業務バランスを軽視する経営者は思ったより多いです。

注意してください。

2.ハラスメント等の人間関係について

続いて、紹介するのはハラスメントや人間関係についてです。

まぁ、正直な話、職場の全ての人間と上手くやっていける人はなかなかいないと思います。

上手くやってる風を演じることは出来ますが、

実際問題それは良い人間関係とは言えません。

これは上司や部下、先輩後輩に関係なく、人間としての問題です。

ハラスメントが横行しているような職場は、それが当たり前になっている場合があります。

みんながある上司からハラスメントを受けているから仕方ない。

そんな間違った考え方はしないで下さい。

また、特定の人間だけにハラスメントをする最低な人間もいます。

そういった人がいる職場は、すぐに転職を考えるか、

あまりおすすめするやり方ではありませんが、

法的な手段をとりましょう。

3.自分の成長について

これは自分の向上心が周りと合っていない場合に発生します。

自分はもっともっと成長したいのに、あまり仕事が貰えない。

また、何年も同じ仕事をしていると、成長ではなく、ただただ売り上げを上げるだけに利用される人材になってしまいます。

そういった時は思い切って転職して、自分のスキルアップの為に次を考えても良いかもしれません。

ちなみに私も、これ以上この会社にいても、対して成長しないだろうと判断して辞めたことはあります。

新たなチャレンジをくれず、ただ売り上げマシーンとして働いていた時期もあります。

そういった職場程、めちゃくちゃ引き止められます。

今後を応援するなどの思いは微塵も感じませんでした。

それは経営者として失格だと私は思います。

4.上司や社長について

最後は上司や社長についてです。

まず初めに問いたいのですが、

尊敬できる上司、社長はいるでしょうか?

いないのなら、即転職して良いと思います。

仕事を始めて最初の方はすぐには分からないでしょう。

しかし、自分が仕事を出来るようになった時に、

この思いは出てきます。

誰も尊敬できない。

尊敬出来る部分を探さないといけない。

でも尊敬出来ない。

指摘に対して、反感を覚えるなどの状態になったら、

その仕事は長く続かないし、あなたが正しければ数年で倒産します。

これは意外によくある話で、特に親族継承の会社に多いです。

二代目社長というのは、要注意です。

全てが全てではありませんが、9割以上の二代目社長は仕事は出来ません。

仕事が出来なければ、当然経営も出来ません。

尊敬もされません。

社員とコミュニケーションも取れません。

しかし、自分の会社だと思い込み、会社のお金を私的利用などをします。

数字も見れません。

こういった会社に残る意味はありません。

学ぶことよりもストレスを貯めるだけです。

こういった会社はすぐに転職を考えましょう。

以上4つが私が思う、仕事にやりがいを感じない、辞めたいと思う人へのアドバイスです。

私の経験談ですが、少しでも参考になれば幸いです。