今回は建築士として生きてきた私が、感動したオススメする建築物ベスト5を紹介しようと思います。
今回は完全に主観的なものです。
あくまで私自身の話なので、行ってみてイマイチだったなどの感想もあるかもしれません。
ご了承ください。
私は今まで色々な建築物を見てきました。
色々な講習会や研修旅行なので、色々な地にも行ってきました。
景気が良い時代は海外にも行っていました。
今は景気が悪いので、あまり海外には行けていませんが、機会があれば、是非また海外には行ってみたいです。
前置きが長くなりましたが、発表していきましょう。
私が感動した建築物ランキング!
第5位 白川郷
第5位!
「白川郷」
これは有名だと思います。
岐阜県にある雪の多い地域にある建築物です。
世界文化遺産にも登録されています。
建築物に興味がない人でも行ったことがある人も多いかと思います。
私が最初に白川郷を知ったのは、おそらく中学生ぐらいだったと思います。
まだ全然建築に関しては無知識で、自分が建築の道に行くことすらも予想できていなかった頃です。
その時は写真などで、こういう建物があるんだなぁ〜ぐらいの認識でした。
そして、実物を見たのは、30代前半の時でしょう。
その時はもう建築士として働いていて、研修旅行の一環で見に行きました。
その時の衝撃は今でも覚えています。
すごくかっこよかったです。
その時には合掌造りなどの知識や茅葺き屋根の知識が多少はありましたが、身近ではなかったです。
実物を見た時は、迫力を感じました。
屋根がかっこいいです。勾配がかっこいいです。
第5位は「白川郷」でした。
第4位 沖縄の住宅
続いては、
第4位!
「沖縄の住宅」
これは特定の建築物ではなく、沖縄の全体的な家の造りになります。
これは完全に主観的な意見と、私が建築の道に興味を持ったという理由が大きいです。
なぜ、ランクインしたかというと、これは私が高校時代の話に遡ります。
高校2年生の時の修学旅行は沖縄でした。
でも、私も普通の高校生です。
建築科にいましたが、なんとなく勉強をしていただけで、修学旅行で建築物を見たい!というより、修学旅行は遊びというような感覚でした。
しかし、この修学旅行が、私の建築に対する興味の量が変わりました。
まず最初に衝撃を受けたことは街並みです。
ここは本当に日本なのか!と思うほどの衝撃でした。
まだ、その時は沖縄の家と他の家についての違いについて知りませんでした。
沖縄は暑くて台風が多い。ぐらいの知識しかなく、その地域や風土でここまで街並みが変わるのかと衝撃を受けたことを今でも覚えています。
その経験が私の建築物に対する興味を増やしてくれました。
見慣れている人からしたら、そうでもないと思いますが、
知識のない高校時代の私にとっては、すごいことでした。
第3位 京都
第3位!
「京都」
これはあまりにも定番かもしれませんが、堂々の3位は京都です。
皆さんは修学旅行などで行った人もいるかと思います。
これは日本人として一回は行った方が良いと私は思います。
京都の良いところを挙げるとキリがありませんが、なんと言っても、その歴史的建築造りです。
建築に興味がある人は分かると思いますが、意外と金閣寺のようなものには興味ありません。
金閣寺は確かに素晴らしい建物ですが、どうしても映え感が最初にきてしまいます。
なので、私は他の建築物の方が好きです。
五重塔などの方が私は感動してしまいます。
正直京都は歴史的建築物がたくさんあり、一度行ったくらいではなかなか見こなせません。
なので、私も一度ゆっくり京都の建築物を観光してみたいです。
何度行っても、毎回感動する京都が第3位です。
第2位 富岡製糸場
第2位!
「富岡製糸場」
これは日本の代表する建築物です。
先程の京都と違い、ここはあまり行ったことがある人は多くないでしょう。
簡単に説明すると群馬県の富岡市にある日本初の製糸工場です。
大体150年程の歴史のある建築物です。
世界遺産にも登録されて知っている人も多いでしょう。
私が初めて富岡製糸場に行ったのは、8歳の時の家族旅行でした。
大工だった父に連れられて、あまり興味が無いけど行きました。
しかし、小さい頃の私はまず、その大きさに驚きました。
今でもその光景は覚えています。
まだ建築について全く無知だった子供の私が衝撃を受けたので相当だと思います。
その時は、あまりに私が見て回るので家族が困ったほどです。
その頃から建築物に興味があったのかもしれません。
ここは行って損が無いと思います。
大人になってからも一度行きましたが、懐かしさと共に、その歴史について大変勉強になりました。
第2位は富岡製糸場でした。
第1位 軍艦島
いよいよ第1位の発表です。
第1位!
「軍艦島」
言わずと知れた軍艦島です。
通称名が軍艦島で、正式には端島といいます。
ある角度から海から見ると軍艦に見えるので軍艦島と呼ばれるようになりました。
ここはとても歴史を感じる素晴らしい島です。
船に乗って見学に行けるのですが、上陸出来るのは一部になります。
初めて行ったのは、もう大人の時で建築関係の仕事をしている時でした。
軍艦島はなんと言ってもかっこよかったです。
歴史的建築物をかっこいいの一言で終わらせるのは、大変失礼かと思いますが、私はそう思いました。
もともとは石炭を掘る島として出来たものですが、建物一つ一つに歴史を感じます。
あまり語りすぎると長くなりそうなので、今回はこれぐらいにしておきます。
また詳しく書いてほしいと思った人は、コメントなどをお願いします。
以上が私が選ぶ感動した建築物ランキングになります。
主観的な思い出や意見が、あまりに多くなってしまったので、皆様の参考にはならないかと思いますが、興味があったら一度は行ってみてください。
何より建築物に興味を持つということが大切です。
学生さんなどは積極的に建築物を見に行きましょう。
社会人になるとどうしても時間が取れません。
時間があるうちに自分の興味に飛び込んでいきましょう。