今回は現在建築関係の仕事に就いている方へのお話になります。
そして、これから建築関係の仕事に就いてみたいと思っている人にも参考になると思われる話なので、もし良かったら読んでください。
まず、始めに知ってほしいのが、建築関係の仕事の離職率です。
建築関係の仕事は離職率が非常に高いです。
業種別で考えるとベスト10に入ってしまいます。
これは由々しき問題ですが、このランキングの秘密について少し解説します。
前の記事でも書いたように建築関係というのはとても広いです。
コンクリートから窓サッシ、プレカットから電気屋さんなど幅広い分野があります。
なので、はっきり言ってこれは広く考えすぎです。
建築関係の仕事は全て、きつくてしんどくて離職率が高いんだ!と思わないでください。
確かに離職率が高い仕事もあります。
詳しくは言えませんが、簡単にいうと、きつくて危険な仕事は嫌でも離職率が上がってしまいます。
その代わり、きつくて危険な仕事は給料が高いです。
短期間の出稼ぎなどでも、こういう仕事をする人はいます。
そういった人たちも離職率に含まれている為、建築関係の仕事の離職率は高いのです。
自分に合う仕事と合わない仕事というのは確実にあります。
これはどんな仕事にも言えることですが、やってみるまで自分に合うのか合わないのかは分からないです。
なので、ネットの情報が全てではないと思って考えてください。
では、本題に入ります。
この記事に辿り着いたということは、仕事を辞めたい!と思っている人が大半だと思います。
ちなみに私も辞めたいと思ったことは多々あります。
現にそれで、辞めてもいます。
ここでは、辞めるべきか辞めないべきか。
そして、建築関係から退こうか、別業種に転職しのうか。
と悩んでいる人にお伝えしていきます。
私の意見としては、ぶっちゃけた話、辞めた方が良い!だと思います。
あまりに、極論すぎるかもしれませんが、自分に仕事が合わないと感じた時は辞めた方が良いと思います。
しかし、例外もあります。
それは、瞬間的な辞めたい感情です。
仕事を失敗した!辞めたい!
や、
友達の話を聞くと友達の方が良さそう!辞めたい!
などです。
これは、意外に瞬間的な場合があります。
この場合はもう少し様子を見た方が良いかもです。
ただ、こういった一瞬の感情も、その感情を1ヶ月以上引きずるようなら、辞めた方が良いかもです。
私は辞めたい!と思ったら計画を立てます。
何月までこの感情だったら、何月で辞めよう!
この物件が大体落ち着くのが何月だから何月は避けよう!
なら、この月に退職を伝えよう!
そして、失業の準備をこの月から始めよう!
私は性格上、勢いで辞めたりはせず、意外に冷静に辞めることが多いです。
しかし、これはあくまで私の場合なので、他の人に当てはまるかは分かりません。
ただ、真っ先に辞めた方が良いパターンもあります。
それは、肉体的、精神的に限界が来ている場合です。
これは即辞める判断が必要だと思います。
しかし、この限界が来ているパターンは、なかなか難しいです。
なぜなら、不健康な為に、冷静な判断が出来なくなっているからです。
肉体的、精神的のどちらか1つでも限界が来ている場合は、なかなか辞めるという選択肢が出来ません。
辞めることを考える余裕がないというのが本当です。
このパターンは仕事の段取りなど気にせず、限界が来ていることを伝えるか、診断書を貰いましょう。
そう上手くいかないのは、百も承知ですが、自分の身体や健康を第一優先で考えましょう。
続いて、辞めた後の話に入りましょう。
建築関係の仕事を辞めるか、また建築関係の仕事をするか、
これはなかなか悩みどころかもしれません。
建築関係で、とてもしんどい思いをした人なら、もう二度と建築関係は嫌だ!と思うかもしれません。
その気持ちは分かります。
ただ、私はそこまで極端に考えなくても良いと思います。
建築関係全てが、あなたが体験した職場では無いからです。
同じような業種でも、事務所が違えば全然違うことがよくあります。
なので、あまりに偏った考え方はせずに、少し休んでから冷静に考えると良いかもです。
また、建築関係の仕事というのは、最初にも言ったとおり、たくさんあります。
自分の興味があることや、昔したかった仕事に転職するという手もあります。
仮にそれが、前の仕事より給料が安かったとしても、人生レベルで考えれば、私はプラスだと思います。
この話をするとまるで、私が建築関係の仕事をおすすめしているように感じるかもしれませんが、そういうことではありません。
建築関係じゃなくとも、興味がある仕事があれば、それにチャレンジすることが大切だと思います。
1番注意しないと行けないのは、今まで建築関係だったから、建築関係に転職しないと!と思ってしまうことです。
この日本には大量の仕事があります。
楽な仕事もあれば、きつい仕事もあり、
やりがいのある仕事、やりがいのない仕事、たくさんあります。
そういった中から自分が納得行く仕事をするのが1番です。
無理に色々考えずに自分のしたい仕事、業種をやってみて、また考えると良いと思います。
私はずっと建築関係の仕事をしていたので、説得力があまりありませんが、
将来、建築関係を引退したなら、自分の興味があった全く別業種をやってみたいと思っています。
何事もやってみないと分かりません。
辞めてみないと分かりません。
転職しないと分かりません。
全てにおいてチャレンジするのにはエネルギーが入ります。
あまり、悲観的にならずに、チャレンジしていきましょう。
私もまだまだチャレンジしていきます!
最後になりましたが、これだけは伝えておきます。
どういった道に進んでも確実に後悔はします。
しかし、その後悔を大きいものにするか、小さいものにするかは
あなた次第だと思います。
あの選択は間違っていなかったと思える生き方をしましょう。
それが一番大切だと思います。